2012年7月29日日曜日

花火を見に行ってきました


7月も終わりになり、もう夏本番になりました。

朝は目が覚めた時には既に30度を超えていて、昼間は34度とかになっています。
普通に考えても過ごしにくい気温ですね。

ここ一週間、私は平日の通勤はそれほど汗を気にすることなくできていました。
お腹からとか汗がほんの少しにじむ程度には出るので汗が目立つ色のシャツ1枚でというのには少し抵抗がありますが、でも流れる程には出ないので軽く重ねて2枚来ていれば全く大丈夫だったりします。

今週は2度花火を見に行ってきましたのですが、それぞれで汗の感じ方が異なっていました。

1つは25日水曜の鎌倉の花火だったのですが、帰りがけ一時的にすごい汗がお腹、背中から流れるようにだらだらとでました。あのひどい代償性発汗のピーク時に比べれば大したことはないのですが、人も沢山いる中で流れる汗を感じたので、とても辛かったです。
でもこれは代償性発汗ではなくて神経の移動に伴う汗だと思っています。何でもない時にいきなり体が熱くなってそして汗が出るというケースもあるのですが、このように歩きまわっているときなどでもよく起きます。
汗も一時的なもので、電車に乗る頃にはもう汗は治まっていました。花火直後の大混雑の電車でも冷房の涼しい風を感じながら普通に帰って来ることができました。
しかし久しぶりとも言える大量の汗を感じたこともあって、その後の数日は今も含めて非常に激しい神経の移動する流れを感じています。右肩~右脇の内側で神経の流れを遮るようにぽきぽきと音がしていた部分も引っ掛かることなくスムーズになっただけでなくすごく激しい流れを感じています。昼間暑い所にいるとその激しさも一段と増して、お腹や背中で代償性発汗の汗が出る代わりとして、それらに匹敵する水分がこの肩の内側を通じて上半身へ流れている感じさえします。
ちなみにここ1週間で激しい汗が出たのはこの時だけでした。ここ最近暑くなったために代償性発汗が細かく出るようになったからかもしれないですが、こういったわっとでる激しい汗の頻度がちょっと減っている気がします。

体中に張り巡らされた交感神経はあちこちで分岐して広がるように散らばっていても一つ一つはホースのようなものになっていると思うのです。そして一旦非常に細い流れになってしまったことから節々でそのホースは枯れて折れてしまったり、いろんな周りのものに押し付けられてしまって流れ自体が止まってしまった箇所というのが無数にあると思うのです。
そんな状態で水道のじゃ口をひねって水を送り込んでも出口にまで水は流れなくて、じゃ口から折れた箇所までが水でパンパンになる、ちょっと難しい表現ですがイメージできますでしょうか?
暑いとき、運動したときなど交感神経が活発になったときには汗を出そうと蛇口を全開にした状態になって、そのときに折れていた箇所、周りから押しつぶされて流れを遮っていた箇所、といったところが水を押し出す強い流れと共に1箇所1箇所、徐々に徐々に再度つながり直していると思っています。ちなみにリバーサル手術でつなげた箇所がこの表現でいうところの蛇口に匹敵します。(詳しくは前に書いたリバーサルを手術を受けてどこまで回復するのか?を参照)何か所も何か所もそんなつながり方を感じながら今の状態に至っています。
この節々の神経がつながるタイミングと神経の移動に伴う汗の出るタイミングも少なからずリンクしていると思います。


そしてもう一つの花火が昨日の28日土曜の墨田川の花火でした。
最初川岸の近い所で花火を見ようと人の密集した公園にいたのですが、すごく暑くても流れるまでの汗は一度も感じることなく花火を見ることができました。混んでた中で背中を押されたりとしましたがそれでも汗のことに気を取られることなく見てくることができました。
着替えも不要で一度も着替えることなく帰ってこれました。去年よりも確実に良くなっています。

一時は人に触れることが恐怖で電車に乗っていていも人に触れないようにぶつからないようにとだけ考えながら満員電車に乗っていたりもしましたが、今ではこんな風に暑くて混雑した中で背中を押されても平気になれたことがうれしいです。

まるとん

2012年7月21日土曜日

梅雨があけましたね

今週私の住む関東でも梅雨が明けました。
梅雨が明けたといってもぐずついた日もありまだまだ夏本番というには早い感じでした。

前回書いた時には代償性発汗を感じるようになったと伝えましたが、そんな感じの天気だったこともあって今週は汗に悩むことにはならずに過ごしました。私は職場に着いてしまえば日中は外に出ることもなくオフィスにずっといるのですが、ここ最近数日おきに起きている体が発熱する感じもわっと出る汗も今週は出なかったし通勤中も汗をかくことなく過ごしました。家から駅までは10分程度の徒歩なのですが、その後の電車の空調で持ちなおしてくれて、汗を気にするには至らずにすんでいます。帰宅ラッシュの満員電車でも背中がさらさらのまま電車に乗って帰れました。

一時は家から駅までの10分程歩いて駅に着くと電車を待つホームではだらっだらっと汗をかきだしていてそして電車の中ではどれだけ空調が効いていても全く関係なく体は発熱してだらだらと汗が流れていました。乗り換えの度に構内の本屋やカフェなどで休憩をとって汗が一旦でも落ち着くのを待ち、着替えもしながら倍近い時間をかけて通勤をしなければならなかったので、その時からすればもう十分な改善をしています。

これから徐々に暑くなるにつれ汗が気になる日も出てくるかもしれないのですが、今日のように特別何も書くことはなくとも夏の間は定期的に状況を書いてみようと思います。

では。

まるとん

2012年7月17日火曜日

代償性発汗を感じるようになってきました

7月も半ばにさしかかり、やはり汗をかくようになってきました。
わっと出た後はさっと引く汗は神経の移動に伴って出る汗だと思うのですが、暑いなぁと感じながらじとっと出る汗は代償性発汗と同一のものだと思います。
もちろん昔に比べれば量も格段に減っているし、それに対処する方法や気の持ちようも身についていますから嫌だなぁとは思いますが深刻ではなく過ごせています。

7月12日(木)
この日も夕方なんでもないときに汗が出ました。この日も一瞬だけ出たら止まる汗でした。
グレーのTシャツに半そでシャツを羽織ってといった服装でしたが、グレーのTシャツは一部ですが汗で変色するまでになりました。もちろんシャツを羽織ってましたから心配はいらないですがグレーのTシャツ一枚はまだ難しい気がします。

7月13日(金)
この日は朝電事故に巻き込まれました。
そのためホームでいつもより余計に待たされしてしまい、そして車内もぎゅうぎゅうではないもののそこそこ混んでました。空調もイマイチだったことも重なって、背中からじとーっと汗が出続けるまでになりました。ドア横で座席の壁に挟まれていた場所だったので後半10分ぐらいの間は2~3分おきぐらいに背中側に手を入れて腰のあたりをなでて汗をぬぐっていました。これでぎりぎり流れるまでには至らないといった位の汗でした。
そのまま次の電車に、そしてその電車にも30分程乗る必要があるのですが、その間は空調が効いていたために汗も止まり、降りる頃には汗をかいていたことも分からなくなりました。
この汗は現在もまだ残っている代償性発汗だと思います。
帰りの電車は金曜の夜だったのですごく混んでいましたが、このときはまったく汗を気にすることなく帰りました。

7月14日(土)
平日会社にいるとそれ程分からなかったのですが、今週末になって昼間の気温がすごく暑くなっていました。部屋にいるとじとーっと汗をかきます。流れるまでではなかったのですが、椅子に座ると背もたれとの間の汗が気持ち悪くなります。今までは窓全開にしていれば大丈夫でしたが、この日は自宅で今年初めて冷房を使って昼間過ごしました。私が住んでいるのは2階で、夜は窓を開けて空調なしでまだ過ごしています。
そして夜ジョギングをしたのですが、先週よりも多くの汗をかきました(※先週のコメントはこちら”ジョギングをしました”を参照)。背中、お腹が一番たくさんの汗をかきましたが、顔からも(特に右側のこめかみのあたりから)だらだらとかきました。顔の汗も随分とたくさんだらだらと汗をかきます。そして手も(こちらは左手が特にですがじとっとなるまでに)汗をかきました。このように左右差がまだまだあります。あと、ジョギングで私はだいたい1時間半近く走っているのですが、走り始めの最初20分ぐらいが一番汗をかいていました。その後の汗は出てはいましたが最初の出方に比べると落ち着いていました。あまり運動中の汗について細かく気にしたことがなかったのですが、運動時の汗というのは元々そんな感じの出方をするものだったのかなぁと、考えました。代償性発汗がひどかったときにはずっと汗が出っぱなしで体中が発熱してどうしようもなくなっていたので、このような汗の出方を感じたのは今年になって感じた変化の一つかもしれないと思っています。
そのように今年感じた変化は他にもあって、ジョギングしてる間、体がずっと楽になって、そしてジョギングをしている間体が ”楽しい” と感じるようになりました。ジョギングは数年間ずっとやって来たことなので純粋に体が慣れたということもあると思いますが、それだけであれば何年もやってきたことなので遅すぎだと思うのです。ETSを受けたことで体は重くなり、そして体力は確実に落ちていましたから、このように体を動かすのが楽になってきたこともリバーサル手術を受けて運動してきたことによる回復の一つだと私は思っています。

7月15日(日) / 16日(月)
昨日の15日と今日の16日、昼間はプールで過ごしました。私は夏の間は近所のプールによく行っています。一つは暑い昼間の時間汗を感じなくて済むこと、そして運動もできるのでリハビリとしても効果的なため都合がいいため、リバーサル手術を受けた年の夏からずっと行っています。
実際プールに浸かり、泳ぐのとウォーキングするのを繰り返し3~4往復ぐらいすると、いつも感じている神経の移動を何倍も激しく感じます。その後もプールに浸かっている間ずっと激しく感じているので水圧が影響しているのだと思います。浸かっているだけでもかなり辛くなるので、泳いだりウォーキングをするのは休み休みでそこそこにやっています。
このプールに浸かっている間の激しい神経の流れを感じると、今まで随分と神経の移動する感触も感じて来たのですが、まだまだもう少しかかりそうだというのが分かります。つながりきるためにはこの移動が終わる必要があり、激しい流れを感じるということはまだまだ移動しなければならない量がたくさんあるということだと思うのです。でも回復には着実に進んでいるので、それまでの辛抱だと思っています。

また新しい変化を感じたりした時には書こうと思います。

では。

まるとん

2012年7月11日水曜日

昨日、今日とまた神経の移動に伴う汗をかきました

昨日は夕方にちょっとだけ職場で汗が出ました。またいつもの通りに汗染みがでるまでの汗が出てすぐ止まりました。暑いと感じるほどの暑さだったわけでもなかったのですが、この汗が出た時は暑さを余計に感じました。
そして今日は午後の間ずっとにじむ程度の汗をかいていました。最近は弁当を作っていることもあって平日の昼間は外出をする必要がなかったのですが今日は久しぶりに昼食を食べに外に出歩きました。晴れていて外は暑く、そして香辛料も少しとはいえ食べたりしたのも影響していたと思います。

一瞬だけわっと出てその後はさっと引く汗なら背中に汗が付かないように姿勢を変えてみたりすることでなんとかやりきることができるのですが、今日のように長時間ずっとにじむ程度に背中に汗が出続けるのには対処に困っています。それにこのずっと出続ける汗には独特の臭いがあります。
とはいえ、神経の移動する感触はこれらの汗の量に比例していて、汗の量が多ければ多いほどその後の神経の移動する流れの速さも速く、そして量も多く感じています。
先日リバーサル手術を受けてどこまで回復するのか?でも述べたのですが、交感神経は動脈の流れに乗って走っています。胸部から上の神経が移動するのを感じているのはそのせいでリバーサル手術でつなげた箇所を通じて動脈の流れに乗って神経が流れているのだと思います。ですが、お腹側の神経は動脈の流れからすると逆流して移動しなければ移動することができないと思うのです。とはいえ常に逆流して流れるということはしておらず、逆流できる瞬間に一気に洪水が起きるような流れで逆流している感じなのです。恐らく上記の「リバーサル手術を受けてどこまで回復するのか?」のリンク先にある図からすると例えば交感神経幹とかであればお腹側からの神経が逆流してきても一時的に集めて保管しておくことができると思うのです(実際には足へ流れるのを感じる時もあったりします)その後徐々にリバーサル手術で作ったバイパスを抜けて胸部より上側に流れているのではないか、そして交感神経の本来の流れとは逆に神経が流れるといったことがある影響でこのようにお腹が熱くなったり、またお腹や背中にわっと出る汗を感じたり、長時間にじむような汗を背中にかいたりしているのではないかと私は考えています。


このブログを書き出してから汗が出た日に大体コメントを書いていましたが、この時期だと3~4日ぐらいのサイクルで「汗が出る」~「神経の移動を感じる」のを繰り返しています。これは今年だけではなくて今までもずっと似た様な間隔でした。そして夏になってもっと暑くなってくると、神経の移動する感触も激しくなり、この汗の出る間隔ももっと短くなってくると思います。

このように数日のサイクルがあるということも、このように考えると説明がつきます。
お腹・背中側の動脈の流れに乗った交感神経が常に逆流して移動しつづけるということはできないため、逆流できるときに一気に逆流して交感神経幹等の一時的に蓄えておくことのできる所へ神経を集める。そして蓄えた分の神経を3~4日かけて腕、頭に向かって移動して、それが空になったらまた逆流してお腹に集める。これを繰り返していると考えています。この逆流するタイミングについては運動をしたりするなどで汗をかくことも重要だと考えていて、それにより回復はきっと進むと私は考えています。

では。

まるとん


2012年7月9日月曜日

ジョギングをしました

昨日、夜にジョギングをしました。

運動することはリバーサル手術の後のリハビリに効果的だと思っていて、私は週末調子の良い時にだいたい1時間半ぐらいかけて近所のジョギングコースを走っています。


先月までは運動中に汗をかいていても絞って汗がたれるというほどまでにはならなかったのですが、やはり7月になっての運動中の汗は大量になってきました。シャツは絞れば汗が流れ落ちるほどになり、そしてハーフパンツのジャージだったのですが右足は走りながら足を伝って汗が流れていました。左足はそこまでの汗はかかなくなっていて、それは回復が進んだおかげです。
ジョギング中の頭の汗、顔の汗は去年は後頭部がびっしょりになっていたしこめかみあたりから流れる汗もかいていた記憶があるのですが、昨日は全然汗をかきませんでした。ただ昼間曇っていたからというのもあると思います。夜ジョギングしたときの汗は昼間過ごした気温にも左右されるので、これから夏本番になって昼間も汗をかくようになるとジョギング中の汗もまた一段とびっしょりになるまで汗が出るのかもしれないと考えています。

今朝通勤電車に乗った時から午前中ずっとみぞおちのあたりが発熱していて熱くなっていました
一昔前であれば代償性発汗として汗がとめどなくだらだらと出ていた状況です。今は汗が出るまでには至らなくとも汗の出る前段階として発熱する所までは残っているのだと思います。


これから夏になるとやはりまたお腹が熱くなるのを超えて汗が流れるまでになる日があるのかもしれないです。


では。

まるとん

2012年7月5日木曜日

リバーサル手術の後で手が痺れるようになったことについて

今日も日中汗が出ました。
このようなことを随時書いていたらきりがないのも分かっているのですが、それでもちょっとだけ書いておきたいと思います。

今朝は久々に寝汗が出ていました。寝汗が出たといっても昔のようにシャツがびっしょりになって布団まで汗じみができてしまうというほどではなく、寝汗かいたなぁということが分かる程度に、シャツの脇がしめってしまうぐらいにかきました。7月に入ったので季節がら少々の寝汗は普通の人でもこのくらいはかくであろうといった程度です。

そして日中のこと。
汗がだらだら流れるということにはならなかったのですが、今日は席に座っていたのですが一日のほとんどの時間、ずっと背中がじわっと汗ばむ程度に汗がでていました。ここ最近はわっと汗が出たらさっと止まるという出方をしていたので、長い時間ずっとにじむ程度に汗が出続けているのはいつもとは全然違う出方でした。
でも今私の職場の席のすぐ近くに大きな扇風機があって、背中の後ろを通るように風を送れるので、それほど気にせず過ごせました。

帰りの電車では汗をかくことはなかったのですが、神経の流れる感触が異常に速く、そして両手が今までにない位に激しく痺れていました。正座した後で立っていられない足の痺れと同じ感じにまでなってしまい、電車では片手は吊革につかまりもう片手はだらーんとぶらぶらさせているのが精いっぱいで帰りました。
正座の足の痺れは血行が悪くなること、そしてそれによって神経の活動が正しくできないことが原因とよく言われていますが、正座の後血流が増えることで付近を流れる神経の流れが一瞬増えるため、その神経が流れる感触が痛みを感じる別の神経を刺激して痺れは引き起こされるんじゃないかなぁと私は(勝手にではありますが)考えています。リバーサル手術を受けてどこまで回復するのか?で述べた様に交感神経は動脈と一緒に体の末端に送られるということ、そして上半身ではリバーサル手術でつなげた箇所からの神経の流れを感じていてほとんど同じような痺れを手がしているということ、そして頭にも神経の流れを感じているのですが頭は痛みを全然感じていないこと、リバーサル手術で同様につなげた左側も回復の過程で同じように激しい痺れを感じたこともあったが回復してつながりきったと感じてからはそのような痺れはなくなったこと、といったさまざまなことがあってそう考えています。

ちゃんと調べず勝手な推測をいろいろとまぜてしまっていることについてはごめんなさい。
でもこういった推測を入れてしまうことについて、それが合っているかどうかということよりも、私自身が回復をしたいと思っていてそうなれると信じれる理由となっているかどうかの方が、私にとってはより重要なことなのです。

では。

まるとん


2012年7月1日日曜日

フィンランドの写真

2011年4月に友人2人がリバーサル手術を受けにフィンランドに行ったのですが、スケジュールが空いていたので私も一緒に行きました。そこで撮った写真です。


Tilkka Hospital

ヘルシンキ、ヴァンター空港の到着時間をドクターに伝えていたのですが、その時間に合わせてタクシーをチャーターしてくれていました。
空港の到着ゲート出口で私たちの名前の書いた紙を持っているタクシードライバーがいて、そのタクシーでこの病院に連れてきてもらいました。


病院に着いたら1階で通訳さんが待っていてくれました。
そしてドクターとも会い、手術を受ける人達はそれぞれ個別に面談しました。
細かくは聞いていないですが、スケジュールや食事に関する注意事項の説明、切除部位などの確認とかしたのではないかと思います。
私の時は手術の2日前にフィンランドに着き、前日に病院で血液検査をしたりレントゲンを撮ったりで1日過ごしたのですが、このとき受けた人達は手術前日のこの日にフィンランドにやってきて、そして検査はせずに面談だけしました。


HealthCare Hotel

ホテルはこのHealthCare Hotelをドクターが予約をしてくれていました。ヘルシンキ市街にあって写真中央の建物の5Fにありました。左側の3階建ての建物はEIRA Hospitalという病院になっていて、ホテル内のいたるところにあるナースコールボタンを押せば24時間この病院の医者がかけつけてくれるサービスの付いたホテルです。

空港からTilkka Hospitalへのタクシーやこのホテルの宿泊費、ドクターと面談する際の通訳さんといった費用はすべてリバーサル手術費用に含まれています。
今回ドクターの提示されたスケジュールは4泊5日だったのですが、観光のため1日余計に滞在することにしたのです。その1泊分の追加費用は別料金で清算していました。

ただ、私はドクターの招待ということでドクターにホテル代を全額出していただきました。




リバーサル手術

ヘルシンキ到着の翌日がもう手術日です。
2人の友人達は午前と午後に一人ずつ、同じ日に手術を受けました。

ただ、私はナース達に通訳さんと勘違いされてしまったのです。
なので私はリバーサル手術を受ける友人と一緒に手術室にも入りました。
そこで撮った手術直前の手術室の写真がこちらです。


麻酔は全身麻酔で、注射をしている最中に本人はもう気を失っていました。
そのまま、ぐっすりです。



2人の手術の合間に私はドクターに呼び出されて私の10年前のリバーサル手術のカルテからETSの切除部位やリバーサルでどこをつなげたのかといった状況を教えてもらいました。


Telaranta先生に病院内を案内してもらっている所。


手術を受けた2人は病院で一泊入院してから退院、退院後もホテルで3泊(提示される標準のスケジュールでは2泊)して日本へ帰ってきました。


まるとん


サウナに行ってきました

今日私はサウナに行ってきました。サウナに行ってきた理由は、今の汗の状況をチェックしたいと思ったからというのが大きいです。

というのも昨日のことなのですが、通勤電車で全く汗をかかないで電車に乗ることができました。その電車にはぎゅうぎゅうではないものの、30分近く乗っています。しかも昨日は電事故があったために10分ぐらい停車して空調が止まったりもしたのですが、それにも関わらず汗が出る前の予兆の不安さえも一切なく普通に乗っていました。ひと昔であればもうとめどない汗が出ていて、次の駅で下車してシャツを着替え、しばらく休んでからでないと再度電車には乗れなかった状況です。
そんなこともあってその後のお風呂では顔からだらだらと汗をかきましたし、風呂上がりの汗もいつも以上に沢山でました。電車で汗が出なかった分、お風呂で汗が出たんじゃないかと思います。

そんなこともあったので、最近の汗の出方の変化が分かればと、サウナ行ってみようと思ったのです。


サウナに入っている間のお腹・背中の汗も多かったのですが、以前に比べてまたずいぶんと減りました。だらだらと流れる時のつぶつぶの量が格段に減っていました。
両腕の汗、未だにサウナに入ってお腹や背中がだらだら汗が流れ始めるようになったころにやっとにじむ程度です。でも以前ほどの左右差がなくなりました。昔は左腕はしめるぐらいでも右腕はほとんど全く出ないといったこともあったのですが、今は両腕とも少ししめる程度に汗が出るようになっています。今日感じたことの中で、右腕からの汗がほとんど出ないという状況から少ししめるようになったといえるまでになったことはうれしかったの一つでした。
久しぶりにサウナに行ってはっきりと感じた事は他にもいくつかあって、一つは顔からの汗がすごくかくようになりました。出る量はお腹・背中の次で、だらだらといえるまでに顔から汗が出ました。汗をかいたのは顔の中でも目の下からほおのあたり一帯です。おでこの汗はあったにはあったのですがあまり感じることはありませんでした。それと耳も痛くなりました。

その間の神経が右腕内部を流れる感触が激しかったです。今まで感じてきたような手の痺れとかはほとんどなくて、それよりも肩や脇のあたりから手のひらにかけて、水道の蛇口を全開にしたかのような、そんな激しい神経の流れをずっと感じていました。

そして頭を流れる神経も今日ははっきり感じました。
頭に交感神経が流れることで感じることは汗の変化だけではなくてそれ以外にもあります。私はリバーサルを受けた後、頭の中への交感神経の流れも感じているのですが、それに伴って昔の思い出がふとよみがえることがありました。思いだそうと思うようなこともないなんでもない昔の光景とかです。リバーサルを受けて今に至るまで、きっちりではないですが時系列的には小さな頃の記憶が最初で、小学校、中学校・・・といった感じで順に進んできた気がします。

サウナを出て、そして休憩所にいるいる間もずっとお腹・背中から汗がだらだら出続けていました。ここまで汗が出るのも最近では珍しいと感じる程に汗が出たのですが、その間の右腕内部を神経が流れる感触もすごく激しかったです。今までにない速さで流れていました。
左胸がつながったときの感触から考えると、当時左腕はリバーサル手術を受けて一年半ぐらいでつながりきった感触があったのですが、、、そのときの感触から考えても右胸部を通じての神経の回復ももう終盤になってきています。


まるとん