2013年4月16日火曜日

今日の神経の流れる感触(4/16)

今朝の通勤ではいつもより早いラッシュアワー時間帯の電車に乗ったのですが、電事故にはまってしまい久々に超大混雑の電車に乗りました。
しかも空調はまだエアコンが効いておらず送風で、背中は押しつけられ左右の肩をすぼめてもぶつかりあい、足場も悪くてななめ立ちだったので揺れながらあっちこっちにもたれながら乗っていました。
前の電車が詰まっていましたから電車もゆっくり走っていました。そんな調子で30分以上乗っていたのですが、今日は背中から汗が1滴も出ることはなく過ごせました。背中が発熱する感じさえもありませんでした。

その代わり上半身の神経の流れる感触は激しくて、特に右腕はだらんとした感じでいました。

先日も電車で背中からじとっと汗は出ましたが、それはおそらく不定期にやってくる神経の移動に伴って出る汗と言い切ってよさそうです。わっと汗が出て、その後数日といったしばらくの間神経の流れを激しく感じる、というサイクルです。それを除いた代償性発汗それ自体の汗はもう今の時期では空調が効いていない満員電車でも全く出なくなったと言ってもいいと思います。

もう一つ私の感触から理解していることがあります。
代償性発汗は「汗を出そうという指令が止まらなくなった状態」という風に言われることもあると思うのですが、私はその考え方は間違っているんじゃないかと思っています。
私の体の回復を通じて言えることは、交感神経が活発になるときの背骨で作られる神経伝達物質それ自体の量はETSの前も後も、そしてリバーサル手術を受けた後もそう大きくは変わらないと思っています。体に熱がこもったり緊張したりすることで余計に助長される分というのはあると思うのですが、それは微々たるもので、根本的には私は背骨で作られた神経伝達物質の流れをETSが変えてしまったために上下のバランスが崩れてしまっただけだと思っています。そのくらい、ETSによって止めてしまった上半身に向かうべき神経の量は大きいものだと思っています。

そして上半身に向かう交感神経をせき止めて細くしてしまうということの影響は手の汗だけではないです。顔や頭の汗、唾液や涙といった分泌物も私は減りました。それにまぶたが重くてはれぼったくなり、顔へのうるおいが減ることでちょっと老けて見えていたかもしれないです。ETSを受けた時はそこまで気づかなかったものもありますが、リバーサル手術を受けて元に戻るにつれて減っていたということに気づいたりもしました。ただ、それよりも味を楽しむ味覚や楽しいと感じる感情、前向きに考える気力というかエネルギー、満足感、達成感、幸福感、食欲 etc、そういった交感神経が作用するものを私は相当に失っていたと思っています。また副交感神経が優位になったからなのか、うつの症状も出ていたと思います。そしてこれは自分の気持ちだけではなんともできない外科的な要素だったと思っています。これらも全部、時間こそかかってはいますが、リバーサルを受けて回復してきているものです。

このような理由で、私はETSは美容目的では絶対に受けるべき手術ではないと思っています。
例えばおつりが気になるとか恋愛がしたいというレベルの悩みでは私は絶対におすすめしたくないです。本当に必要な人はいると思いますが、どうしても今の生活が辛くて耐えられないという人でない限りはETSは受けない方がいい手術だと私は思っています。

今回最後はETSを受ける前の人向けの書きっぷりになってしまいました。
でもETSを受ける前の方がこれを見て、本当に自分にとって必要なものなのかということを再度考えてくれる人がいたらなぁということを、私は祈っています。

まるとん


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