2013年10月19日土曜日

リバーサル手術を受けた人への質問コーナー Page.1


リバーサル手術を受けた人に質問をするためのページを作りました。
術後の経過の話だけではなくて準備のこととかでも構わないので使ってみてください。

メールで私宛てに質問を頂くこともありますが、そういったものも全てここを使うようにお願いします。
状況も考え方も人それぞれだと思ってます。リバーサルを受けた人も差し支えなければご自身の意見で返信を書いてくれるとうれしいです。
そのようなこともあり、あくまで参考として捉えてくださいね。
まるとん

12 件のコメント:

  1. はじめまして まさむねです。

    2年前この手術を受けました。術後にいろいろと出てくる副作用がだんだん抱えきれなくなって、ここで知ったリバーサルを進めようとしてます。
    先日、今起きてる症状について回復する可能性をフィンランドのドクターへ確認したくなりフォームを送ったら、たんたんと2度目の返信が返ってきて請求書まで送られてきました。あまりに急だったので、「日程とか少し考える時間をください。」という内容をフォームで返信したら、そのあと音沙汰がまったく途絶えてしまいました。(日時を指定されたわけじゃないです)
    ひょっとしたら文章をみて“受けたいのか受けたくないのかよくわからん(怒)”と後回しにされたのか、一向に返事がきません。
    毎回モニタリングフォームから連絡内容を送るのもおかしいと思いましたけど、ドクターから返信をいただいたアドレスだけでなく結局こちらにも送信して様子をみてるとこです。
    リバーサルの計画を成功させた方々は、そこに行き着くまでにどのような流れでドクターと連絡を取り合いましたか?
    それとも、請求書が添付されてきた時点でまず支払いを済ませないと次の相談(日程調整など)には進めないという意味なんでしょうか。
    宜しくお願いします。

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  2. まずフィンランドのドクターに回復する可能性の問合せのみの場合、返事をもらえる可能性は皆無でしょう。
    例え、リバーサルを受けてうまく神経が繋がってもどこまで回復するかは個人差があるので、ドクターも正確には
    答えることは出来ないのではないでしょうか。
    おそらく、手術がうまくいったとしても少しづつ良くなるでしょうとまでしか言えないでしょうね。

    海外は契約社会なので、フォームを送信する=リバーサル手術を受けます と捉えていると思います。
    リバーサルの情報を本ブログおよび他のホームページや海外掲示板、ドクターのブログで情報収集し、それでもリバーサルを受けたいという方のみ、フォームを送信すべきでしょう。

    リバーサル手術は決して受けた人すべてが回復する手術ではありません。
    そのリスクを受け入れる覚悟が必要です。

    オスカー(一年前にフィンランドでリバーサルを受けました)

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  3. 東北のオスカーさん

    ですね。意義深いご回答ありがとうございます。
    フォームを送信する=リバーサル手術を受けます と捉えてくれるように私も願ってます。
    私が困惑したのは、あと3ヶ月を過ぎれば日程を合わせられるのに請求書の日付が2013年
    だったこと です。この契約書は「年内中に」と思うのですが違うでしょうか? ここをはっきり
    知りたいです。もしそのとおりだったら次に何が起きるか察しがつきますよね、契約社会なら。

    あと、実際にお会いしたドクターはそれほどドライな印象でしたか? フィンランドはヘルシン
    キ宣言が行われた地、なのでインフォームド・コンセントを求めることが私はむしろ患者側の
    マナーかな~と感じてしまいます。最初の Follow - up をもとに執刀計画を立てるというので
    すから、きちんと説明し理解を示してもらうのは自分自身にとっても重要なことですよね。
    症状とは検討違いの術式なのに「是非お受けください」と告げられるのもどうかと思うので。

    私がもらった返事には、 Follow - up でお伝えした症状の中から、過去の症例に照らし回復
    する可能性が高い部位を具体的に示してくださいました(割愛)。とはいうものの、元がETS
    なら現在の医療レベルで正確に回答なんてまずありえないと思うので(ETSじゃなくても医療
    のすべてに言えるでしょう)、もちろんドクターも次のようにそのことを補足してます。
    「The only thing is that it is very difficult to answer them with precision. [……]You
    are right that there does not exist any perfect treatment.」そして、「what is once done,
    can never be undone.」と。賛否はご自由です。私はその通りだろ~なぁと思います。

    何だかんだといっても、私はいまだリバーサルを受けることができてない人、オスカーさんは
    望みを叶えられた人。これが覚悟の重さの違いかもしれませんね。

    また心境が変われば、どのように連絡が進んだのか教えてください。
    支払いが先だったのか日程が先か。Tilkka Hospitalサイトに記載のアドレスに返信したとか
    でも結構です。

    宜しくお願いします。
    まさむね

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  4. まさむねさん
    もし良かったら「今起きている症状」について教えていただくことはできますでしょうか?
    もちろん代償性発汗はあると思うのですが、まさむねさんが何か悩まれている症状があって、それがETSによるものなのかどうかを聞いたのかなと思いました。
    今までにはETSを受けて数年経ち、それまでは全く問題なかったものの体を動かすのも辛い原因不明の神経痛に悩まされた方とか、パニック症状が起きるようになった方とか、いらっしゃいます。でも、別の原因もありうるし、ETSによるものかどうかを特定できない限りは治るかどうか分からないと思います。

    私は「日程とか少し考える時間をください。」という返答をしたのであれば、ドクターから返答ないのは正しいのではないかと思いました。あとは受ける時にまさむねさんが、「いつ頃に受けたいので手術を受けさせてください。」とお伝えしてスケジュール調整をお願いすれば良いと思います。連絡するメールアドレスはドクター Telaranta の gmail のアドレスで大丈夫だと思います。事前のメールのやり取りは通訳を紹介してくれと伝えれば通訳を出してもらえます。その費用も手術費用に含まれてます。
    請求書のことですが、費用の確認と受ける際には書いてある口座を使って海外送金で支払うことになるよって言うのを伝えたかったんじゃないかと思います。手術費用だけじゃなくて、ホテル代、通訳さんの費用、スタッフにかかる費用も込みって書いてあるんじゃないでしょうか。
    支払いはスケジュールが決まってからで大丈夫だと思いますよ。
    では。
    まるとん

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  5. まさむねさん
    先にコメントした内容がちょっと冷たい表現だったので、気に障ったかなぁと心配してました。
    これでも小心者なので。
    まさむねさんがリバーサルについて良く調べていることが理解できました。
    私のことを「東北の」と付け加えているということは、まるとんさんのブログを良く見てらっしゃるのでしょう。

    私の場合ですが、(時系列です)
    1.ドクターへ手術希望のメールを送る
    2.ドクター自身のブログ紹介と通訳さんを通じて連絡する旨の返事を頂く
    3.通訳さんから返事を頂くも、いきなりの請求書と手術日の連絡です。
      (ここは経過は違えどまさむねさんと一緒です)
      ある意味、この連絡で私の決心が固まりました。ただ、手術日があまりにも直近だったため、
      約2ヶ月先の手術希望日を2つほど候補に挙げて、返信。
    4.しばらく返事は待たされましたが、手術日は私の希望日に合わせて頂きました。
    5.手術費用は1カ月前に送金しました。
    大まかですが、このような流れです。


    ドクター(テラランタ医師)はとても優しい先生です。
    そこは心配しなくても大丈夫ですよ。


    東北のオスカー



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  6. まるとんさん

    ご返事ありがとうございます。
    パニック そう確かにあわてました。みなさんのコメントを見て相当待つはずだと思っていましたから。
    すぐ回答しなければチャンスを逃すんじゃないかという逼迫感。休暇日数はこれから連絡を待つ期間と並行してためる、「わかりました」の返事がくる気がしたが実際は来ない。ちょっと整理がつきませんでした。その後にもう一度送っていますが、「具体的にこの日程でお願いしたいです」と加えるのはやっぱり躊躇したんです。不確実な日程を さも確実にみせる偽りはしたくなかったので。 私は何をやっていたのでしょうね。とにもかくにも、まるとんさんご指摘のとおりですよ! 請求書の内容についてもこのブログを見ている方がよく理解できると思います。連絡の仕方のこと、支払いのこと、こんな情報は経験してないとまずわからないですから、詳しく書いてくださりありがとうございます。

    私の方からは 今起きてる症状でしたね。 ~このコーナーでも平気なら。
    先に、私は二期的手術の医療機関を選んだので遮断は右側だけ です。最近のETSだから術中電気刺激試験を用いたとのこと。その甲斐あって術後は“右手のひら“がいつもドライです。医師には「辛いものを食べてみてください 平気ですよ!」と伝えられその通りでした。あとそうですね うまく言えないですが、道を歩いていて目の前に車が飛び出したら”ひやっ”としますよね。そういうとき手術側の背中中央に神経が通るような熱い感じが一瞬します。これは術後の痛みが治まる“さいごのあがき“が終わるあたりから現在も変わりません。そして、私の場合は下半身への代償性発汗は今のところ一度もないです。足裏の汗っかきが少し気になりますけど、これは元々ですから。

    <頭・顔の発汗>
    それから2年たった今はというと、頭から代償性発汗します、合わせて顔にも。左が温熱性で右は味覚性。これは正直かなり辛いです。夏に電車へ乗れば冷房が効いてる室内でも頭から汗が流れてきて目的の駅についても止まりません、もちろん左半分だけです。今の季節からはだいぶ楽になるのでまたごまかされます。もう少し言うと左側の頭には緊張性発汗もあります。以前、社内の報告会で三・四十名の前で説明をしていると、次から次へと汗が顔をつたってきて、「おまえでも緊張すんのか?汗すごいぞ」って偉い方につっこまれ、赤面もでたかな? そんな記憶があります。
    これらの症状が、じゃぁ汗だけで済むかというと 全然、体温上昇が伴うのですよね。頭に血圧があがっている感じもわかります。測りようがないのであくまで感覚ですが、特に左側の威力がつよい気がします。
    “頭に熱がこもる”というのもよくわかります。ぼ~とする感覚から始まって、ひどくなると丸一日風邪を引いたように重たくなります。本当の風邪なんて1年に1回引くかひかないか なんですけどね。まぁこんな状態ですから、今年の夏季は休暇の日にとにかく寝ていました。思考停止するので何ひとつやる気も起きませんし、体を起こしたいとも思いませんから。
    最近またわかってきたのは、多少暑い(温熱性勢力がつよい)時期に、初対面の人と目を合わせて会話すると左の頭からなぜか汗が流れてくるのです。⇒ 緊張発汗すようになりました。
    右の味覚性は「辛い」もの「熱い」ものなら頭が少し湿る程度ですかね。ただし私の個体差は、焼肉、すき焼き、鶏のから揚げ、ラーメン、ハンバーガーなどのファーストフード、たぶん“にんにく”とか化学調味料の濃いものに反応するようなので、これらを食すと2~3分で滝汗開始です。食事が済むとすぐ止まるけれども髪はベタベタのまま。右腕には鳥肌の感覚とわずかに湿り気がでます。これらの料理臭を嗅ぐだけでも頭に鳥肌が立つ感覚がありわずかに発汗を感じます。(人によってチクチクと表現してるのはこのことかな?) この結果、私生活はもちろん、つき合いなどでも定番の食事は大半が制限されました。どうしても食べたくなったらどうするか? その都度頭を洗う しかないです。洗えない場所ならきっぱり断る。髪もフサフサとは言えるほどではなくなりましたから濡れるのは恐怖ですね。(ここは余計でしたか)

    <胸・背中・脇>
    代償性発汗は普通にあります。いい機会なので昨日職場の室温計で正確に測定してみたら発汗開始は27℃超でした。“みぞおち”のラインから上で胸・背中とも中央から発症します。私の職場には年中30℃超~夏季40℃(ピーク)で雨がふる日は同じように湿度も上昇する部屋があります。ここを毎日何度も行き来しますから、汗ジミがないという日はプライベートを除いて一日とてありません。湿度も高いと汗がなかなか蒸発してくれませんからね。私たちの体の場合何が起こるかは想像におまかせします。
    それはそうと、元々私は脇多汗と診断されこの手術を受けているのですけれど、半年近くはある程度抑えられていたものの、これも今は戻りました。

    <手の平>
    片側遮断なので左右差があります。夏季以外は通年右手が冷たく指先もたまにズキズキして、血色が違います。いつも右の方は赤みがなく白っぽいです。近頃少しパターンに違いがあり、左手はふつうで右手がほてって赤くなるときがあると気づきました。(ひょっとするとこの変化は、まるとんさんの言われている「神経が枯れて」行く過程なのかなと思ったりします。たとえば視力を失ったことによりが別の五感が研ぎ澄まされてゆく過程とか、“わるあがき”とか、回復ということは~ないでしょうね)
    それでも今の季節 そろそろ右手の表面がまた割れてくると思います。
    紙をめくる、買い物袋の口を開く。これらが右手でしづらくなると伝えられていましたけど、し辛いというか無理ですね。 1年中左手に活躍してもらっています。そして指先の感覚がうすいので今入力しているキーパンチも右手だけ50%以上外れ です。

    <その他>
    代謝が良すぎるので 発汗しているときは“もよおす”のもやたらと早い。こちらもそれなりに参りました。
    事前に医師から、症例は少ないが相談に来る方がまれにいると聞いていたようにも思います。今思えば理にかなっています。

    こうして文章を組み立てている間も、思考の歯車がうまくかみ合わなくなるというか遮られるというか、以前のようにスパッと出てこないというか。何かが変わってしまったのですよね。頭を使うたびにとボーとのぼせてくるような感覚もあります。
    ETSをスケープゴートにしたくない と自分に言い聞かせているのですが、目に見えない“感覚”のことは答えが出せません。しかし、このような迷いに踊らされている間にももし「神経が枯れて行く」のだとすれば、せめて回復へ向かう道に乗り換えて、神経を繋いでから迷っていたい。今はそのように思っています。
    ~ ここまで ~

    一投稿者がこんなに書き込んでいいのかっていうくらい長くなりましたけれど、「なぜETSによるものと特定できるのか」 との質問に回答するとなると致し方ないと思いました。まるとんさんが希望されたように、やはり他に説明の仕方が想いつかなかったです。それと、「いまだETSの選択を決め兼ねている人がもし見ていたら」なんていろんな思いも馳せると、羞恥心も捨ててみたくなりました。“すがる思いで保険適用の手術に飛びついてみたら これだけ別の異常が増えた人もいる” ということと、「別の異常を抱えて行くのはもっと大変そう~」 と気づいてくれる人が一人でもいたら 幸いだな と思いましたから。

    まさむね

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    1. オスカーさん

      ご返信ありがとうございます。
      私こそ、初回にしては文体の選択が少し軽すぎたかぁーと省みていました。
      私なら大丈夫です。正直ちょっと辛辣だなって感じましたけど、なんかボ~っとして思考回路が追いつかないですし、右腕は精神性の鳥肌が立たないのでダメージは半分くらいで済みます(笑)。余計な感情を使わせてしまったとすれば申し訳なく思います。
      私が見ているオスカーさんの存在は、それが小心者であろうがなかろうが、やはり自らの手で望みを叶えた人 です。 なので、ただただ羨ましいと思っています。それだけのバイタリティがおありなら、小心者とは言わせたくありませんけどね。

      渡航までのプロセスについて、とてもわかりやすい実例を挙げてくださってありがとうございます。
      もちろん私も、国内の医療機関サイトを見るだけでなく可能な範囲で直接問い合わせてみたり、膨大な海外情報にも目を向けました。しかし、「フィンランドの医療レベルと医師はきっとよい治療をしてもらえる。」と希望をもったとしても、何を実行すれば受け入れてくれるのか不安がさらに募るばかりでした。ブログを拝見した中でも、これだけ多くの方がリバーサルを望んでいる。なのに、プロセスがまったく見えないなら希望と不安が交錯して迷走するばかりじゃないだろうか、とも感じました。
      少なくとも私は、まるとんさんと オスカーさんの実録(時系列)を見て、どのような過程でゴールにたどりつくのか想像できるようになりました。あとはドクターの引退までに実現できるかどうか なのですよね。
      私は勇気がもらえました 感謝しています。
      最後にもうひとつ宜しいですか、リバーサルを実現したいと願っているブログの一読者として。
      ヘルシンキ空港は夕方になると日本人の搭乗者も多く、日本語通訳者が常駐だと伺っています。
      病院までの渡航に外国語で苦労されたことはなかったですか?

      宜しくお願いします。
      まさむね

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    2. まさむねさん

      フィンランドは英語が話せればコミュニケーションに不自由はしないでしょう。
      が、、、、私は英語がとっても苦手です。
      ほとんど話せません。
      私がヘルシンキ空港から病院までの移動について、ここでも時系列でお話しします。
      ・事前準備 手術する病院名「Tilkka hospital」と住所のメモ書き
      1)ヘルシンキ空港を出るとタクシー乗り場が目の前にあり、何台も止まっています。
      2)先頭のタクシーに近づき、ドライバーに「エクスキューズミー。(ここでメモを見せて)プリーズ」
      3)Tilkka Hospitalは有名なのでドライバーさんはすぐに理解。
      4)そのままTilkka Hospitalに到着。タクシー料金は35~40ユーロです。

      帰り
      私の場合、日曜日の退院でしたので職員がおらず自分でタクシーを呼びました。
      1)前日にドクターからタクシーの連絡先を案内されました。
      2)退院日にタクシー会社に連絡。「ハロー。タクシープリーズ。Tilkka Hospital」で通じたと
        思います。その時に迎えのタクシーナンバーを言われるので覚えておいたほうが良いでしょう。
        「19」って言われたら、迎えのタクシーのどこかにそのナンバーが表示されています。
      3)タクシードライバーに「ヘルシンキエアポートプリーズ」で空港へ。
       注意)ヘルシンキ空港は入口が確か2ヶ所あるので、そこまで行先を告げるが良いでしょう。

      これで無事にヘルシンキ空港に到着。

      心配性の私は早めに空港に到着し、しばらく時間を潰してましたが日本人らしき人はあまり
      見かけませんでした。

      問題はチェックインですね。
      今のパスポートはICチップなので、ヘルシンキ空港では端末で手続きします。
      端末の操作方法を一切知らない私は、係員にパスポートとチケットを見せて「プリーズ」。
      (係員は青い制服姿で何人かいらしたと思います。ちなみに女性でした。)
      係員は満面の笑顔ですべての操作をやってくださいました。
      フィンランド、すばらしいところです!サンキューベリーマッチ!

      とまぁ、こんな感じです。お恥ずかしい。

      おまけ。
      タクシーを利用するとドライバーさんは必ずレシートを渡します。
      私がレシートをもらう前に降りようとすると
      「待ってくださ~い。レシート」と片言の日本語で言われた時、感動しました。
      また、出国するセキュリティーゲート通過後の空港内入口のパスポートチェックのときに
      係員に「行きたいですか?」と日本語で言われ、「はい、行きたいです」と思わず答えてしまい、
      係員がにっこりされていたのがちょっと恥ずかしかったです。
      親日国家、フィンランド!

      英語ダメダメ オスカー


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    3. まるとんです。

      オスカーさんの自力でタクシーを呼んだっていうのはすごいです。

      私のときはリバーサルを受けにフィンランドに行ったのが初めての海外、もちろん一人でした。
      リバーサルを受けた人は海外にはほとんど縁がない人が大多数で、リバーサルのためにパスポートを初めて取った人は私の友人で数えても半数以上になると思います。でも心配な人ほど連絡をくれたりするのでその割合は実際よりも多くなってるかもしれないですけどね。

      私が受けた時は2002年の1月。2001年9月にアメリカでテロがあったため、空港はかなりの厳戒態勢だったと思います。
      デンマークのコペンハーゲンで乗り継ぎをしたのですが、そこのEU入国審査でしゃべれなかったためにスムーズに通してもらえなかったです。多分渡航目的とか何日間どこに滞在するんだとかそんな程度の質問を英語で言われたとは思いますが、何を言ってるのか分からなかったのでどうしようもなかったです。日本人探して来いって言われてUターンして近くに座ってる人に声かけたりとしても日本人いなくて、最後の最後にそのまま通してもらえました。
      フィンランド航空で成田と関空からヘルシンキ、ヴァンター空港への直行便が毎日出ているので、それで行けば近くに日本人がいるはずなのでそのようなことにはならないで行ける確率は高そうです。成田、関空どちらから行っても所要10時間とかそのくらいで現地に午後3時とか4時とかそのぐらいの時間に着くと思います。名古屋からも直行便はあるみたいです。ほとんどの人はタクシーで手術をする Tilkka 病院に直行してその日のうちに術前の面談をドクターとします。宿泊するホテルの会議室でミーティングをした人もいて、フライトのチケットを買ってその時間を伝えたときにどこで何時に会おうということを指示されると思います。そういったミーティングの場には通訳さんもいらっしゃって日本語で話ができます。別の言い方をするとミーティングの場にだけ通訳さんはいらしてくれるということなんですけどね。ちなみにTilkkaは最寄りのトラム(路面電車)の駅名にもなっています。

      あと、帰りの空港の入り口が2か所の件、航空会社別にターミナル1とターミナル2があります。成田も第一ターミナルと第二ターミナルは航空会社別になってますからそれと同じですね。飛行機のチケットに Terminal 2 といったことが書いてあるのでそれをタクシーに伝えればOKです。

      少々話せなくても失敗しても、手術をしに行って帰ってくるということであればみんな実現しています。英語しゃべれたら少しは楽しめただろうなぁというのはみんなが思うことです。スリなどの最低限の予防はしておくべきですが、ヘルシンキの治安はとてもいいです。

      リバーサルを受けに行った人の渡航失敗談は是非みんなにも書いて欲しいです。

      では。
      まるとん

      削除
    4. オスカーさん まるとんさん
      まさむねです。

      貴重な体験談を書いてくださって本当にありがとうございます。
      ヘルシンキはフィンランド語だけでなく英語も使える人が意外に多いと伺っていますが
      タクシーの乗車ならまずドライバーに行き先をみせて 「 プリーズ!」
      端末操作は係員にパスポートをみせて 「 プリーズ!」
      コツさえつかめば~ 確かになんとかなりそうですね。

      いざとなったら電子辞書の画面を見せつけるか、もしくはスピーカーに繋いで代わりに
      しゃべらせようと思っていました。私の英語力中2ですから。

      今、改めてドクターからの返信を待っているところです。
      もし承諾の返事をいただけたら、まるとんさんの時と同じ最高気温が氷点下の時期に
      渡航することになります。さすがに欠航ということはないと思いますけど防寒対策には
      気をつけないといけませんね。

      まさむね

      削除
  7. まさむねさん
    まるとんです。

    書いていただいたコメント、このページ上でももちろん大丈夫です。分かり易く詳しく説明してくださって、本当にありがとうございます。個体差ということについて、見ている人にとっても自身と比較できることがあったりと参考になるんじゃないかと思いました。みなさんもコメント広場を使って自由にコメントをしてくれたらうれしいです。

    まさむねさんのコメントを読んで、おそらく受ける意思は固まっていて翌年の休暇を加えることで準備が整うのかなと思いました。
    もう具体的に受けたい時期が決まっているのであれば、先だったとしても伝えてしまうのは意味があると思いました。例えば「来年の2月に受けるつもりなので、その時には必ず受けさせて欲しい。」とかですね。
    ピンポイントはというとそれはもうドクターの都合次第だと思います。でも友人の shinobu さんは今年のGW中に行ってきたことをお聞きしていますし、リヨルデさんも夏季休暇を利用して行って来たことを聞いてます。

    これは私の回復の過程から感じていることですが、胸部の神経がつながることによって頭部への神経の流れる感触も感じています。頭を流れる神経や毛細部の神経のことでも触れましたが、首筋からこめかみに向かっての流れで、左右両側ともこの流れを感じています。おとなしいときはこめかみのあたりで脈と同調している感じなのですが、激しいときは首筋からこめかみまではっきり流れる感じがします。血流とは全く違うもので、時に毛細部に流れてつながる感触がありました。歯に流れてピキピキとしたり、目がしみて涙がぼろぼろと流れたり(いつも片目)、視界が真っ白になったりも何度もしました。そして頭の中では頭皮と頭蓋骨の間に綿状にくるまれたようになっているみたいでそこに流れる感触も幾度となく感じました。こういったことはリバーサル手術で胸部の交感神経をつなげたから、そのバイパスを通じて上半身への神経の流れを何年もかけて少しずつ少しずつ回復し、神経の流れる強さも徐々に徐々にと強くなったために起きてくれたことだと思ってます。ひどい恐怖感に襲われたりいきなり出る背中の汗などの辛かった症状もたくさん起きているのですが、それが回復だと信じてます。

    毛髪についてはフィンランドのドクターのブログで触れています。
    【マルセイユの会議から】
    ここに載っているスライドに ETS side effects(ETS の副作用)があって、loss of of normal hair nutrition(毛髪の栄養の減衰)も書かれています。私は毛髪については特に変わったことはなかったです。
    他にも、Lethargy, energy loss less frequent(頻度はまれになるが、無気力、覇気の消失)、Social and general anxiety due to unsocial sweating(不自然な汗による社会的不安)も ETS の副作用として明確に記載され認識されています。

    これらが元に戻るか、私は切った胸の箇所をリバーサル手術でバイパスを作ってつなげてもらえたとして、その後、腕、手、頭に元々流れていた交感神経の流れをどれだけ取り戻せるか次第だと思ってます。
    特にまさむねさんは左右差を明確に感じていらっしゃいますから年のせいじゃないことは分かってるんじゃないかと思います。
    それでもどこまで回復しますという保証は全くないので、運動をしたりとして回復する努力が必要だと思ってます。
    ドクターのホームページ、【洗練されたETSリバーサル手術】の一番最後の所にもそれは書かれてます。

    表2 再建術の結果

    〇効果があった 4-5 / 29%
     1 = 改善せず
     2 = 代償性発汗がいくらか軽減
     3 =代償性発汗は大幅に軽減した、若干の新たな発汗
     4 = 実質的に代償性発汗はなし、ほぼ正常な発汗
     5 = 代償性発汗なし、正常な発汗パターン

    →追跡 14 か月と書かれているので単純比較はできないですが、私の今の状態(リバーサル手術後11年9か月)をこの5段階評価で選んだとすれば、限りなく5に近い4でしょうか。。。


    〇有益だった / 81%
    →必ずしも効果を実感できるということは保障していないことを示しているんじゃないかと私は思ってます。

    では。
    まるとん

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  8. まさむねさんの質問が思ったよりもボリュームが大きくなったので次のページ リバーサル手術を受けた人への質問コーナー Page.2 を作りました。
    まさむねさんの質問についてはコメントの「返信」を利用して引き続きこのページに書きこんでください。
    新規の質問は次のページを使ってください。

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