2019年12月26日木曜日

2019年、今年1年の振り返り

もうあと数日で今年も終わりです。
リバーサル手術を受けて17年経ち、今年1年がどうだったかをまとめてみようと思います。

神経の流れる感触・違和感
今でも毎日感じています。去年右側で神経が大きくつながる感触があったわけだけど(過去左側でも1回だけあったけどそれだけしか無かった程のものすごく大きな感触)、それ以降流れは強くなっていて、お腹や背中から脇を通じて腕や指先に向かって流れています。四六時中ずっとつながってる感触がするわけではなく、つながったり途絶えたりを繰り返しています。途切れることで不安になることもありますが、安静になって腕に一定の力を入れると神経が流れて抜けていく感触があるので、しょっちゅうそうしています。

代償性発汗・味覚性発汗
今年の夏の代償性発汗は割合多かったです。Dermadryを使ったことで脇汗は減ったけど、胴体の代償性発汗は増えました。私はリバーサル手術を受けたことで胴体の代償性発汗は激減しており、それ故この微量の増加は大きな問題にはなりませんが、人によっては辛い増加となる可能性があるともいえる、そんなレベルです。
味覚性発汗はその食べる時のシチュエーションにも大きく左右されながら出ています。暑いところで食べれば大量の味覚性発汗が出るし、寒くて汗が全く出ない状況で食べればかなり辛くても頭頂部からしっとりした程度の汗だけしか出なかったりもします。ただ、以前からは間違いなく激減しています。

手の左右差
暑い時には感じなくて寒い時にだけ感じます。そんなとき右手の方が左手よりも冷たくなるのですが、去年から見てもかなり改善されていて、「支障がある」というほどでは全然無くなっています。ただ、これから1月2月となってもっと寒くなると、左右差が顕著になってくる可能性はあります。

足汗
これは日記にまだ書いてないことなのですが、Dermadryがバッチリ効いていて、今年の(冬の)足汗は確実に減っています。ただ、今は自宅で親の介護中心の生活をしているため、そもそも足汗が問題にならない点にも留意する必要はあるかもしれません。例えば「職場で靴を履いた時に耐えられるレベルの足汗か?」と言われれば、それはちょっと分からないです。
手汗は両手ともまったく出ません。

総じて言えることは。。。
  • 夏の代償性発汗は(Dermadryのために)ちょっと増えたけど大丈夫だった。
  • 冬の足汗は(Dermadryのおかげもあって)全然平気だけど、仕事するようになったらひょっとしたらまた問題になるかもしれない。何とも言えない。
  • 神経の流れる感触は相変わらず続いているが、これが終わるのかどうかはよく分からない。でもその感触があるおかげで汗が減ったり手が冷たくなるのが軽減されているのは間違いない。
  • 良くなってはいる。でもどこまで良くなるのか、いつまでかかるのか、それはまだまだ分からない。
こんな感じでしょうか。

リバーサル手術を受けた人達のこと
今年は3人の友人がフィンランドにリバーサル手術を受けに行きました。多分なんですけど今年リバーサル手術を受けた日本人はこの3人だけじゃないかと思います。
ゆーこさん、バッキーさんはそれぞれブログを持っていて自身の状況を書いていますし、まなかさんは(私のブログのコメント広場に)受けて来た時の状況や術後の状況をたくさんまとめてくれています。
そして彼らにリバーサル手術を受けた何人かが加わってLINEの集まりを作ったりもしました。
受ける人達にガイドをし、受けた人達から今の状況を聞いたりして、そしてそれをみんなで共有しながらブログに書いてさらにネット上の皆さんに伝えてとしているので良いサイクルです。そしてなによりみんなと仲良く楽しくやっています。

あと、ネット上の変化もいろいろと感じてますね。

ネットでのやりとりの変化
今まではブログや匿名掲示板で情報収集することが多かったのだけど、今年はTwitterを中心に各個人それぞれの考えをちょいちょいつまむようにと拾う感じに変わりました。それが故代償性発汗の人達の苦悩はあまり見かけなくなりました。。若い人達の動きも活発で、ほんまこさんのドキュメンタリー映像もそうですが、多汗症ブランドを立ち上げた人や多汗症YouTuberなども現れて、世代交代なのかなって感じもしています。
ま、私は私で、これからもマイペースで続けていくつもりですけどね。

2019年12月24日火曜日

Looking back on 2019

This year will end a few days later.
It is 17 years since I took ETS reversal surgery, and I will write how this year was.

Strange feeling of flowing nerves
I still feel every day. Though I had a feeling that the nerves in the right chest were greatly connected last year (so big feeling that there was only once on the left side in the past), since then, the flow which streams from my abdomen to my arms and fingers through my armpits has become stronger. I don't feel the stream all the time, so it repeatedly in and out. Sometimes I am worried when the current is disappeared. But I have the feeling that my nerve flows when I lie down and strengthen my shoulders, so I often do so.

Compensatory sweating and gustatory sweating
Because of Dermadry, my armpit sweat was reduced, but the compensatory sweating on the last summer was a little more than usual. I have had ETS reversal surgery and my torso sweating has been drastically reduced, so this small increase of my sweat is not a major problem, but it can be a painful increase for some people.
The amount of my gustatory sweating greatly depends on the situation when eating. When eat in a hot place, I get a lot of this sweating. On the contrary, when eat in a cold and with no sweat, I only get a moist sweat from the top of my head. Of course, definitely reduced since before.

Difference between left / right hand
I don't feel it when warm situation, but only feel when cold. Then the right hand is colder than the left. But it is improved than last year, and it is no longer with "having trouble". However, when it gets colder in January or February, it might be noticeable.
I have no sweat in both hands.

Foot sweat
Dermadry is working so well and this year's (winter) foot sweat has definitely decreased. However, it may be necessary to keep in mind that now I spend whole day for my parental care, so my foot sweat is not a problem. For example, when asked "Is it the level of sweat you can withstand when wear shoes at work?", I don't have the answer.

Collectively...
  • Summer compensatory sweat increased a little (due to Dermadry), but it was not a problem.
  • Winter foot sweat is all fine (thanks to Dermadry), but it might be a problem again when I get to work... 
  • The nervous flow feeling continues, but it is not clear if this will end. But that feeling definitely helps to reduce sweat and cold hands.
  • I am certainly getting better. But I still don't know how much better and how long it will take.

My friends who have taken ETS reversal surgery
Three friends went to Finland for ETS reversal surgery in this year. It may be only three who took ETS reversal surgery in this year from Japan. Yuko-san and Backy-san each have a blog and write their own situation on it, and Manaka-san summarizes the situation at the time of the surgery and after it (on the comment page of my blog).
In addition, I made LINE group with my friends who had taken ETS reversal surgery. It is a good cycle to guide the applicant, hear the latest information from him, and share it with everyone on my blog.

And, I also felt some changes on the net.

Changes in online communication about hyperhidrosis or its surgery
Though I mainly collected information on blogs and anonymous bulletin boards until last year, now I mostly see Twitter and became to know the thoughts of each individual on it. As a result, I saw less the suffering voice of those who with compensatory sweating... The movement of young people is also active, like the documentary video of Homma Koki-san, so I feel that it is a generational change.

But, I intend to continue at my own pace!

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2019年12月22日日曜日

多汗症ドキュメンタリー映像

(この記事は12/20に載せた英文の和訳です)

日本の映像クリエイター本間洸貴さんは多汗症のドキュメンタリー映像をリリースしました。

Voiceと名付けられたこの30分の映像の中で、彼は多汗症患者の悩みや葛藤を映し、日本の福祉制度やファッションブランド(もちろん共に多汗症に関しての)にインタビューをし、そして一人の女性を通じて「声をあげて伝えること」の重要性にフォーカスしました。彼自身もまたETS手術を受けており、それ故にETS手術の実際の状況について沢山のことを扱っています。

映像は日本語ですが、英語字幕で見ることができます。
字幕を見るためには、次のように選択してください。
[settings] -> [Subtitles/cc] -> [auto-tlanslate] -> [English]


この自動翻訳のためにYouTubeサイト上に日本語入力をしたのは私です。

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2019年12月20日金曜日

Documentary video about Hyperhidrosis

Japanese video creator Koki Honma released a documentary video about hyperhidrosis.

In this 30-minute video titled "Voice", he showed the troubles and conflicts of Japanese patients, interviewed with the Japanese social welfare system and fashion brand (of course both about hyperhidrosis), and focused on the importance of "Speaking up" through one woman. He himself also took ETS surgery, so he deal with a lot about the actual situation of ETS surgery.

The video is in Japanese but can be read in English subtitles.
For subtitles, please select as below.
[settings] -> [Subtitles/cc] -> [auto-tlanslate] -> [English]


About auto translate, I did the Japanese input on YouTube site!

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2019年12月9日月曜日

今年もまた寒くなって手の左右差が出てきました

12月も中旬となって、ほんと寒くなりましたね。
朝晩となれば室内でも10度を下回ってきます。
昨冬の終わりに加湿器を買って今はそれをフル稼働しているのですが、そのおかげで部屋の温度は若干高くなり割合快適に過ごしてます。

だけど、今日手の温度の左右差を感じました。右手だけ明らかに冷たいです。
今年もたくさんの変化を感じてきたし神経の流れる感触も強いから、この冷えも改善される可能性も少しはあるかなと期待してたんですが、あまり変わってないみたいです。

去年は手が荒れて真赤になったりもしたから、今年は今のうちからハンドクリームでケアしたりあとはスマホ操作を手袋&タッチペンにしたりとする予定です。

手の冷えを調べるとほとんどが血流の問題って説明されているのですが、私は血流だけじゃなく交感神経の伝達それ自体とかも体温調整(というか体温の伝達)が行われているんじゃないかと考えています。ETS手術によって交感神経の活動が下がった手先が冷たくなり、そして反対に過活動となった背中でいきなり発熱したり、ということです。もちろん血流が大部分の体温を担っているんじゃないかと思うのですが、血流だけではつじつまが合わないことがあると思うのです。

足は左右差を感じないのですが、常時こたつにもぐったり電気アンカであっためたりとしてるので、問題は起きてないだけなのかもしれません。