2020年10月30日金曜日

神経の流れる感触はどこから来ているのか?

ここ最近神経の違和感は割合おとなしかったのですが、今朝は目が覚めた時からしばらくずっと(1時間くらい?)、「右脇の下」と「両腕の上腕と手のひら」で神経の流れる感触が激しかったです。

布団で横になったまま、念入りに指の1本1本を確認しながら様子を見ていました。手のひらは「親指、人差し指、中指」が激しく感じ、「薬指」が軽く感じ、そして「小指」は全く感じない、となってました。

それを Wikipediaの手のひらの神経 と見比べてチェックしました。
手首中央に太い黄色い神経があって、この延長線、つまり支配領域は「親指~人差し指~中指~薬指の半分まで」となってます。ちょうどこの神経が、いま現在の私の「神経の流れる感触」を引き起こしている神経です。

この神経は正中神経(Median nerve)といって、脇の下を通っており(脇の下も同じ感触がするので合ってます)、さらに腕神経叢(わんしんけいのう:brachial plexus)というところから出ているのだそうです。

腕神経叢はここにあります。
こちらも図は Wikipedia からの引用で、中央の太い黄色い線一帯です。

ただ、この腕神経叢は、正中神経だけでなく、尺骨神経、橈骨神経、腋窩神経などなどなどなど、多数の神経に枝分かれするおおもとの神経のようです。

Wikipedia の中には分解したイメージ図もありました。
赤い四角と青い点線は私が描いたものです。こうすると正中神経は、C5~C8およびT1から来ていることが分かります。(※Cは頸椎でTは胸椎)
※神経は分岐して広がっていくものって考えてたんですが、合流もするんですね。

私のETS切除部位は右T3/T4、左T2/T3で、それぞれをバイパスするようにつなげていますから、それよりさらに下位の部分になりますね。交感神経幹はT1と直接つながってるはずなのですが、ここには書かれていないようです。

図書館でも本を借りて来ていろいろと調べているのですが、今分かったのはここまでです。
あと、これらの本を見て新しく分かったことは、交感神経幹は背骨の脇にへばりついてるぐらいに思っていたのですが、どうやらそうではなく、いろいろな組織の中に絡まるように胸の中に収まっているということでした。

2020年10月21日水曜日

病院で処方された黄連解毒湯と抑肝散は多汗症とは関係ないらしい

昨日漢方を中心に扱ってるクリニックに行って、2つの漢方薬(黄連解毒湯と抑肝散)を処方してもらいました。今日は漢方についていろいろと調べました。
調べた結果は 多汗症に使われる内服薬について漢方とは多汗症にまつわる漢方薬 といったページにまとめたのですが、どうやらこれら2つは神経症、ノイローゼ、不眠といったメンタル寄りの神経の興奮を抑える作用のようで、多汗症は適用症にはなってなかったです。

私は「足の多汗症なので防已黄耆湯を処方して欲しい」としっかりリクエストしたのですが、それを無視してこの処方はかなりムカつきますね。この医師は多汗症をよく分かっておらず、精神的なものと片付けて処方したのかもしれません。

ということで、せっかく入手した黄連解毒湯と抑肝散ですが、使わないです。
  • 黄連解毒湯は宿酔(二日酔い)、不眠症、めまい、動機にも使えるそうなので、これらのために取っておきます(実際に睡眠薬としても使われるらしい)。
  • 抑肝散は神経興奮症状と不眠症ですね。こちらは取っておく価値もないかな。
2週間分処方してもらっているので、またその頃を見計らってまた同じクリニックに行って違うのを処方してくれと頼むつもりです。変えてくれたらいいけど、また関係ないものを処方するようだったらあきらめて別の医者を探します。

せっかく漢方を試せると思ったのに、しばらくおあずけです。あ~残念。

多汗症にまつわる漢方薬

多汗症にまつわる漢方薬をまとめてみました。
赤字は健康保険の適応症です。


多汗症
  • 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
  • 桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)

手足の冷え

  • 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) • 十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
  • 人参養栄湯(にんじんようえいとう) • 四逆散(しぎゃくさん)

むくみ

  • 五苓散(ごれいさん) • 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) • 柴苓湯(さいれいとう)
  • 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん) • 八味丸(はちみがん) • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
  • 茵蔯五苓散(いんちんごれいさん) • 六味丸(ろくみがん) • 四苓湯(しれいとう)

わきが

  • 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) • 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう) • 紫雲膏(しうんこう)



以下は多汗症というよりかはETS手術やリバーサル手術後の後遺症にまつわるもの。


血圧異常

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) • 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

倦怠感

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

交感神経緊張症

  • 炙甘草湯(しゃかんぞうとう)

しびれ

  • 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん) • 八味丸(はちみがん)

自律神経失調症

  • 加味逍遙散(かみしょうようさん) • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
  • 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
  • 小柴胡湯(しょうさいことう) • 大柴胡湯(だいさいことう)
  • 抑肝散加陳皮半夏(よくさんかんかちんぴはんげ)
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう) • 五積散(ごしゃくさん) • 女神散(にょしんさん)
  • 温経湯(うんけいとう) • 芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん) • 酸棗仁湯(さんそうにんとう)

神経過敏

  • 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう) • 抑肝散(よくかんさん)
  • 竹筎温胆湯(ちくじょうんたんとう)

神経症

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
  • 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう) • 加味逍遙散(かみしょうようさん)
  • 抑肝散加陳皮半夏(よくさんかんかちんぴはんげ)
  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう) • 甘麦大棗湯(かんばくだいそうとう)
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) • 抑肝散(よくかんさん) • 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
  • 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう) • 温清飲(うんせいいん) • 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)
  • 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) • 柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)
  • 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) • 女神散(にょしんさん) • 釣藤散(ちょうとうさん)
  • 加味帰脾湯(かみきひとう) • 温経湯(うんけいとう) • 参蘇飲(じんそいん)
  • 竹筎温胆湯(ちくじょうんたんとう) • 大承気湯(だいじょうきとう)
  • 酸棗仁湯(さんそうにんとう)

寝汗(盗汗)

  • 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう) • 十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
  • 人参養栄湯(にんじんようえいとう) • 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
  • 黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう) • 桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
  • 酸棗仁湯(さんそうにんとう)

熱中症

  • 白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

のぼせ

  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう) • 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) • 女神散(にょしんさん)
  • 七物降下湯(しちもつこうかとう) • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
  • 加味逍遙散(かみしょうようさん) • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

鼻炎

  • 葛根湯(かっこんとう) • 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
  • 葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
  • 神仙太乙膏(しんせんたいつこう) • 川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)

疲労感

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
  • 桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
  • 大柴胡湯去大黄(だいさいことうきょだいおう)

頻尿

  • 猪苓湯(ちょれいとう) • 八味丸(はちみがん)
  • 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん) • 小建中湯(しょうけんちゅうとう)
  • 猪苓湯合四物湯(ちょれいとうごうしもつとう)
  • 五淋散(ごりんさん) • 六味丸(ろくみがん)
  • 清心蓮子飲(せいしんれんしいん)

不眠症

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
  • 桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう) • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
  • 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう) • 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
  • 抑肝散(よくかんさん) • 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
  • 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) • 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
  • 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう) • 甘麦大棗湯(かんばくだいそうとう)
  • 柴胡清肝湯(さいこせいかんとう) • 大柴胡湯(だいさいことう)
  • 猪苓湯(ちょれいとう) • 女神散(にょしんさん) • 帰脾湯(きひとう)
  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう) • 竹筎温胆湯(ちくじょうんたんとう)
  • 大柴胡湯去大黄(だいさいことうきょだいおう) • 三物黄芩湯(さんもつおうごんとう)
  • 五積散(ごしゃくさん) • 黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)

めまい

  • 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) • 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
  • 五苓散(ごれいさん) • 真武湯(しんぶとう) • 二陳湯(にちんとう)
  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう) • 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)
  • 女神散(にょしんさん) • 釣藤散(ちょうとうさん) • 六君子湯(りつくんしとう)
  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
  • 酸棗仁湯(さんそうにんとう)

肋間神経痛

  • 柴陥湯(さいかんとう) • 大柴胡湯(だいさいことう) • 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
  • 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
  • 当帰湯(とうきとう) • 人参湯(にんじんとう) • 大柴胡湯去大黄(だいさいことうきょだいおう)


漢方とは

漢方薬について
  • 複数の生薬を決められた分量で組み合わせたもの。
  • 漢方薬は本来は煎じたり丸薬や散薬を飲んだりするものだが、錠剤や顆粒にしたエキス剤で簡単に利用することができる。
  • 日本では一般用漢方製剤として294種類が承認されており、148種類で医療保険の適用がある。(一般用漢方製剤は薬局での処方のこと。医療保険で適用されているのは漢方エキス剤147種類と軟膏1種類)

漢方医学について

  • 漢方は中国がルーツだが、中国では中医学と呼び、漢方は日本での呼称。西洋医学(蘭方)が日本に入って来た時に区別するために作られた。
  • 漢方薬だけでなく、鍼灸(しんきゅう)、按摩(あんま)、指圧なども漢方医学には含まれる。

副作用について

  • 漢方薬には副作用があります。生薬に対するアレルギーを持つ人や、成分の強い生薬が含まれている場合に、薬疹(やくしん)などの皮膚症状や、胃痛や吐き気などの消化器症状が出ることがあります。また、安全と思い込んで乱用してしまい、致命的な副作用が発生するケースも多いそうです。


2020年10月20日火曜日

足汗に漢方を処方してもらいました(黄連解毒湯・抑肝散)

足汗に対して漢方を試してみようと思い、近場で漢方を扱ってるクリニックに行ってきました。

「多汗症、漢方」のキーワードでネット検索すると 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)がよく紹介されるので診察では防已黄耆湯をリクエストしたのですが、処方されたのは黄連解毒湯(おうれんげどくとう)と抑肝散(よくさんかん)の2つでした。(保険が効いたからまぁ良しとします。。)

左の黄色いのが黄連解毒湯で右の緑のが抑肝散、1日3回食後または食間に服用ということです。


帰りがけに図書館に行き、漢方関連の本を2冊借りてきました。


それぞれの成分や効果、副作用などを調べてから服用する予定です。

多汗症に使われる内服薬について

多汗症によく使われる内服薬の種類
※代償性発汗の対策としては抗コリン薬がよく使われている。

抗コリン薬とは
  • アセチルコリン(神経伝達物質)の働きを阻害する。
    • アセチルコリンは、運動神経の神経終末、交感神経と副交感神経の神経節、副交感神経(迷走神経)の神経終末、交感神経(汗腺のみ)の神経終末における伝達物質として機能する。
  • 一般的に「抗コリン作用」は副交感神経を抑制すると言われるが、汗分泌のための腺前神経伝達物質もアセチルコリンであるため、多汗症の治療にも使われる。
  • 多汗症に使われている薬:プロバンサイン / オキシブチニン(Ditropan)
先頭に戻る
交感神経α1受容体遮断薬とは
  • 交感神経のアドレナリン受容体のうち、α受容体に対して遮断作用を示す薬剤。
  • 主に高血圧・尿路結石・前立腺肥大による排尿障害などの治療に用いられている。
  • 多汗症に使われている薬:テラゾシン
先頭に戻る

抗不安薬とは
  • 不安およびそれに関連する心理的・身体的症状の治療に用いられる。
    • 多汗症それ自体の治療ではなく、発汗に対する恐怖心を抑えるのに使う。
  • 抗不安薬の種類は SSRI / ベンゾジアゼピン / アザピロン / バルビツール酸 / プレガバリン / 天然ハーブ に分類される。
  • 多汗症に使われている薬:グランダキシン / パキシル
先頭に戻る
漢方薬とは
  • さまざまな生薬の組み合わせによって作られる漢方医学の理論に基づく医薬品。
  • 薬局などで市販薬を購入する、漢方薬局で調剤してもらう、医療用漢方製剤を病院で処方してもらう、といった入手方法がある。
  • 多汗症に使われている薬:防已黄耆湯補中益気湯桂枝加黄耆湯
  • 私が処方された薬:黄連解毒湯・抑肝散(→ 日記
先頭に戻る
プロバンサイン(Pro-Banthine)
  • 多汗症では唯一の保険適用治療薬で、代償性発汗にも使われる。
  • ジェネリックはプロスパス(Prospas)。
  • プロバンサインもプロスパスも個人輸入で購入できる。プロスパスの方が安い。
先頭に戻る

オキシブチニン(Oxybutynin Hydrochloride)
  • 日本ではあまり聞かないが、海外では代償性発汗のためによく使われている。
  • アメリカではDitropan、インドではTropanといった名前で売られている。
  • Ditropanは高価だが、Tropanは個人輸入で安く購入できる。

テラゾシン(Terazosin)
  • 日本では前立腺肥大症の薬として使われているが、海外では代償性発汗のために使用している人がいる。
先頭に戻る

グランダキシン(トフィソパム)
  • ベンゾジアゼピン系の抗不安薬。
  • 長期間使用すると耐性や依存が生じるため、短期間に限定される。
    • 一時的な不安や緊張を抑える、あるいは別の薬が効くまでの一時利用に使う。

パキシル(パロキセチン)
  • SSRI系の抗不安薬。
  • 日本でのパキシルの適応は、成人のうつ病・うつ状態、パニック障害、強迫性障害、社交不安障害、心的外傷後ストレス障害。
    • 発汗自体を止めるものではなく、不安や恐怖心といったものを抑える。
先頭に戻る

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
  • 疲れやすい、むくみ、肥満、多汗症といった症状に用いられる。
  • 構成生薬は 防已(ボウイ)/ 黄耆(オウギ)/ 蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)/ 生姜(ショウキョウ)/ 大棗(タイソウ)/ 甘草(カンゾウ)の6種類。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
  • 胃腸の働きをよくして体力を回復させる。寝汗や多汗症の適応もある。
  • 構成生薬は 人参(ニンジン)/ 蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)/ 黄耆(オウギ)/ 当帰(トウキ)/ 陳皮(チンピ)/ 大棗(タイソウ)/ 柴胡(サイコ)/ 甘草(カンゾウ)/ 生姜(ショウキョウ)/ 升麻(ショウマ)の10種類。
先頭に戻る

桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
  • 体の熱や炎症をとり機能の亢進をしずめる。寝汗や多汗症の適応もある。
  • 構成生薬は 桂皮(ケイヒ)/ 黄耆(オウギ)/ 芍薬(シャクヤク)/ 生姜(ショウキョウ)/ 大棗(タイソウ)/ 甘草(カンゾウ)の6種類。

2020年10月15日木曜日

これから神経が移動するサイン?

おとといはひざ裏から珍しく汗をかいたから日記を書いたのだけど、今日もいつもと違うことがいくつか起きたのでそれをまとめておきます。
  • 朝目が覚めた時に強い寒気を感じました。単純に寒かっただけの可能性もありますが、これも珍しく起きたことなので、体調変化のサインかも?とも思いました。
  • 下腕部分に神経が流れて膨らむ感じがしました。流れ込む感触はしょっちゅうするのですが、風船のように膨らむ感じがするのは(何度も感じたことはあるけれども)いつもではないです。
  • お腹に熱の塊が湧き出て、広がって流れる感じもしました。
  • お昼に公園を散歩している時に、一瞬だけ、背中全体で湿布を貼った時のようなスーッとする感じがしました。今日は涼しかったから汗は出なかったですが、汗の出そうで出ない感触とも似ていました。歩きながらですごく気になったのですが、気づいたらその感触はもう無くなってました。
右脇を起点とした神経の流れる感触とか手の震えとかはいつも通りのこととして起きていて、それとは別に今日はこんなことがあった、ということです。

2020年10月12日月曜日

今日は神経の移動に伴う予兆汗がひどく出ました

台風14号は関東に直撃することはなく、南下して熱帯低気圧に変わり、消滅しました。

そのため今日は気圧が低かったかもしれなくて、そのせいかどうかは分からないのですが、神経の移動に伴う予兆の汗が久しぶりにひどく出ました。

昼間は気温24度とたいした温度ではなかったのですが代償性発汗がお腹と背中にびっしょり出たし、夕方料理をしている間にはひざ裏にびっしょりと汗が出続けました。ひざ裏に最後に汗を感じたのがいつだったかはもう覚えてなくて、少なくともここ5年以上無かったのではないかと思います。

そんな反動もあって、晩ご飯を食べた後はしばらく横になって体を休める必要がありました。神経の流れる感触が激しくて、両腕に流れる感触が弱まるのをずっと待ってたのですが、ある程度おさまって起き上がれるようになるまでに1時間ぐらいかかりました。

もちろん右胸を通じた神経の回復が進んでいるとも言えるのですが、恐らくこれからさらに激しくひどくなっていくだろうと予想しているだけに、どうなるかはちょっと分からないでいます。

2020年10月7日水曜日

About feeling a strong nerve flow at rest (Resting tremor?)

I still feel intense nerve flow recently.
I don't feel it during my activity, but feel intensely when I'm resting, such as when I'm sitting or lying down.

Though I don't know if I can tell the feeling of this terrible nerve flow, I took a video of hand tremor.

I took it in the kitchen, but you can hear TV sound in the living room...


My feeling of flowing nerves appears like this at my finger tips. Though I feel nerves flowing all over my upper body, what appear as movements are this hand tremor and occasional twitching of my temple.

I investigated about this tremor which has this involuntary rhythmic movement.

Types of tremor
  • Resting tremor:It happens when at rest.
  • Action tremor:It happens when  moving body, such as raising arms.
    • Intention tremor:It happens when intentionally take action.
    • Kinetic tremor:It happens only while moving.
    • Postural tremor:It happens when trying to maintain a constant posture.

In my case, my right hand trembles violently at rest, so I think it corresponds to resting tremor.

However, resting tremor is "mostly due to Parkinson's disease", and furthermore, Parkinson's disease is "certain areas of the central nervous system (brain and spinal cord) slowly degenerates and progressive illness".

However, I don't think I have Parkinson's disease for the following reasons:
  • In the past, I had "resting tremor" in my left had in the process of recovering the left nerve in my chest, but now it has completely subsided.
  • Now I feel that the nerves on the right side are in the process of recovery, and I think that the right side will be probably cured.

Another cause of hand tremor seems to be "hyperthyroidism". There is thyroid gland in the throat which secretes hormones, and hyperthyroidism means it works excessively. This seems to have the following symptoms:
  • Increased heart rate and increased blood pressure
  • Palpitations due to arrhythmia
  • Massive sweating and hot body
  • Hand tremor
  • Nervousness and anxiety
  • Sleep disorders (insomnia)
  • Weight loss despite increased appetite
  • Increased activity level despite feeling tired and weak
  • Increased bowel movements (sometimes with diarrhea)
  • Changes in the menstrual cycle in women
Not all, but quite true. In particular, "anxiety" was quite intense for a while. ..

If I have hyperthyroidism, it seems that treatment with drugs is effective, but since various side effects are listed, I don't want to use it unless it is in a very bad situation.


In addition, I've checked many web sites, but I couldn't find any description of the "feeling of nerve flow" which I feel, from the explanation of the symptom of tremor.

In any case, it seems that "mild tremor does not require treatment", so at this point, I would like to keep an eye on it, hoping that it will eventually subside.

2020年10月5日月曜日

休息時に神経の流れを強く感じることについて(安静時振戦?)

最近も神経の流れは相変わらず激しく感じています。
活動中はほとんどまったく気にならなくて、座ってる時や横になってる時といった休息時に激しいです。

このひどい神経の流れの感触を伝えられるかは分からないのですが、今日も手の震えの動画を取ってみました。

※台所で撮影したんですが居間のテレビ音が入ってます。。

私の神経の流れる感触が指先ではこのような形になって現れます。上半身の至る所で神経の流れる感触はするのですが、動きとして現れるのはこの手の震えと、あとこめかみとかがたまにぴくぴくとけいれんすることです。

この不随意のリズミカルな運動のことを振戦(しんせん)というのですが、この振戦について少し調べてみました。

振戦の種類
  • 安静時振戦:身体を安静にしているときに起こる。
  • 動作時振戦:腕を上げるなど体を動かしているときに起こる。
    • 企図振戦:自分で動作を起こしたときに現れる。
    • 運動時振戦:体を動かしている間だけ現れる。
    • 姿勢時振戦:一定の姿勢を保とうと力を入れている時に現れる。

私の場合は休息時に激しく震えるので、安静時振戦に該当すると思います。

しかし安静時振戦を調べると、「ほとんどの場合はパーキンソン病によるもの」と書かれており、さらにパーキンソン病を調べると「中枢神経系(脳と脊髄)の特定の領域がゆっくりと進行性に変性していく病気」ということなのです。

しかし、以下の理由により私はパーキンソン病ではないと考えています。
  • 過去に左側の神経が回復する過程で左手の安静時振戦があったが、今は完全に治まっている。
  • 今は右側の神経が回復する過程にいるのを感じており、右側もおそらく治るはずと考えている。

その他に手の震えが起きる原因としては「甲状腺機能亢進症」というのもあるみたいです。甲状腺は喉元にあってホルモンを分泌する器官で、それが過剰に働くということですね。これには次の症状がみられるみたいです。
  • 心拍数の増加と血圧上昇
  • 不整脈による動悸
  • 大量発汗と体のほてり
  • 手の振戦(ふるえ)
  • 神経過敏と不安
  • 睡眠障害(不眠症)
  • 食欲が亢進するにもかかわらず体重が減少する
  • 疲労や脱力を感じるにもかかわらず活動レベルが高まる
  • 排便回数増加(ときに下痢を伴う)
  • 女性では月経周期の変化
全部ではないですが、かなり当てはまっています。特に「不安」は一時期かなり激しかったですね。。

もし甲状腺機能亢進症だった場合には薬による治療が効果的みたいなのですが、副作用もいろいろと列挙されていたので、よほどの状況でなければ使いたくはないです。


付け加えると、かなりあちこちのサイトを見たのですが、振戦という症状の解説からは、私が感じている「神経の流れの感触」を説明する記述はどこにも見つからなかったです。

いずれにせよ、「軽度の振戦であれば治療の必要はない」ということなので、現時点はいずれ治まるのを期待しつつ、見守っていきたいと思います。

2020年10月2日金曜日

満月前症候群とそのメカニズムについて

去年リバーサル手術を受けたバッキーさんのTwitterのつぶやきで、満月前症候群というのを知りました。

私は気圧とか湿度といった、温度以外の要素でも体調は大きく左右されます。今まで季節の変わり目とかさまざまな理由で片づけてきたことが、ひょっとしたらそれの影響もありそうと思い、少し調べてみることにしました。


満月前症候群とは?
いろんなサイトから記述を見つけてきました。
  • 満月の数日前や満月の日に起こり、頭痛や睡眠不足、イライラ、吐き気などの症状がある。
  • 満月になると血管が拡張しやすくなり、脳内の血管が拡張するため片頭痛が起こると言われる。
  • ホルモンバランスや自律神経も乱れやすく、イライラが増したり、ストレスも溜まりやすいと言われている。
  • 反対に新月の時は神経が過敏になって汗が多くなることも。。
  • 英語では Full Moon Syndrome と呼び、具体的な医学的根拠はないものの、統計的には暴力的行動、発作、メンタル的な不安定に結び付く関連性を示唆しています。
なぜ起きるのか?は分かってないみたいです。
多数の日本語サイトは参照元URLとして zutsu-zukizuki.com というアドレスを載せていたのですが、このサイトは現在閉鎖されてました。


「引力による影響」説と「月光による影響」説をよく見かけたので、それらについてまとめてみます。

引力による影響説
「潮の満ち引き」が「月の満ち欠け」とリンクしてることは私も知ってます。
1日に1回満潮と干潮がそれぞれあるんですが、新月と満月には大潮が、半月には小潮があるんですよね。

それについて、国土交通省のサイトにあった資料 に分かりやすい図が載ってました。
海の水が太陽と月の引力に引っ張られてます。
ちなみに新月のところで外側(反対側)も膨らんでるのは、遠心力だそうです。

人間の体は60%が水分だから、同じように引力で引っ張られるんじゃないかっていう話なのですが、改めて上の図を見ると、満月だけじゃなく新月も引力の影響を強く受けてます。
しかも満月よりも新月の方が大潮の最大潮位は高いのだそうです。(※コチラ を参照)

ということで、もし引力の影響だとしたら、満月よりも新月の方がひどい症状となるはずです。

また、別のアプローチとして、湖などの比較的小さい水域では影響がないため、体内の水分にも作用することはないと考えられているみたいです。


月光による影響説
月光は太陽光が反射したものだから、夜に陽の光を浴びることで、1日の体のリズムが崩れるということですね。

ただ、「月が見えない部屋の中にいても満月の日には寝つきが悪いか?」という実験をした人がいて、「実際の月の満ち欠けに気づいていない場合でも、人間の睡眠に影響を与える」という研究結果があるそうです。(※コチラ を参照)


その他の説(バイオリズム)
その他には、「そもそも体の中には体内時計を持っていて、生理状態、感情、知性などは一定の周期を保っている」というバイオリズムと言う考え方もありますが、科学的に実証されていないため仮説扱いとなってます。


その他の説(大気潮汐)
満月や新月に気圧の変化があるかを調べてみました。
大気潮汐というのがあって、太陽の放射や月の潮汐力などの影響で気圧は変化するそうです。しかし、Wikipedia は、最も影響の大きい赤道上でも日毎の変化量で2hPa以下とかなり小さな変化量しか書かれてませんでした。
ただ、日本気象学会に掲載されていた高校生の研究レポート には、「海上の気圧と月齢には関係があると考えられる。」とまとめられていて、気圧に影響がある可能性は十分にありそうです。


ということで具体的なメカニズムまでは分からなかったですが、満月の日に体調に変化があるのは多数の人が訴えていて、そういった症状があることは間違いなさそうです。

今後は満月かどうかも考慮しながら、体調を見ていこうと思います。