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これは新・金魚板という掲示板に昔私がコメントしたデータのバックアップです
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新・金魚板はまだ存在しているのですが、リバーサル手術を受けた後の私の回復の状況を時系列で載せたかったため掲示板の管理人さんに私の書き込んだコメントのデータを転載することについてお話し、私の責任にて公開することの許可をいただいたので、ここに掲載します。
なお、新・金魚板のアドレスは下記になります。
http://www3.rocketbbs.com/601/kinbbs.html
(No Subject)
sat ( * / * ) 2011/10/16
管理人さん。
はじめまして、satと申します。
九州在住のものです。
ミクシーから、ここにたどり着きました。
私は、約10年前に多汗症の手術を受けました。
やはり、代償性発汗で悩んでいます。
具体的には、胸、お腹、背中、太もも、すねなど、代償性発汗の威力はすさまじいものがあります。
手術は学生時代の夏に受けました。
術後は、夏にも関らず、手の汗がなくなった夢がかなったとうれしくて代償性発汗に対する抵抗よりも、そのうれしさであまり気にしていませんでした。
また、学生だったこともあり、夏にあまり外に出ることもなかったですし、スーツすがたや、作業着などの制服を着ることもなかったことと、医師から代償性発汗も後には落ち着いてくるとの説明があったため、さほど気にしていませんせでした。
2年、3年経つ内に社会人になり、営業でスーツを着ることになって代償性発汗を気にするようになりました。
緊張状態にあるときなどは、秋や春でも、ものすごい発汗を感じます。(冬は感じません)夏になると、じっとしているだけで、スーツの中がビショビショです。
この掲示板の存在は、2ヶ月ほど前に知ったのですが、なかなか書き込むまでにはいかず、ただ内容を見ているだけでした。
しかし、この秋は、気候的に暑いせいか、今でも代償性発汗(気温20度ほどの暑さ)を感じ、また、現在仕事をしていないため、より一層代償性発汗のことばかり毎日考え、鬱状態になっており、書き込むことにしました。
ここ5年ほど、まともに仕事をしていません。
そんな中将来に対する不安と、夢が持てない毎日で一層のこと死にたいと毎日考えています。
山本クリニックがあることも知っていますし
、私も手術を受けることも可能だと東京まで診察に行ったこともあります。
しかし、説明を聞いていると、代償性発汗の威力が多少なり改善されたと言う結果が報告されているだけであって、以前の体に戻るわけではないため、代償性発汗の手術は考えていません。
また、海外での手術は、山本先生によれば、神経の種類が違うため、推奨しないとの説明を受けました。
ここで、何を訴えたいのかわかりませんが、とにかく毎日のこの生活から開放されたいのです。楽になって死にたいです。
下記の方が書いていると通り、40度の気温の中Tシャツ一枚で夏の中を歩きたいです。
夏祭りに行きたいです。
夏にアウトドアでキャンプに行きたいです。
でも、今は死にたいです。
→ まるとん ( * / M A I L )
satさん
こんにちは。まるとんです。
私はこの掲示板のゲストの一人ですが、ミクシーを見られたということだと私のことをご覧頂いてのことかなぁと思いました。ですので、私から返信させていただきますね。
外出のこと、悩んだりするメンタル面のこと、仕事のこと、辛い状況はよく分かります。
そこでちょっと補足的に私の考えをお伝えしたいことがあります。
リバーサル手術ですが、私は山本先生がリバーサル手術を始めるよりもずっと前に私はフィンランドで受けました。
当時兼平クリニックのホームページにはフィンランドのドクターが試験的に日本人にリバーサルを行ったということの記載があったことと、私がフィンランドに行ったときの通訳さんが私より4カ月ほど前に1人だけ日本人がリバーサルのためにいらっしゃったという話を聞いたこと、から私は実際かなり初期にリバーサル手術を受けたと思っています。
そしてここからは本当に私の個人的な考えですが、私はETSで切った箇所の神経をつなげることができさえすれば、ふくらはぎの神経の移植だろうと肋間神経の移植だろうと肋間神経をつなぎかえてバイパスする方法だろうとT5以下の下位の神経を使って移植する方法だろうと、どのような方法だったとしてもつなげさえすれば回復はしてくれるんじゃないかとそう信じています。
ただ、切った箇所を通じた腕、手、頭への神経は全て枯れてしまっているんじゃないかと思っています。そのためリバーサル手術で切った箇所をつなげただけでは代償性発汗に対して効果はほとんど全くといっていいほどなく、枯れた箇所へ神経が流れてつながって活き返ること、そしてお腹以下に押し込まれた神経が再度腕、手、頭に収まることが必要だと思うのです。
そしてこれには私は約10年経っていますが未だに終わっていないのです。
私のケースではふくらはぎの神経を切り取ってそれをチューブに詰め込んでバイパスしたわけですが、確かにそれよりも肋間神経やT5以下といった使われているままの神経を切り取って使う方がバイパス箇所のつながり具合、流れ具合はいいんじゃないかと思うのです。
でもふくらはぎの神経を使った私のバイパスをした箇所も時間をかけたかもしれないけどもうつながりきっている気がしています。そして毎年ちょっとづつちょっとづつですが、確実に良くなっていて、そして神経が移動する流れも速くなっているのを感じています。速くなればなるほど、お腹に収まっている神経が抜けて腕に流れていく量も増えていて、汗の減り具合を含め回復がより進んでいるのを実感しています。
私はこのような神経の移動が終わらなければ最終的な状態は分からないんじゃないかと思っていること、私はふくらはぎの神経の移植だったが他の方法だったとしてもきっと同じ様に時間がかかるはずだと思っていること、つなげることができさえすれば移植元の違いについてはそれほど違わないんじゃないかと思っていることを、私は医者ではないですがリバーサル手術を受けてそしてその回復を感じている一患者の勝手な意見と聞いていただけたら、うれしいです。
( 2011/10/18 no.20 )
→ マンダリン ( * / * )
satさん、私も同じです。死にたいです。
真夏の猛暑の中、平気で夏祭りで神輿を担いでいる人たちを見ると羨ましくなります。
この体じゃ夢も希望も持てなくて、ただただ将来が不安です。私も常に不快で拷問にさらされたようなこの体から解放されて楽になりたいです。
( 2011/10/25 no.21 )
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続きはこちら
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【新・金魚板#6】** (No Subject) **
http://marumarutonton.blogspot.jp/2012/06/6-no-subject-20111102.html
新・金魚板のコメントを初めからみる
【新・金魚板#1】** まるとんです。 **
http://marumarutonton.blogspot.jp/2012/06/1-20110603.html
(新・金魚板ではなくて)金魚板のバックアップはこちらから
【金魚板#1】** リバーサル手術を受けたいと考えている方へ **
http://marumarutonton.blogspot.jp/2012/06/1-20050318.html
私がフィンランドでリバーサル手術を受けてからの状況をまとめたものです。
リバーサルを受けた皆さまへ
もし良かったら最近の調子などをコメント広場に書いていただけたらうれしいです。
This blog is a summary of the situation since I took ETS reversal surgery in Finland.
Almost written in Japanese but several articles written in English.
you can read from English articles tab.
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