2012年12月24日月曜日

フィンランドのドクターのブログ

リバーサル手術をしているフィンランドのドクター(Timo Telaranta)のブログを先日覗いてみたときに、日本語に翻訳されているページがいくつか載せてあるのを見つけました。
今年3月にいくつかのページをまとめて載せたみたいですね。

そこに書いてあったことで、いくつか私も気になったものがありました。


【旧来のETS手術後の副作用とそれらの修復】
http://www.sympatix.fi/blog/?p=819

ここに日本人のことについての記載があって、今年3月時点で「日本からは、約30名の患者が我々を訪れている。」と記載されていました。私が考えている数よりちょっと多かったですが、フィンランドのリバーサル手術を受けている人というのはこの程度、ごくごく少数ということには変わりはないですね。
しかもタイトルですが 「旧来のETS手術」 と書かれています。


次に気になった記事です。

【マルセイユの会議から】
http://www.sympatix.fi/blog/?p=907

世界では、現在のブロックではなく、いまだに昔ながらの手法(ETS)でこれらの手術が行われている。旧来の手法からは、ひどい副作用が生じる恐れがある。そうなると、それらを修復しなければならない。

ETS というのは既に世界で見たらもう古い術式ということになるのでしょうか?

これらの副作用が生じるのは、神経を手荒に扱い、交感神経幹を数ヶ所で焼き切ってしまうためである。

全世界からフィン ランドに、私の手術を受けるために定期的に患者が訪れる。最近では日本、アメリカ、オーストラリアからであった。

日本がしっかり書かれています。日本からリバーサルを受ける人というのは多い方になるみたいですね。


そしてもう一つがこちら。

【パニック障害か、社会恐怖か】
http://www.sympatix.fi/blog/?p=897

今私が発作的に起こる症状はリバーサル後に神経がつながるために起きているものとして理解しているのですが、リバーサルを受けても同じ感触を持ってる人というのを聞いたことがないんです。なのでパニック障害にも当てはまるものなのかどうかを少し疑うようにもなっているんです。

ここでは社会恐怖とパニック障害のことについて書かれていました。
社会恐怖は他の人恐いという感情が高ぶることが原因で、パニック障害は原因不明ってことですね。

パニックのことについてはごく一般的な事だけが書いてあります。

最も一般的な肉体的症状は動悸である。発汗、震え、息切れ、過換気症候群もまた、ごく普通の症状である。パニック的な死の恐怖はそれらの症状の一つである。

私は発作が起きる時 動悸、発汗、息切れが激しいです。
ここでいう震えは恐らく寒気とかになると思うんですがそういったことは起きないです。手の震えは今や慢性的ですがそれとは違いますね。
過換気症候群とか死の恐怖も全くなくて、息苦しいですがこれでまた回復が進むはずといつも思いながらやり過ごしています。

では。

まるとん


2012年12月20日木曜日

今日の神経の移動する感触(12/19)

昨日に引き続き今日もちょっとだけ書いておきたいと思います。
今日は仕事がオフだったので、上野に博物館と美術館をそれぞれ見に行ってきました。

外はすごく寒かったから、コートを着て厚着をして行きました。
そして博物館に入ったのですが、博物館の中って展示品のために温度とかちょっと高めになってるみたいなんですね。そんな中を歩き回っていたわけですが背中は発熱して熱くなってましたが汗は全くかかなかったです。
そして肩がすごく痛かったです。昔よくぽきぽきと音がしていて、そしておととい痛かった所、歩くたびにズキズキする痛みが右肩でしていました。あと、そんな中すごい眠気に襲われたりもしました。
そして帰りの電車でも神経の激しい流れを感じていて、電車に乗ってる間腕を上げることも出来なかったです。

電車で調子を落とすのはいつものことでこれは走ると気圧が変化するせいだと思うんですね。
そして先日は映画館で調子を落としたのは暗い照明と明るいスクリーンの中で集中して見ていたあたりではと思っているのですが、、、博物館はどうかなぁ。単純に室温が高いせいかもしれないです。混雑すると蒸すので。。。ちなみに同じように美術館の中で調子を落としたことも過去に何度もあることだったりします。
これらの症状は自分ではリバーサル手術を受けて神経の移動を実感するようになってから起きたことということもあって単にリバーサル後の回復の影響で起きていることと思っているのですが、やはりこれはパニック症状と思ってもいいものなのでしょうか?
パニック症状はなかなか調べても実感がわかなくて、パニック症状と同質の症状なのかそれとも全く別のことが体で起きているのかが知りたい所だったりします。

もし私の起きていることや感じていることからパニックに結び付くものかそれとも全く別物だと言えるか、何か判断できることや意見などがあればコメントしてくれるとうれしいです。

では。

まるとん


2012年12月19日水曜日

今日の神経の移動する感触(12/18)

まるとんです。

今日は久しぶりに服がびっしょりになるまで背中に汗をかきました。
ここ最近はまったくそのようなことはなくて、10月半ばにそのことについて書いて以来2カ月ぶりのことでした。
朝いつもどおりに職場に行って座っていたときのこと、特に大した状況でもなかったのですが背中から汗が出ました。いつものことですが緊張し集中力が全くなくなりもうこころここにあらずな状態にもなっていました。
そして日中に立ち話をしていたときにもいきなり息苦しくもなったりしました。そのときには心臓より下、胃のあたりでけいれんするような感じがしました。

昨日体をねじったときのことなのですが、右脇の内側でピキーンといった感じの針で差すような痛みがありました。一昨日には結構着込んで一日中歩きまわったりもして、そのときにもたしかに汗はかきました。
どれがっていうのは分からないですがそういったいろんなことが影響しているんだと思います、昨日痛かった右脇のあたりを通じて右肩裏側までにかけて、それと左肩のあたりや首のうらで強く押さえつけられているような感触が今あります。両腕、両手とも痺れているのですが上腕部一帯では鳥肌とまではいかないものの冷たいものに触れているような感じも合わせてしてます。

夏の間は数日おきにこんな感じの汗はかいていたものの、今年寒くなってからは初めてのことだったので、書いておこうと思いました。

では。

まるとん


2012年12月15日土曜日

寒くなってきましたね

だんだん寒くなってきましたね。
昼間の気温ももう一ケタ台だし、朝晩はコート・マフラー・手袋の重装備で外出しないといけなくなりました。でも暑いときに気になる汗のことを全く考えなくていいですから気は楽です。

寒くなったからか肩から先の腕、手のしびれ方が少し変わってきました。
いつもの痺れ方というとだいたいピリピリした感じのしびれなのですが、寒いと感覚がなくなる麻痺のような痺れになります。特に朝起きてしばらくは肩から先の力も入れづらくてうまく動かないし、感覚もなくなってます。動き出して活動を開始するとすぐにある程度には落ち着くのですがやはりごく軽い麻痺のような痺れは一日中残ってます。
手のぷるぷると震えるような動きは最近はほとんどおさまっています。
こういったことは寒くなったこともあると思うのですが、神経がつながってきて流れ方も変わっているのも影響している気がします。

他に最近寒くなって変わったことというと、ここしばらくの間昼間無性に眠くなるということがあったのですがここ最近はなくなりました。睡眠時間とかは関係なくて頭へ向かう神経の流れが作用している感じで起こっていたんじゃないかと思っています。
以前にも唾液の量は減っていたけど元通りになったと思うと書いたことがあったのですが、さらに常時の口の中の唾液の量は増えました。食欲とか活力といった内面の回復を今年はすごく感じています。
そしてもうひとつ気になっていることとしては今年は寒くなってからの足の汗が全然気にならないでいます。足の汗はETS受ける前から悩んでいたことで、リバーサル手術を受けてからも気にしていて、そしてその後ドライオニックを使ってからはそこまで気にならないでいられるようになったことなのですが、今年は今までで以上に足の裏の汗が出ないでいます。今日のような寒さを感じるときはいつも足首から先がむくんだ感触がして、そして手で触るとにじんだ汗をかいて冷たくなるのですが、今はそれがないのがうれしいです。ただ、リバーサル手術を受けて私はもうじき11年となるわけですが、その間一過性の変化というのは数えきれないほど無数にあるので、これが一過性のものでまたいずれ足の汗が復活するのか、それともこのまま治まってくれるのか、それは分からないです。

寒くなったので風邪など引かないようお気をつけて。

では。

まるとん


2012年12月9日日曜日

交感神経が活発になって激しくなるのを感じるとき

昨日映画館へ映画を見に行ったのですが、映画を見ている間神経の流れる感触が激しかったです。
暗い中で集中してスクリーンを見て、そして激しい音やヒヤヒヤ手に汗握るシーンも沢山あったから緊張していたかもしれないです。

過去にも映画を見ている時に神経の流れる感触が激しくなるときは何度もありました。普通に激しくなるだけだと肩や腕が辛くなるだけでそれはいつものことなのですが、ひどいときにはさらに上半身へ流れる神経の感触が激しくなることもあって、これはほんとにまれですがあまりにひどい神経の流れになると呼吸が乱れて汗も出てパニック症状といえるまでになっちゃったこととかもあります。

これは緊張したことが原因だと思っています。緊張すると心臓も激しく鼓動するし血の流れも激しくなって血圧が上がるから、血管近くを血流と一緒に流れているという交感神経もそれに影響して激しく流れるんじゃないかと思ってます。ETSをしたことで心臓よりも上方向にあたる上半身へ向かう交感神経の流れが弱まり、リバーサル手術で交感神経のバイパスを作ったもののまだ完全に元通りの流れを取り戻すまでに至っていないために、こういった血圧/血流の変化に過敏に反応してしまうようになってしまっているんじゃないかって思っています。

私は運動もすることがあるのですが、運動した時にも神経の流れが活発になっているのを感じます。
運動すると体全体を動かしているからか、パニックという程にはなったことはないです。でも息が乱れたり汗がでるのは運動をしていれば普通に起きるから、体はパニックと同等の症状が起きていたとしても分かっていないだけかもしれないです。息があがりやすくなったり疲れやすくなったりというのにはなったからです。それでもどうしても早く回復して欲しいって思っているので休み休みになったとしてものんびりとジョギングをしています。
ちなみに汗の出方ですが、走り始めしばらくはそれほど汗をかかないのですがある程度走っていると代償性発汗と同じような出方でシャツがびっしょりになるまでの汗が出てきます。そして一旦シャツがびっしょりになるくらいまで汗が出ると汗の出方がおさまる気がします(シャツはもうびっしょりになっちゃってるからもう汗が出てるのかどうかも良く分からなくなりますが。。。)で、そのまま走り続けるって感じです。

雨の日私は足の裏の汗が止まると言うことを書いたことがありました。
雨の日に足の裏の汗が止まるということはETSを受ける前からのことだったのですが、今では雨の日には緊張した時と同様に肩や腕への神経の流れを感じて辛くなります。ちょうど足の裏を含めた下半身の神経がリバーサルでつなげた胸部を通じて肩や腕に向かって流れているかのようなそんな感触です。
他には電車に乗っているときも同じです。特に東海道線とか総武線といった高架を長距離で走る路線に乗っているときにも辛くなることもあり、こういったことは雨の日と同様気圧の影響だと思っています。私は電車に乗っていて過去に視界が真っ白になっちゃったこととかもありました。
よく雨の日や電車などでパニックを発症する人もいるっていうから、似たようなことが起きているのかもしれないなぁと思ったりもします。

あと、緊張・運動や気圧だけではなくて日々の生活リズムっていうのもあります。
朝起きた後の汗のかき方と夜の汗のかき方とは違います。朝電車に乗った時より夜電車に乗った時の方が背中の汗の出る確率は高いですし、電車に乗ると肩や腕に神経が流れる感触も激しくなるのですが帰りの電車の方が朝よりも数段激しいです。それに秋ぐちになってからは治まっていますが神経の移動を感じるのとともにワッと汗が流れる感じがするのも夕方以降の時の方が多いんです。
交感神経は寝てる時にはおさまり、朝から活動を開始して、徐々に活発になるっていうリズムと合ってます。

まるとん


2012年12月2日日曜日

友人のリバーサル手術記

先々週の11月20日に私の友人がフィンランドにリバーサル手術を受けたのですが、その方が現在の状況とリバーサルを受けに行った渡航時のすごく詳しいメモをメールで送ってくれたんです。

そのメールの内容を私のブログに載せてもいいと本人の許可をもらったので、ここに記載します。
通訳さんのお名前の記載などを「通訳さん」といった風に一部は私の方で編集をしています。でも基本はいただいたものそのままです。

リバーサル手術記

少しですが私のリバーサル手術の繊細を書き込みます。

(11月19日)
成田空港12:00 発フインエアー便です。
9時前には空港に着きました。成田空港はとても広いけど、全く迷うことはないです。
出国手続きを終え、売店で和菓子を2個 (ドクターの誕生日用、通訳さん用)買いました。
私はトイレが近いので、通路側席をリクエストしました。
正直、10時間フライトはかなり疲れます。お尻が痛くなる度にトイレに避難していました。

ヴァンダー空港には15:00 (この時期、日本との時差は7時間) に到着です。
思ったより寒くなかったです。雪もなかったです。 (ヘルシンキでは12月にはいってから雪が降り、そこから一気に寒くなるそうです。)  入国審査に進むと長蛇の列で、結局1時間以上かかりました。 空港を出ると 左の方にタクシー乗り場があり、ティルッカ ホスピタル と言っても、わからない様子で、住所を見せたらわかってくれました。 病院までは 25分、約35ユーロでした。
ドクターとは18時に約束していました。病院に到着したのは17時でした。
 フロントで要件を告げると(英語のやり取りで、かなり大変でした。) 4階に行くよう言われました。4階に行きチャイムを鳴らすと、看護師さんが出てきて、椅子に座って待つよう言われました。  しばらくして、ドクターがやってきました。 (ドクターは想像どうりのにこやかで、優しい感じの人でした。)  ドクターに私が宿泊する エスペリの部屋を案内してもらいました。  同じ建物の5階でした。  部屋の中には、テーブルセット2セット、ベッド2台、冷蔵庫、電気コンロ、シャワー、ハンドソープ、ボディソープ、タオル、コップがありました。
テレビがないのは残念でした。 
また、トラブルなのですが、中国に行ったとき使えた私の携帯が、フィンランドでは、使えなかったのです。これは、かなりのショックでした。
ドアの鍵の開閉もこの部屋はコツがいるらしく ノブを強くおしながら鍵をまわさないと開閉しないのです。(これは、ドクター立会いの下、何度も練習しました。携帯が使えないから、閉じ込められたら大変だからです。)
そのうち、通訳さんがやってきました。(通訳さんもかなり元気でしたよ。)
三人で手術の疑問や手法、要望などを話し合います。 (ここで思っている事を全て聞いた方がいいです。)
明日の予定も確認して二人と別れます。(ドクターは向かいの部屋に明後日まで滞在するとの事でした。)
疲れているはずなのに、手術の緊張と、不安でなかなか眠れなかったです。

(11月20日)
8時に4階に行き着替え、ベッドに横になり手術室に運ばれました。
9時過ぎに麻酔を打たれ、 目がさまたのは13時近くだったと思います。
あまり、痛みがなかったのと、手術が終わった安堵感と、昨日の疲れでbsまた眠ってしまいました。  目が覚めたのは18時でした。  
ドクターがやってきて、手術は成功したと言ってくれました。
軽い夕食をとり、トイレに行くタイミングで、レントゲンをとりにいきました。
この時、大量に発汗しました。場所が、手術前と同じところだったのでガッカリしました。
更に、顔からは今まで全体的に発汗していたのに、右半分からしか発汗しなくなっていました。(この状態は今でも続いています。)
今夜は、看護師さんがいる この部屋で就寝します。
夜に看護師さんが何回か様子を聞いてくれますが、あまり伝わらず、はがゆかったです。

(11月21日)
朝目覚めると、痛みはそれ程なかったです。
9時にドクターと、通訳さんがきてくれました。この時間が直接会える最後の時間なのだそうです。  手術の内容や、術後のケア等を聞きました。
ドクターいわく、退院は24日を推奨します。とのことでしたが、自分はチケットもとっているし、仕事の都合上、どうしても予定どうり、23日を希望したところ、納得してくれました。
(ただし、自己責任確認書みたいな書類にサインしました。)
シャワーも23日までNG、ガーゼも剥がしてはいけない、との事でした。
看護師さんに点滴を外してもらい、自分の部屋に歩いて戻りました。
移動が楽なので、本当に助かりました。
歩いたからか、痛みが一気に強くなりました。とても、動き回る気はしません。テレビもなく、携帯も使えないのでその日は 早々に寝ました。

(11月22日)
痛みであまりよく眠れませんでした。寝返りも打てないです。(今でも寝返りは打てません。)
病院内のレストランでバイキング形式の昼食をとりました。その後、少し散歩しようと思い外に出ました。その日はとても寒く、いかにも北欧という感じでした。街並みや、道も北欧らしくて綺麗でした、少しだけヘルシンキを満喫したところで、冷たい雨が降ってきたので急いで部屋に戻りました。
部屋では明日、看護師さんにする質問を電子辞書で調べながらすごしました。
本当に、テレビも携帯もない時間は、長く感じました。
深夜、手術後初めて排便がありましたが下痢ぎみでした。
(これは、今も続いています。)

(11月23日)
朝10時に4階に行きシャワーの準備をしてもらいました。
そこで初めてガーゼを剥がし傷口を見ました。脇の下あたりに4か所あり 1cmくらいで
全部 1~2針縫っていました。意外と傷口が大きいのでびっくりしました。
シャワーの後、傷口にテープを貼ってもらいました。このテープは3日おきに貼りかえるとの事でした。ひさびさにシャワーを浴びすっきりです。
部屋に戻り帰国の準備をし、また4階に行き、帰国の挨拶をし、タクシーを呼んでもらいました。
17:20発で、14時過ぎに空港に着いたのでゆっくり回ることができました。
空港内の売店などは結構きれいでした。
席はまた、通路側をリクエストしました。(だいぶ、助かりました)
離陸すると、気圧の変化で胸が痛みましたがなんとか、耐えました。
機内ではほとんど眠れなかったです。10時間は、だいぶこたえました。
翌朝10時(日本時間)に到着しました。
空港内では、疲れと暖房のため、大量の汗をかきました。

かなり手術だけのストイックな旅行になってしまいました。
観光もしたいという方の参考には、ならないかもしれませんが、なんらかの参考になればと思います。
ありがとうございました。


現在の状態

今現在の状況を報告します。

リバーサル手術後からずっと下痢が続いています。
整腸剤を毎日飲んでいますが、治りません。
傷口はそれほど痛くないのですが、胸、背中、特に脇の下が服が擦れるだけで痛いです。
腕をあげようとすると脇の下の筋のようなものが切れそうな感触で痛くて腕をあげられないです。もちろん走ったり、力仕事は、できません。ですから、毎日の仕事や生活がキツイです。
汗のほうですが、はっきりいって前よりひどくなっています。
下半身の発汗量が増えました。
リバーサル前に唯一上半身の顔全体から発汗がありましたが、リバーサル後は右半分からしかでなくなりました。(量も増えました。)
不思議なことに、顔の発汗がある右側は体温が低いのです。(顔、手、腕)
逆に左側は体温が高いです。
これは今日、気がつきました。 かなり、違和感があります。

リバーサル手術をしたばかりで、まだ、神経が落ち着いていないからであり、
神経が落ち着いてきたら、この症状も徐々に回復に向かうと、自分に言い聞かせています。
リバーサル手術までして、今、自分にできる事は全部したつもりです。
後は、自分の体を信じてゆっくり、ゆっくり、回復を信じていこうと思います。


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2012年11月24日土曜日

今の時期に感じる左右差について

今年も随分と寒くなってきました。

天気予報では今日の最高気温は13度となってますし、今この時間の部屋の室温も20度を割ってます。
そんな中にいると手の温度の左右差を激しく感じます。
既に両手ともハンドクリームは使う必要もないぐらいになっているのですが、温度の差はあって、右手が極端に冷たいです。
両手をほおにあてると、左側では冷たいと感じることはないのですが、右手をほおにあてると明らかに冷たい感触があります。
20度を割る位が不快になる境です。

足はというと、寒くなってきたこともあって汗を感じることがありますが右足の方が若干多いです。(私は冬に汗をかきます。)
足がじんじんとした感じになったりすると汗をかいていて、寒いときがひどいのですが、布団にもぐりこんであっためていても汗をかきます。なので私は夜も靴下をはくことが必要だったりします。

顔ではいつもというわけではないのですが、右目の方が左目よりも重たいと若干感じることもあります。見て分かる程ではないし、ほんのちょっとです。

夏は汗で左右差がありますが、この時期からはこのような左右差があります。

今年夏が明けて涼しくなるにつれて思った点なのですが、食欲とか気力とか、そういった面での回復が今年は良くなっている気がしています。
昔は一日一食夜にしか食べれなかった時期もあったのですが、今はお腹もちゃんと減るしごはんがとってもおいしく感じられています。
メンタル面が前向きになったり、あと消化とかの機能も良くなったりというのも、交感神経がつながっていくことで改善してくれることなんだろうなぁと、思ってます。

では。

まるとん


2012年11月17日土曜日

来週私の友人がフィンランドへリバーサル手術を受けに行きます

来週私の友人がフィンランドへリバーサル手術を受けに行きます。

その方は10月の頭にはドクターへ手術を受けたい旨の連絡をしていたのですが、その時もらえた手術日が来週となっていました。それまでの間に支払いや飛行機の手配などの準備を済ませていて、やっとフィンランドに行く日を迎えることになったんです。

今年私の友人からフィンランドのリバーサル手術を受けに行くのはこれで4人目になります。

私の友人でフィンランドにリバーサル手術を受けに行かれたのはここ数年は毎年何人かいて、去年は2人、一昨年は4人の方が受けに行かれました。

今までフィンランドのリバーサル手術を受けた日本人は何人いるのかというのは私も正しくは把握しているわけではないのですが、一昨年受けに行かれた方がドクターに聞いたときには十数人という返答だったそうですから今でもフィンランドにまで受けに行かれた人というのはそれ程大きくは変わらず20人とかその程度の人数なのではないかと思います。

私がフィンランドでリバーサル手術を受けたのは2002年1月のことなのですが、当時は自己再生するというふくらはぎの神経を切り取って胸部に移植する術式でした。

私がリバーサルを受けた時の通訳さんは私より前に1人だけ同じ様に日本人でリバーサル手術を受ける人を通訳をしたということを聞いていたのと、私より2カ月後の2002年の3月にリバーサルを受けられた方は肋間神経を移植するという新しい術式だったそうなので、私と同じふくらはぎの神経を移植するという術式でフィンランドにリバーサルを受けに行った日本人というのは(断定はできないですが)恐らく2人しかいないのではないかと考えています。

ちなみにこのふくらはぎの神経を移植するという術式でリバーサル手術を受けたのはドクターのホームページを見ると51人ということが書かれています。アジア圏で10人ですね。

そのページを見ると、ふくらはぎの神経を移植するという古い術式と肋間神経を移植するという新しい術式の違いについてちょっとだけ、下記のように記載されています。

新手法による患者では、最も早ければもう1年後には最終的な回復イメージを得るための評価が可能である。しかし、第一の兆候から、回復がもっと迅速に、すでに数週間後に始まることが明らかになっている。ただし、本手法によっても、回復は長期間、術後数年にわたって継続することがある。

リバーサル手術というのはETSで切除した箇所に対して別のバイパスを作ってつなげ直すことですから、現実にはどのような術式で移植をしたとしても手の先頭の先にまで神経がつながって回復するために年単位の時間がかかるのは同じようにかかるんじゃないかと思っています。

でもふくらはぎの神経を取り出してそれをチューブに詰めて胸部に埋め込んで移植をするよりかは、胸部にある肋間神経を切り取ってそれを使って移植をする方が、バイパス箇所のつながり具合というのは良いのではないか、つまり早く回復しはじめるのではないかというのは私も思っていることだったりします。

私は2002年1月にリバーサル手術を受けたのですが、その年の8月、つまり術後7カ月経ったときに私に相談のメールをいただいた方へ出したメールがあるので、そのメールをここに記載します。


メールで質問いただいた内容

Subject: Dr.Telaranta(フィンランド)の紹介により

 はじめまして、私は沖縄県在住の○○と申します。実はフィンランドのTelaranta
先生より貴方のメールアドレスをご紹介いただきました。

 私は、当地 沖縄の病院で1994年に多汗症に対する交感神経遮断手術を実施
し、以後約8年間大変苦しい日々を送ってきました。
 貴方がフィンランドで神経再生手術を実施されたとお聞きしました。どうか下記事
項について教えていただけないでしょうか。全く面識の無い貴方様に今回メールを
送っていることは大変失礼なことではありますが、貴方様しか私にとって相談できる
方はいらっしゃいません。お忙しい中大変申し訳ありませんが宜しくお願い致しま
す。

・フィンランドでの手術を受けていかがですか。
・貴方様の手術前、手術後の状況はいかがですか。
・フィンランドでの手術はどのような手術でしたか。
・日本の健康保険は適用されましたか。
・フィンランドの病院より頂いたメールの中にHorner’s Syndrome
(オーナーズの症状)とありますがどのような症状なのか、もし少しでも知っていま
したら教えて頂けないでしょうか。

そのときの私の返答

Subject: Re: Dr.Telaranta(フィンランド)の紹介により
Date: Sat, 10 Aug 2002 04:32:36 +0900

○○様

はじめまして。
お手紙ありがとうございます。

私は【まるとん】と申します。
神奈川県に住んでおり、○○歳です。

私は今年の1月にフィンランドでリバーサル手術を受けました。

私は手術のときに即効性がないこと、汗が出なくなるのに半年かかること、そのときま
で汗は減らないこと、1回ではなくその後も4~5ヶ月のサイクルで減っていくこと、
個人差があり3ヶ月ぐらいで効果が現れる人もいれば1年以上かかる人もいる等の説明
を受けています。

まだ手術を受けて7ヶ月ですのでどこまで汗が回復するかというご質問に答えられませ
んが効果は序々に出始めております。

私の場合はこんな感じです。

手術後3ヶ月位でまぶたが軽くなり、唾液の量も増え、背中が異常に熱くなる現象がほ
とんどなくなりました。
背中が熱くなることによる代償性発汗の助長はその頃消えました。
でも代償性発汗自体は残りました。

5ヶ月位には手の平のしわが取れ始め、顔から汗が出始め、何度も何度も神経がつなが
ったり途絶えたりの繰り返しでした。
つながる度に喜んでみたり汗でがっかりしたりの繰り返しでした。

6ヶ月たったときに腕に変化がありました。
それからつながったり途絶えたりというよりは足や腹から枯れていた頭や腕の神経に流
れ込んで行くという感触です。
2週間前はすごくゆっくりでしたが日に日に流れが速くなっている感触です。

今も汗が出だしたら止まらないのですが(ここにいたら汗が出そうだなと思ってから)
汗が出始めるまでの間隔は以前よりはずっと長くなり、(涼しいところに行ったときに)
汗が引くまでの時間や一度にでる汗の量もかなり減ってます。
手の平の汗は緊張したり握り込んでいると少しでますが腕からは全く出ないです。

半年後に汗が減るので我慢してくださいと言われており、実はもう来たのかまだ来てな
いのか良く分からないのですが汗が減るのが1回ではないことを励みに頑張ってます。

私も藁をもつかむ思いで手術を受け、もうまな板の鯉の様な状態ですから・・・。

「ここまで回復しますよ、安心してください」と言えないで本当にすみません。
でも私は手術をしたことに満足しております。

・手術について
技術的な面については案内を読まれていると思いますのでその他に気にされそうなとこ
ろといえばこんなところでしょうか。

<傷跡>
神経を取るためにふくらはぎ(私は右足)に横4~5cm位の傷が3ヶ所
胸部はETSの傷と同じ様な点状の傷跡が3、4箇所(既存のETSの傷跡も使ってる)
のでそこまで気にするレベルではないと思います。

<痛み>
足の傷は痛かったです。
1ヶ月ぐらいは走るどころかびっこがちでした。
手術のときにもらった痛み止めを飲まないと寝れない日が多々ありました。
でもしばらくすれば治ります。

・費用について
こればっかりはどうしようもありません。
私も兼平先生に言われたとき悩みました。
保険は効かずprivatix clinicとの個人契約となります。
私はUSドルで2万ドルかかりました(振り込み時254万でした)。
・入院にかかる全費用
・フィンランドにいる間のホテル代
・通訳さんの費用
が含まれてます。

飛行機は10万ぐらい、それとタクシー代やら外食費やらその他がかかります。

スケジュールは手術いっぱいいっぱいではなく何日かは足は痛くてもヘルシンキめぐり
ができました(肺に水が入っていたということで2日退院が延びたのですがそれでも
3日間、周りたかったところが全部周るのに十分な時間がありました)。

・Honer's Syndromeは私も分かりませんでした。

通訳さんや兼平先生がおっしゃってましたがTeraranta先生はヨーロッパ中でrevarsal手
術をされ実績を持ってらっしゃり、政治力もある方だと聞いてます。

私もそれを信じております。

電話の件に関しましては私の状態がもう少しはっきりするか、○○様がどうされるか決め
られるまでお待ちできませんか?

メールでしたらお返事させていただきますので何かありましたらメールを下さい


これを読んでいただいた方にとっても参考になっていただけたらうれしいです。

では。

まるとん

2012年11月10日土曜日

リバーサルを受けて11回目の夏

11月も中旬にさしかかり、最近はもう随分と寒くなってきました。
私が最後にこのブログで汗を書いたことのコメントをしたのが10月半ばの事でしたが、今年汗をかいたのはそれが最後でした。

今年は細かな変化についても全部ブログに書いていたのでそのまとめになっちゃいますが、今年リバーサル手術を受けて11回目の夏の状況を少し整理してみたいと思います。

まず代償性発汗ですが、ほんのちょっとです。
真夏の朝、家から10分程駅に歩いてホームでじっと電車を待っている時に背中をダラーッ、ダラーッと流れる汗を、毎日ではなくまれに何度かかきました。ダラダラではなく、ダラーッ、ダラーッです。空調の効いた電車に乗ると即座に汗は引きましたし、私は通勤で4~50分程電車に乗るのですが仮に背中が汗で湿ったとしても降りる時には完璧に乾いていました。

真夏にお出かけをして歩きまわれば汗をびっしょりかきました。汗が流れるまでにはならないですがTシャツが変色するまでにはもちろんなります。濃い色であれば汗が乾くと白い塩の模様が付くまでにもなります。でもいつも半そでのシャツを上に羽織って外出していたので全く心配することはなくお出かけすることができました。それこそ人ごみのすごい隅田川の花火大会にも行って熱気の中もみくちゃに背中を押されたりもしましたが、それも全然大丈夫でした。

以前は梅雨時の方が汗を気にするということを書いたことがあるのですが、今年は夏場の方が汗をかいたと思います。それでもなおかいた汗というのは上記のレベルでした。

神経の移動に伴う汗は以前よりも頻度が多かったです。
リバーサル手術でつなげた神経の回復がすすんだこともあり、またクールビスでフロアの温度も高くてオフィスの室温が27~8度で日中過ごしていたということもあったかもしれないですが、週に2~3度は息ぐるしくなって一瞬だけ一気にわっと出る汗をかきました。そんな症状になるのもミーティングの最中といった平常時よりかは緊張している時に起きることの方が確率が高かったです。

今年一番汗をかいたのは韓国の旅行に行った時でした。どうしても食べたかった大好きなサンギョプサルという豚の三枚肉の焼肉を食べたのですが、韓国式では最低注文は2人前からなんですね。そんな満腹のお肉を食べた翌日に、ひどい汗をかきました。ちょっと動いたら座って休んでても汗が止まらなくて、座りこんだらしばらくは動く気力がなくなって、と代償性発汗といっていい状況になりました。

寝汗はたまにほんのちょっとはありましたけどほとんど大丈夫でした。夜クーラーを使ったのはほんの数日だけで、窓を開けて熟睡できました。

辛い物を食べて汗をかくこともほとんどなくなっています。
1度だけ韓国製の辛いラーメン(辛ラーメンじゃなく別のです)を作っているときに、辛い粉末スープを空けた瞬間に目がしみて、ラーメン作ってる間もそして食べてる間もずっと片目がしみて痛くてぼろぼろと涙を流したということがありました。この時だけは味覚性発汗と言っていいほど顔からの汗も止まらずに出ていました。でもこのような汗をかいたのは今年はこの時だけでしたし、同じ様に辛いラーメンを食べても同じ様な汗は出なかったです。

運動したときには頭からも汗をかきます。
2,3年前は運動中頭がびっしょりにまでなっていたのですが、そこまでにはならず少し落ち着いた気がします。でも今の方が普通の汗のかき方ではないかと思います。
顔の汗の左右差はあって、顔の右半分の方が左側よりも汗は若干多いです。ちなみに腕は左腕の方が多く汗が出ます。

神経の流れる感触ですが、夏前と今を比べるとみちがえる程に流れの速さの差を感じます。
ひょっとすると血液の流れってことはないですか?と聞かれたこともあるのですが、私はあくまで神経の流れる感触だと思っています。
まず第一に年々流れが速くなっています。回復初期の頃は胸の奥でちょろちょろと流れる感触を感じれることがうれしかったりしました。それがドクドクドクといった流れ方をしてだんだん速くなり、今では肩でぽきぽきということもあるわけだけど全体的にはザーッといった感じの流れになっています。いきなりすごく激しい流れを感じることもあったりもするのですが、これらは心拍の鼓動とは全然別の次元で感じています。またお腹側から上半身へ向かって流れを感じる時も全部リバーサルでつなげたであろう胸の1箇所を通じて流れているのを感じています。
ちなみにこの神経が移動する感触というはあくまで私個人のものであって、リバーサルを受ければ必ず感じるというものではないです。

もう何年もの間ずっと、あとちょっとでつながりそう、と思いながらつながりきるのを待ち続けています。金魚板の掲示板の頃からもずっとそう思っていました。もちろん日々の変化は数日単位の短期的にも月単位の長期的にも変化しているのを感じているので、今の状態でもう回復が終わっているということはまずないです。もうちょっとの辛抱で手の痺れやパニックも治まってわっと出る汗も出なくなるはずと信じていて、その時が最終的にどこまでの汗が残ってどう回復できるのかが正しく分かるはずと思っています。

先日東京でオフ会をしましたが、今月末にも広島で友人達と内輪のオフ会をする予定だったりします。
とっても楽しみです。

では。

まるとん


2012年11月4日日曜日

オフ会をしました

昨日はオフ会をしました。

昼の部は最初友人達とで集まって、夜の部は引き続きなのですがこのブログなどでも参加者を募って、といった感じで集まりました。
昼は6名で、夜はちょっと入れ替わったりして8名とこじんまりした感じの集まりです。
もちろん私の友人達なのでみなさんETSは受けていて、そして私と同じようにフィンランドのリバーサル手術を受けた人や今度受ける予定になっている人、そしてリバーサルのことを前向きに考えている人なども集まって沢山のことを話しました。
先日リバーサル手術を受けてきたばかりの友人の術後の感想であったり、みんながリバーサル手術をどう思っているのかとか、代償性発汗をどう頑張ってやり過ごしているか、ETSという手術について思っていること、とそんなことです。

そして私もこのオフ会でどうしても伝えておきたいことがあってそのお話もしました。
私はフィンランドのドクターのリバーサル手術が受けれたことについて感謝していて、そして満足していること。でも私はリバーサルの将来・今後の発展とか、iPS細胞が期待できるのかとか、国内で同様の手術が受けれるようになるのかとかそういったことについてはほとんど興味がないということ。私は私自身が回復したいと思っていて、そして同じようにフィンランドの手術を希望する人があればそれを実現して一緒に頑張って回復したいと思っていること。ネット上で書かれているリバーサル手術についての記載やコメントというのは実際受けた人が感じるものとは随分と違うことも多いということ。私はフィンランドのTelaranta先生へのコンタクトとかも友人に対しては時にやったりすることもあるわけですが、それは私にとってはみなさんのためということもあるにはあるけどそれよりかはむしろドクターのため、ドクターに対して私ができるお礼の一つとしてやっているのだということ。そしてドクターもいつまで現役でいられるのかとか、後継者がいるのかとか、そしてもし後継者が現れたとしても同じ様に同じ費用でリバーサル手術をやってくれるのかということまでは私は分からないといったことなどです。
私からはリバーサル手術を受けてはどうですかということを勧めることはしないです。でももしリバーサル手術を希望するのなら、もう今すぐにでも、遅くとも1年以内にといった計画で受けに行った方がいいと思っていることをあくまで「私の個人的な考え」としてお話しました。リバーサルをしているドクター Timo Telaranta の年齢についてはここで直接書くのは避けますが、フィンランド語の生年月日「Syntymäaika」をキーワードに入れて検索すると分かると思います。

と、ちょっと重たいこともみなさんにお話したりもしましたが、全体的には盛り上がったとっても楽しいオフ会をすることができました。

では。

まるとん

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2012年10月22日月曜日

オフ会の募集案内

このブログをご覧になっている皆さまへ。

今度11月3日(土)に東京でオフ会を予定しています。

昼間の部と夜の部の構成なのですが、昼間の部は私の友人達とのオフ会をします。
そして夜の部はもし希望者がいれば参加者を募ってのオフ会にすることを考えています。

日時:
    11月3日(土) 19:00~

場所:
    新橋か有楽町を予定。
    詳細はご連絡をいただいた方へ決まり次第お伝えします。

参加条件:
    ETSを受けていることは最低限の前提条件になります。そして代償性発汗についてのご自身の経験について前向きにお話でき、リバーサル手術を受けることも視野に入れている方、そしていろんな心境、考えの人もいるということが受け入れられる方、プライバシーについてもきちんと責任を負える人を希望します。
    リバーサル手術を全く受けるつもりはないが情報収集というのは基本的にお断りします。おそらくいらっしゃってもお話が合わないと思います。でもその代わり自分が今後そのような手術を受けたいかどうか検討するためというのであれば、きっと有益なんじゃないかと思います。

連絡方法:
    このページの私の自己紹介の所に「詳細プロフィールを表示」というのがあります。そこに私の連絡先(メールアドレス)が記載されています。
    メールで連絡いただくことについてなのですが、今までブログをご覧になって携帯メールから連絡をいただいたことがあります。私のメールアドレスはyahooのアドレスになりますが、返信しても拒否設定にされていた方が過去にいらっしゃいます。

募集人数:
    そんなにいらっしゃらないと思いますが、こじんまりとしたオフ会なのでほんの数名が限度です。ドタキャンなくきちんと約束が守れる方のみご連絡ください。

では。

まるとん


2012年10月18日木曜日

雨とパニック症状と手足の汗について

昨日のことなのですが、天気も雨だったこともあって調子を落としていました。

午前中パニックの予兆と言えるような動悸があって、そして息苦しくて深い呼吸をしてました。あのわっと出るひどい汗がでないようにと祈りながら慎重に呼吸をするとどうしてもそうなっちゃうんですね。でもしばらくそのような状態でいたのですが、昨日はそのようなひどい汗を出すはこともなくしばらくしたらそのままおさまって落ちついてくれました。

私の場合、パニックとははいっても右脇のあたりで引っかかっている神経が一時的につながって激しく流れて上半身への移動をすることだと思っていますから、そうなっちゃって汗がわっと出たとしてもその症状も回復に必要なことだと思っています。そして、そのようなひどい汗が出たときには、それと同時に息苦しさは少しおさまって今度は浅く早い呼吸になるのですが、お腹、背中からドバっと、だらだらと流れる汗が瞬間的に一気に流れ出すので今度は汗じみが見られないか、変に思われたくないかが心配になってしまって 心ここにあらず な状態になったりします。

移動するためにお腹側で準備された(溜まった)神経の量が多ければ多いほど予兆の時の動機や息苦しさは激しいです。そして一旦脇を通じて激しい流れが起きるとそのお腹で溜まった分の神経が移動しきる間辛い状態が続くのでその間しばらく座って休んでいないといけなかったりします。でも移動しきればまた元通りになって落ち着くのでシャツの汗じみは残るけどまた普通の状態になります。その後は神経がつながってほんの少し流れが良くなる感じがします。リバーサル手術を受けた直後ではなかったことなのですが、回復が進むにつれてから何度も何度もこのようなことを繰り返して、徐々に徐々に今の状態にまで回復してきています。

あくまで私の理解ですし以前にも同じようなことは書いたのですが、私の体で起きているパニック(のような)症状というのはこのようにして起きていて、そしていつもこんな風に考えています。


雨だと調子を落とすことが多いことなのですが、雨だと気圧が低くなるからと私は思っています。もちろん晴れていても起きるときは起きたのですが、雨の時の方が起きたことはすごく多いです。

ちなみに雨が降り出す直前には気圧が高い状態から低い状態へ変化しているんだと思いますが、そのときに私は足の裏の汗が止まる感じがいつもはっきりとわかるのでこれから雨が降るなぁというのがそれで分かったりします。私は足の裏からも汗をかくのを悩んでいたのですが、雨の日は足の裏の汗がさっと引いてさらさらになり、これは気圧のせいだと思っています。
私は夏は足の裏の汗は全くかかなくて冬寒いときにひどい汗をかきます。今は大丈夫なのですが昔は冬には靴を履いていてもスニーカーから湯気がでるまで出たりもしていて、脱いだ時足も靴下もびしょびしょになったりしていたのが悩みの元だったことの一つでした。このような汗のかき方をすることは個人差だと思っていて私と同じ汗のかき方をする人はほとんど知らなかったりします。 足の汗はETSの後もリバーサル手術をした後も悩んでいたことなのですが、私はその後から使ったドライオニックがすごくよく効きました。そしてドライオニックを使って数年間汗を気にしないで過ごすことができた後はドライオニックを使わなくてももう大丈夫になっています。

最初からドライオニックを試していたらひょっとしたらETSもリバーサルもしなくて済んだのかもしれないなぁと考えたりもしています。

では。

まるとん


2012年10月16日火曜日

ETS手術・代償性発汗・リバーサル手術関連 コメント広場 Page.1


コメントのための専用ページを作ってみました。
もちろん各記事にコメントいただいてもいいのですが、掲示板っぽく使えるようにと作ってみたものです。

私のお答えできる範囲ということであれば質問もお答えしますし、感想や意見、ご自身の対策や体験などを書いていただりといったことにも使っていただけたらと思います。
ただし、万一トラブルの種となるようでしたらコメントを承認制にしたりこのページを削除したりする可能性もありますので、そこはあらかじめご了承ください。

ETS手術・代償性発汗・リバーサル手術関連 コメント広場 Page.2 を作りましたので、今後の書き込みはこちらにお願いします。(2013.7.22 追記)

今日の神経の移動する感触(10/15)

今日は昼間の間ずっと手が痛かったです。
一昨日顔から変な汗を出したことも影響しているのだと思うのですが、今日の神経の流れる感触はまた一段と激しかったです。手のひら一面が激しく痺れていて、そして特に親指の付け根あたりとかは両手ともひどくズキズキした傷みが一日中していました。
二の腕もときどきぶるっ、ぶるっ、とけいれんしたように震えたりもしたし、両肩、両腕の中一面に神経が流れている感触がはっきりとしていて、指はずっとぷるぷると震えていました。そして反対にお腹側は神経がゆっくりと、栓をはずした風呂の水のように、抜けるような流れで減っているのを感じています。あと朝方のことでしたが頭の中でぱりぱりぱりっと音が聞こえたりもしました。ただ、昨日腕に感じていた冷たい感触は今日はしなかったです。
このようなことひとつひとつはもう毎日のように感じていることなのですが、右側の神経がつながってきていることで激しさがすごく増してきています。

もちろん左側がつながりきったと感じたときも同じ様なつながり方をしていました。
あまり最初の頃ははっきりと思いだせないですが、リバーサル手術を受けた後というのは最初は腕立て伏せや懸垂でもやった後のような腕の筋肉疲労を慢性的に感じていたのは覚えています。
それから半年ぐらいの間に何度か背中から頭に向けて熱の塊が流れるような感触があったりするようなことがあったりもして、それから胸から肩、そして腕や頭に向かっての神経の流れを感じるようになりました。そして時間をかけて徐々にその流れが激しくなっていくといったつながり方を私はしてきています。

左がそうだったのでつながりきればこれらの感触はなくなるはずということは分かっているものの、あまりにひどい不快な体の違和感を感じているので、いつまで続くのか、さらに激しくなるのか、もういい加減に落ち着いてくれるのかといったところはどこまで汗が減るのかということとともに今は気になっているところです。

では。

まるとん

2012年10月14日日曜日

今日の神経の移動する感触(10/14)


気温が少し下がってきましたね。
汗をかくこともなくなってきて、そしてそれほど神経の流れる感触を感じることも減ってきました。

ですが、ここ最近感じた変化をいくつか書いてみます。

神経の移動は夏ほどの激しさがなくなっているとはいえ、流れは今も感じています。
一時的にももが熱くなったり、背中が熱くなったりといったことはここ数日の間にも何度もあったことで、そのようなことが起きると以降しばらく神経の移動する流れを激しく感じるというのは依然繰り返しています。

昨日は、辛い物を食べる時久しぶりに顔から汗が噴き出ました。
ただ、変だったのは辛い物を食べている時ではなくて、料理しているときからだったんです。激辛ラーメンを作っていて、粉末スープを鍋に空けてその後からもうだらだらとすごい汗が出始めました。もう完成して食べる前にはぽたぽたと汗がたれていて、食べてからもますますひどい汗という感じで出ました。


先日韓国に行ったときに本場の激辛トッポギも食べたときもうっすらといった汗しか出なかったので、もうほとんど味覚性発汗はなくなったといってもいいと思っています。なので、神経の回復に伴う単発の出来事だと思います。

このような単発の出来事は今まで他にもいくつかあって、例えばたばこの煙がちょっと目に入ったときにそれがいきなり目にしみて、その後数分間片側の目からぼろぼろと涙を流し続けていたということも過去に数度だけどありました。普通に目に入ったとしてもいつもであればそんなことにはならず全く大丈夫なのですが、玉ねぎを切って目にしみたのと全く同じ感じになりました。
あと耳あかとかでもあります。もともと耳あかはベッタリしていた派なのですが、ETS後は少しかさついた感じがしていた気がします。で、リバーサルの後で、耳の奥で液体がしみ出てくるのを感じたことも、これも単発で何度かありました。

ちなみに韓国旅行のおみやげがたくさんあって実は今日の昼も辛いラーメンを食べたのですが、今日は汗をかくことはなかったです。
ただ、今日は左腕のひじから二の腕(の裏側)から肩まで辺り、左側の顔、特にほおから耳を通じて頭にかけて、あと右ももの裏側のあたりで、やけに冷たい感触があります。右のほおはあったかいです。ただ昨日はそのようなことはなかったかというとそれははっきり断言できなくて、食べた後歩きまわったりしたので分からなかっただけかもしれないです。
冷たいと言っても汗が出ているのではないみたいです。神経の流れも感じているのでその影響なのは分かっていますが、何故冷たい感じがするのかは良く分からないです。いつも神経の流れを感じると激しい時は発熱する感じがあったり熱いものが流れるといった感じをすることが多いのですがごくまれにこんな感触を感じることはあって、今までにも何度も感じてきたことだったりします。

では。

まるとん


2012年9月30日日曜日

今日の神経の移動する感触(9/29)

今日は日中外にいました。
晴れていてTシャツが汗でにじむほどになりましたが、お腹の一部分だけ半分程度であり、上にもう一枚シャツを着ていればまったく目立つことも気にすることもなく過ごせました。

通勤とかでもそうなのですが、暑い所に出てほんのちょっとするとすぐ胸から右肩を通じて両手に流れる神経の流れを激しく感じます。リバーサル前の体で言うところの汗が出始めるタイミングといっていいと思います。汗が出始める代わりに激しい神経の流れを感じだします。
そしてその流れる感触も、しばらくしていると分からなくなります。
たいがいの時は激しくなると辛いのでそこまでになる前に空調の効いたところに行くとか、休むとかしちゃうのですが、今日はちょっと用があったのでそのまま外に居続けました。その頃には背中ももうじんわりといった程度の汗が出ていました。背中を直接手でなでるとぽたぽたぽたと水滴が手から流れ落ちるぐらいには汗が出ます。じんわりと書きましたが、それ以上にはもう汗が出ることはないです。背中を湧き出るように流れる汗はでませんでした。
その頃顔の半分だけ汗が出ていました。顔は手と逆で右側だけにじむまでの汗がはっきり出ました。顔の左側からは汗が出なくて、ほおの湿り具合にはっきりと差がありました。
またその後ずっと外にいると、また波がやってくるように神経の流れが激しくなるのを数度感じました。激しい神経の流れを感じると汗のことを気にしていられなくなるのですが、そんなこともあってそれ以降は汗を全く気にしませんでした。もちろん外は晴れてて日が当たればすごく暑かったです。
座って休むとやっぱり流れる汗が背中から出るというのがだいたいいつものことだったのですが、今日はそれもなかったです。今まではちょっと暑い所にでればその後涼しい所で休んでも背中が発熱をしているかのように熱を持ったままになって火照って辛かったですが、今はそれもなく神経の流れを感じながら肩を通じて手や頭へ熱が流れています。発熱した神経が背中に集中せずに分散して手や頭に流れるという意味でも、そして頭が熱を持ち頭から汗が出るというという意味でも、回復が進んでまた今年も良くなったのが分かりました。

では。

まるとん


2012年9月28日金曜日

今日の神経の移動する感触(9/27)

ここ数日の神経の流れる感触、移動する感触が、ここ数年の集大成ともいえる程に激しくなっています。
今まで激しい移動を感じたりそうでもなかったりというのを何度も何度も繰り返して今に至るわけですが、右脇の部分でぽきぽきと引っ掛かっていた所もつながって流れを取り戻していて、それが故にそこを通じて腕や頭へ移動する神経の押し出す力が強くなったのを感じています。
左側がつながった時の感触を思い出すと、下半身に溜まってしまったものが腕やら頭やらへのすべての移動が終わるまでにはひょっとしたらまだもうちょっと時間がかかるのかもしれないのですが、もう右側でつなげた先の神経も折れたり枯れたりしてしまっていた所はすべてつながって、あとはそこを通じて神経が流れて移動しきるのを待つのみ、になっているんじゃないかと思います。
左側はリバーサルを受けて1年半程でつながりきった感じがあったということもあって非常に速いペースでつながっていったのを覚えています。ですが、右側はもう10年以上という時間をかけていて、徐々に徐々にとゆっくり流れてつながっています。なので、同じ時間感覚では終わらないんじゃないかというのがもうちょっとかかりそうと考えている理由です。

私の腕はETSを受けた後、見て分かる程に細くなってしまいました。まだETS前程の太さまでには戻っていないですが、それでも少し太さを取り戻してきました。
手のひらの特に指の部分のガサガサしわしわになってしまっていたのも、以前とは見違えるほどに随分と改善しました。

こういったことは全てリバーサルによって交感神経幹の上下間が再度つながって、そして下半身の神経がバイパスを通じて流れて腕や手にまで流れて元通りの所に収まったおかげと考えています。(※まるとんのブログ - リバーサル手術を受けてどこまで回復するのか? 参照)

前回友人がリバーサルを受けにフィンランドに行ったことを書きましたが、来週には別の友人がフィンランドにリバーサル手術を受けに行きます。

手術がうまく行って、そして私と同じように回復を感じることができたらということを祈っています。

では。

まるとん


2012年9月25日火曜日

今日の神経の移動する感触(9/25)

今朝は明け方に目が覚めてしまいました。

私はぐっすり眠れるタイプなのですが、目が覚めて寝付けなかったりするのはリバーサル手術後の体調の変動に連動して起きるようになりました。ここ最近はまったくなかったことなのでずいぶんと久しぶりのことです。

その時、寝汗がひどかったです。お腹、背中がびっしょりになっていました。これも前回寝汗をかいたのがいつのことだったかも覚えていないぐらい前のことです。少なくとも今年になってからは寝汗を感じたことは一度もなくすごしていました。

そして、横になっていながら、肩を通じて腕に向かって移動している神経が、このときはゆっくり流れて移動していて、そして温かかったのを感じていました。
これらがお腹・背中に溜まっていたために、代償性発汗というひどい汗を出す原因となっていたんだといつも思っています。そして反対にこれでまた少し改善が進んだんだとも思っています。

あと、もうひとつ、昨日から肩や腕、手のひらのあちこちで皮膚がチクチクする感触があちこちでおきています。これは今だけでまたしばらくすれば治まるものだと思います。


今ちょうど友人がフィンランドで手術中です。
うまくいくことを祈っています。

では。

まるとん


2012年9月24日月曜日

今日の神経の移動する感触(9/24)

今、右側の脇からの神経の流れがすごく激しいです。
今までずっと何年もぽきぽきと引っ掛かっていた感じのところ、もうつながったり途絶えたりという感触もあるところなのですが、非常に激しく流れている感触です。

流れた先は下腕に溜まっている感じ、腕は風船を膨らませているような押し付けられた感じがします。
そして手のひらにも流れていて、右手は親指と人差し指そしてそれらをはさんだあたり一帯、左手は親指の付け根のふっくらしたあたりから親指へまた他の指にも向かって全体が、今しびれた感じがしています。


流れる元になっているところというと、今は背中や右側の横っ腹、左側の横っ腹もあって背筋のあたりへ向かって流れています。

お腹はむかむかしていて、吐き気がするまでに気持ち悪いです。

胸のリバーサル手術でつなげた箇所なのかもしれないと思っていたところも激しい流れを受けている感触があります。

天気にも左右されるので今日雨が降ったせいもあるかもしれないし、先週旅行に行って沢山体力を使ったからそういったことが影響しているのかもしれないです。
ただ、今までは神経の移動に伴って汗をかくことを書いていましたが、今日はまったく汗はでませんでした。



これで最後の移動となってつながってくれるのか、まだまだこれが予兆レベルでもっと激しいのが来るのか、それともまたいつものとおりに一旦おさまってまた次のタイミングが来るのかは分かりませんが、今日の激しい感触とむかむかした感じがあまりに辛かったので、書いてみました。

では。

まるとん


2012年9月19日水曜日

韓国に行ってきました

先週私は韓国旅行に行ってきました。

日本よりかはほんのちょっとだけ気温は低かったですが、それでも暑く、あちこち移動しながらだったので汗は沢山かきました。

ずっと歩き回ったりしていたので、汗が出てシャツが一面びっしょりになりました。座って休むと体は落ち着くので休み休み行動してました。ちょっと大変でしたが背中を伝って汗が流れたりすることはなかったし、行きたいところも行けたしでとても楽しく過ごすことができました。

サンギョプサルという肉料理で食べ過ぎといえるぐらいにお腹いっぱいになるまで食べたのですが、その翌日の汗がひどかったです。羽織るシャツを重ねていたのですが、それも珍しく脇やら背中やらが変色するまでになってました。

辛い料理も沢山食べました。
激辛のトッポギをを食べたときには顔からうっすら汗が出ましたが、それよりもあまりに辛すぎのために鼻水まで出ちゃい、涙目で鼻をすすりながら食べた方が残念でした。というかこんなに辛いものが韓国人は食べれるのかと信じられなかったです。それ以外の辛いものを食べた時は全く顔や頭からの汗はなかったので、もう味覚性発汗はなくなったと言っていいと思います。


上半身の神経の流れる感触は激しくて、今は左肩の内側で神経が流れる感触とともにずきっとする痛みがしています。体の中にある管の中を通じて液体が流れ、管を押し広げているそんな感触と痛みです。ここ最近は①右脇から右肩あたり、②首の裏のあたり、③左肩から左脇のあたりで頻繁にこういった感触を感じています。こういった上半身一面に張り巡らされた神経の管がどれだけあるのか、そしてどのくらいの太さがあるのかは私には分からないのです。一つ一つはひものような細いもので、そして無数に分岐していていろんなところに張り巡らされているものだと思います。

歯が痛むときって神経の流れる感触があったり血流の(心臓の)どくどくした感じがしたりとあると思うのですが、感触は若干似ています。


夏の間は毎週コメントを書いていましたが、これからだんだん涼しくなってくるので、今後は変化を感じることがあったり何か書くことがあったときに新しいコメントを書こうと考えています。

では。

まるとん


2012年9月10日月曜日

少し涼しくなってきました

9月も中旬になり、朝晩も少し涼しくなってきました。夜、窓を開けていると随分と涼しい風を感じるようになってきました。

今年私は寝る間にまで冷房を使うということは一度もなく過ごしました。
お風呂上りにはしばらく冷房をつけてますが、寝る前には消しています。
夏の間に寝汗がびっしょりになることは一度もなかったです。

体調の方は先週に引き続きで、神経の移動の感触が激しいです。
激しい倦怠感、ひょっとしたら単に夏バテなのかもしれないですが、ほんとにだるくて気力がでない状態が続いています。また昼間激しい眠気に襲われたりします。
横になっているとすごく楽で、そうするとますます激しく肩から両手の平に流れるのをはっきり感じます。
代償性発汗も「じとっ」となるぐらいに出ています。
暑い所に行って、しばらくすると出ます。ある程度汗が出て、シャツがびたっとなるくらいに出るとあとそれ程は出続けない気がします。でも、そのころには、神経の移動の感触もピークとなることもあり、もう涼しい所で休むようにしています。


今週私は夏休みで、今日これから韓国旅行に行きます。
ちょっと最近調子を落としがちですが、旅行に行くと意外とがんばれるから、いっぱい楽しんでこようと思っています。

では。

まるとん


2012年9月3日月曜日

リバーサル手術費用について

今週私は体の調子が不快でいらいらした状態で一週間を過ごしました。

肩を通じた神経の流れがすごく速くなったのを感じています。左側がつながりきった時に感じた最後の一番速い流れとも同じぐらいの流れの気がしていて、今まではひっかかるところが節々にありながらもちょっとづつちょっとづつつながりながら流れを取り戻しているという感じだったのですが、今ではつながった経路を通じて大きく流れて移動している感触がします。
上半身全体がそんな状態だったので、体が落ち着かないすごくいらいらした状態でした。
この移動がいつまでかかるのかは分からないですが、すごく辛いので早くこの移動が終わって欲しいです。

移動が激しくなっているせいなのでしょうか。代償性発汗として出る汗が少しだけ増えている気がします。
先週今年一番代償性発汗を感じたと書いたのですが、今週はそれよりもさらにちょっと多く汗が出ました。でも外出に苦痛を感じる程の量ではなかったです。


今友人がリバーサル手術を受けるためにドクターとメールのやり取りをして準備をしているのですが、その方の手術費用を聞いたので参考がてら書いておきます。

手術費用が11500ユーロで、その他費用(ホテルや通訳なども込み)が1150ユーロの計12650ユーロでした。ここ最近受けに行かれている方と変更はなさそうです。
費用はフィンランドに行く前に銀行で海外送金で指定の口座へ全額支払う必要があります。手術にはリスクがありますということが記載されている同意書にも事前にサインする必要があります。
あとは飛行機のチケットを自身で探して購入し、フィンランドに行って来ることになります。

まだちょっと先なのですが、友人の手術がうまくいくことを祈っています。

では。

まるとん

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2012年8月27日月曜日

私にメールをいただいて出来ることと出来ないこと

今週私は代償性発汗でいえば今年の夏一番感じた週でした。

ここ数年どちらかというと夏の間よりも梅雨時の方が汗を感じることが多かったのですが、今年の梅雨はほとんど汗は気にならずに過ごせていました。ですが、今週はじわっとといった程度ではありますが汗を何度もかきました。
通勤で家から駅に着いて電車を待っているときにホームで待っている間に背中から流れるまでの汗が流れたり、土曜日にお出かけをしているときにTシャツがお腹も背中もびっしょりになって変色するまでの汗をかいたりしました。とはいえ、上に一枚シャツをはおっていたし夜のお祭りだったのでそれ程には気にせず楽しんできました。


最近何人もの方からメールでもご連絡をいただくようになりました。

大きく分けると「リバーサルを受ける前提で相談いただく方」と「リバーサルを受けた他の方の状況を教えて欲しいという方」の2つになるでしょうか。
リバーサルを受ける前提で相談いただく方については私もできるだけのお手伝いをしています。今週も友人がリバーサル手術を希望しているためにスケジュールの相談をフィンランドのドクターへメールをしたりもしました。そしてそこまでお考えである以上、皆で一緒に頑張れるようにとリバーサルを受けた友人達とも連絡を取れるようにしています。
ですが、リバーサルを受けた他の方の状況を教えて欲しいとかリバーサルを受けた人を紹介して欲しいということについてはすべてお断りしています。重ね重ねのお話になっちゃうのですが、今まで私は長い間リバーサル手術の経過についてインターネット上で状況を書いていますからリバーサルを受けた友人も何人かおります。ですが、私は時間が経てば考え方も変わるかもしれないし、断片的にお話を聞いている他の人達についてのことを責任を持ってお伝えすることができないのです。そして「リバーサル手術を受けたことで私がこのようになりました」ということをお伝えすることはできますが、他の人のことをお話しすることで「リバーサル手術を受ければこのようになります」という手術全体についての解釈となってしまうことも心配だからです。

ただ、一つだけ、お伝えできることがあるとすれば、フィンランドのリバーサル手術を受けて、そしてうまくいったとしても、すぐに代償性発汗が良くなることはなく、長い時間を必要とします。リバーサル手術後1年や2年で画期的に汗が減って汗のことを気にすることなく外出できるようになったという人はいまだ一人も私は聞いたことがないです。それだけは、お伝えします。

フィンランドのドクターからはネットで発言することについて、してはいけないと言われたことも書いてはいけないことを言われたことも何一つないですし、ドクターは私がネット上で状況を発言していることも知ってくれています。
すべての友人がネットに強いわけでも時間を持っているわけでもないですが、きっと近い将来は私のように状況や感じたことを自由に発言する人も出てくると思っています。

では。

まるとん

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2012年8月20日月曜日

リバーサル手術後に起きるようになったパニックにも似た症状のこと

今週は世間では夏休みの会社も多い週でしたね。
電車も座れたし人が少ない分冷房の効きも強くていつも以上に楽に通勤することができました。

今週の状況ですが、金曜にまたいつものわっと出る汗がありました。
日中空調の調子が悪くてしばらくの間29度にもなっていたんです。
そのため昼間から暑さを感じてて、そのとき汗は流れるまでにはならなかったのですが、夜になって一時的に汗が出ました。
予兆を感じたあたりから一気に集中力がなくなって漠然とした不安が襲ってきて、そして汗が出てるのはほんの5~10分ぐらいなのですがすごい長い時間に感じます。最近そこまでひどくなることはないのですが息苦しくなって動けなくなることもあります。そしてしばらくすれば落ち着くといった感じでおきます。普通の人が聞いたらパニック症状と思うかもしれないですし、ひょっとしたらパニックと同じ原理なのかもしれないと思ったこともあります。詳しい所は分かりませんが。。。
私が感じているのは神経が移動しているということです。お腹・背中から胸を通じて流れるための準備が出来た時にそういった予兆が起き(暑いなかで過ごしたり運動したりして活発になった後に起きることが多く、そうでなくとも神経の移動が進むことで新しい場所の移動の準備ができたりというときもありそうですし、はっきりと条件は分かっていないです。)、辛くなって休んでいると激しい神経の移動を感じたりして、その後しばらくすれば落ち着くというものです。
私がパニックと根本的に違うと思っていることは、死ぬかももしれないといった恐怖や不安を感じたことは一度もなく、そして「これで回復が進んだんだ」という期待があることです。どんなにひどくて息苦しくなって気持ち悪くなって辛かった時でもそう思っていました。人がいるところでその場から逃げたくなるようなひどい恐怖感や思考が止まるようなえもいえない不安といったのは今までに何度もありましたが、、、これはやはりパニックといってしまってもいいのでしょうか。。。

最近は昔程ひどい状況にはなることはないのですが、今までにはたくさんの人から薬もらってるの?医者に診てもらったら?といったことを言われたことがあります。大体は予兆の段階で人から避けてきたのですが、どうしても避けれなかったときも沢山あって、過去に一度救急車を呼ばれてしまったことまでもあります。
ですが、原因は分かっているので問題ないですといつも答えていました。
私は医者嫌いであること、そして神経が移動して流れることが原因と思っているので恐らく薬でなんとかなるものではないと思っていること、そして回復が進んでこのリバーサル後のこの神経の移動が終わればこの症状もきっとなくなるものと思っているからです。


今日はプールに行ってきました。
暑い時間を暑さを気にせず過ごすのにも、運動することによるリバーサル後のリハビリにも、そしてプールの中で水圧を感じると神経の移動の流れをより激しく感じるのにも、とても良くて夏になってから毎週プールに行っています。
右肩を通じて流れる神経、肩の内側で引っ掛かってぽきぽきというときもまだたまにあるのですが、スムーズに流れるときには両手の平に神経が流れ込んでいる感触がずっとしています。

では。
まるとん

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2012年8月12日日曜日

代償性発汗、そしてクールビズで仕事をするということ

私の職場のオフィスは27度ちょい、クールビズといえば聞こえはいいのですが、皆が暑いと言っているそんなフロアで仕事をしています。
サーキュレーター(平たく言えば扇風機。フロアの空気を回すのが目的なので人には当てず上向きにして使う、そんな扇風機のことです)もあるのですが、私は暑がりで汗っかきだからと席近くに設置してもらっています。

リバーサル手術を受けて既に10年経ち、随分と回復をしたおかげで今では27度の温度でも普通に仕事をすることができるようになっていますが、今までは私も沢山代償性発汗から逃れるための苦労はしてきました。

職場、業務内容は何度も変わっていますが、ETS手術を受けた直後の夏、当時私は満員の通勤電車に乗って1時間半かかる職場に通勤していました。代償性発汗をはじめて感じたのは5月でGW中に休日出勤をした時で、背中からダラダラと流れる汗が出てびっくりしたのを覚えています。

その年の夏は本当に本当に辛かったです。

朝早くに6時過ぎには家を出て、通常だと1時間半かかる通勤を喫茶店に寄ったりトイレで着替えをしたりしつつ3時間以上かけて出社していました。会社についても体が火照ったまま汗がびっしょりになって出続けるので席に座ったままずっと立つことなく午前中を過ごし、昼食をとるために外出することも不可能でした。帰りも同様で6時に会社を出たとしても何度も喫茶店や駅の本屋で寄り道をして体を冷やして休め、そして着替えもしなくてはならず、家に帰るのは結局終電で夜中の1時になってしまったり、といったそんな毎日でした。

ひと夏過ぎたときにはもう精神的にも限界となっていて、正直生きていくこともあきらめていました。
なので、リバーサル手術と言うものの存在を見つけたとき、それがフィンランドでやっているもので、当時は費用も300万かかるもので、その手術は誰も行かないしうまく行くか分からないよと言われても、それでも親に話をして借金して受けることを迷わずに決めました。

リバーサルを受けてからも夏の間同じ苦労はずっとしてきました。
でもその次の年は業務が変わってサーバーのマシンの管理をする仕事になったのです。午前中誰もいない極寒のサーバールームでマシンチェックをする業務をやらせてもらえたのでなんとかやり過ごすことができました。
でも通勤にかかる苦労は同様でした。
それにETSを受けた夏以降、食事もまともに取ることができなくなってしまっていて、食事は晩ご飯1食のみしか食べれなくなっていました。

リバーサル手術を受けてうまく行ったのにどうして全然良くならないんだとずっと考えながら悩んだりもした時期でした。

そのような考えのままずっと時間が過ぎていき、やっと少し落ち着いてきたのがリバーサル手術を受けて3年経ったあたりからです。金魚板に初めて書き込みをしたのもその頃、となっています。

その後も何年もかけて徐々に良くなった結果が今の状況です。今普通に通勤できるようになったこと、クールビズと言われている中で仕事をすることができていることが私にとっては奇跡的なことだったりします。


今週は汗をほとんどかくことなく1週間を過ごしました。
昨日の土曜日、日中にちょっと外出をした後びっしょりになる汗をかいたのですがそれだけでした。ちなみにその時顔からもダラダラと汗が出ていました。
その後神経の移動の感触が激しくなり、そして久々に気力がなくてやる気が何も出ない状況で1日を過ごしてしまいました。でもこういったことも回復の過程で何度もあったことなので、いつものことと受け入れています。

では。

まるとん


2012年8月6日月曜日

8月になりましたね

また一週間経ったので、状況を書こうかと思います。
今週ますます暑くなって代償性発汗を感じる事が増えてきています。

とは言えど、通勤は今の時期でも大丈夫で、着替えを持っていくこともしていないです。
オフィスに着くときにはちょっと汗染みが見えるくらいにはなっている日もありますが、ほんのちょっとで、席でしばらく過ごしていればすぐおさまって見えなくなる、そんな程度です。

ただ、昼間オフィスが暑いときにうっすらといった程度ですが汗が出つづけた日がありました。
見た目はそれ程には気にはならずに過ごせたのですが、シャツがずっと汗で湿っている状態になってしまったことでにおいが気になりました。
ちなみに制汗スプレーは Ag+ を使っています。
去年までは私は Gatsby の ICE TYPE をずっと使っていました。体が熱くなったときに冷やす効果の高いものということでこれにしていたのですが、今はクールタイプのもので体を冷やす効果よりもにおい対策の方が重要になっています。
Ag+ はかなり効果があるので気にいっています。

話は変わりますが、8月4日の土曜日には厚木の花火を見に行ってきました。
かなり混雑していていたので周りの人とぶつかることもあったのですが、肩とかがぶつかるとみんな二の腕とかぺたぺたしていました。私はまださらさらのままです。
頭からも汗がでるようになったといえばそうなのですが、運動をしているときや日中の暑いときに少しだけ出るといった程度なのです。このときのように夕方外でゆっくり歩いている程度では頭からも手からも、汗を感じることはまだないです。

今週は世間では夏季休暇の時期になりましたから、電車が楽に乗れるかもしれないですね。

では。

まるとん

2012年7月29日日曜日

花火を見に行ってきました


7月も終わりになり、もう夏本番になりました。

朝は目が覚めた時には既に30度を超えていて、昼間は34度とかになっています。
普通に考えても過ごしにくい気温ですね。

ここ一週間、私は平日の通勤はそれほど汗を気にすることなくできていました。
お腹からとか汗がほんの少しにじむ程度には出るので汗が目立つ色のシャツ1枚でというのには少し抵抗がありますが、でも流れる程には出ないので軽く重ねて2枚来ていれば全く大丈夫だったりします。

今週は2度花火を見に行ってきましたのですが、それぞれで汗の感じ方が異なっていました。

1つは25日水曜の鎌倉の花火だったのですが、帰りがけ一時的にすごい汗がお腹、背中から流れるようにだらだらとでました。あのひどい代償性発汗のピーク時に比べれば大したことはないのですが、人も沢山いる中で流れる汗を感じたので、とても辛かったです。
でもこれは代償性発汗ではなくて神経の移動に伴う汗だと思っています。何でもない時にいきなり体が熱くなってそして汗が出るというケースもあるのですが、このように歩きまわっているときなどでもよく起きます。
汗も一時的なもので、電車に乗る頃にはもう汗は治まっていました。花火直後の大混雑の電車でも冷房の涼しい風を感じながら普通に帰って来ることができました。
しかし久しぶりとも言える大量の汗を感じたこともあって、その後の数日は今も含めて非常に激しい神経の移動する流れを感じています。右肩~右脇の内側で神経の流れを遮るようにぽきぽきと音がしていた部分も引っ掛かることなくスムーズになっただけでなくすごく激しい流れを感じています。昼間暑い所にいるとその激しさも一段と増して、お腹や背中で代償性発汗の汗が出る代わりとして、それらに匹敵する水分がこの肩の内側を通じて上半身へ流れている感じさえします。
ちなみにここ1週間で激しい汗が出たのはこの時だけでした。ここ最近暑くなったために代償性発汗が細かく出るようになったからかもしれないですが、こういったわっとでる激しい汗の頻度がちょっと減っている気がします。

体中に張り巡らされた交感神経はあちこちで分岐して広がるように散らばっていても一つ一つはホースのようなものになっていると思うのです。そして一旦非常に細い流れになってしまったことから節々でそのホースは枯れて折れてしまったり、いろんな周りのものに押し付けられてしまって流れ自体が止まってしまった箇所というのが無数にあると思うのです。
そんな状態で水道のじゃ口をひねって水を送り込んでも出口にまで水は流れなくて、じゃ口から折れた箇所までが水でパンパンになる、ちょっと難しい表現ですがイメージできますでしょうか?
暑いとき、運動したときなど交感神経が活発になったときには汗を出そうと蛇口を全開にした状態になって、そのときに折れていた箇所、周りから押しつぶされて流れを遮っていた箇所、といったところが水を押し出す強い流れと共に1箇所1箇所、徐々に徐々に再度つながり直していると思っています。ちなみにリバーサル手術でつなげた箇所がこの表現でいうところの蛇口に匹敵します。(詳しくは前に書いたリバーサルを手術を受けてどこまで回復するのか?を参照)何か所も何か所もそんなつながり方を感じながら今の状態に至っています。
この節々の神経がつながるタイミングと神経の移動に伴う汗の出るタイミングも少なからずリンクしていると思います。


そしてもう一つの花火が昨日の28日土曜の墨田川の花火でした。
最初川岸の近い所で花火を見ようと人の密集した公園にいたのですが、すごく暑くても流れるまでの汗は一度も感じることなく花火を見ることができました。混んでた中で背中を押されたりとしましたがそれでも汗のことに気を取られることなく見てくることができました。
着替えも不要で一度も着替えることなく帰ってこれました。去年よりも確実に良くなっています。

一時は人に触れることが恐怖で電車に乗っていていも人に触れないようにぶつからないようにとだけ考えながら満員電車に乗っていたりもしましたが、今ではこんな風に暑くて混雑した中で背中を押されても平気になれたことがうれしいです。

まるとん

2012年7月21日土曜日

梅雨があけましたね

今週私の住む関東でも梅雨が明けました。
梅雨が明けたといってもぐずついた日もありまだまだ夏本番というには早い感じでした。

前回書いた時には代償性発汗を感じるようになったと伝えましたが、そんな感じの天気だったこともあって今週は汗に悩むことにはならずに過ごしました。私は職場に着いてしまえば日中は外に出ることもなくオフィスにずっといるのですが、ここ最近数日おきに起きている体が発熱する感じもわっと出る汗も今週は出なかったし通勤中も汗をかくことなく過ごしました。家から駅までは10分程度の徒歩なのですが、その後の電車の空調で持ちなおしてくれて、汗を気にするには至らずにすんでいます。帰宅ラッシュの満員電車でも背中がさらさらのまま電車に乗って帰れました。

一時は家から駅までの10分程歩いて駅に着くと電車を待つホームではだらっだらっと汗をかきだしていてそして電車の中ではどれだけ空調が効いていても全く関係なく体は発熱してだらだらと汗が流れていました。乗り換えの度に構内の本屋やカフェなどで休憩をとって汗が一旦でも落ち着くのを待ち、着替えもしながら倍近い時間をかけて通勤をしなければならなかったので、その時からすればもう十分な改善をしています。

これから徐々に暑くなるにつれ汗が気になる日も出てくるかもしれないのですが、今日のように特別何も書くことはなくとも夏の間は定期的に状況を書いてみようと思います。

では。

まるとん

2012年7月17日火曜日

代償性発汗を感じるようになってきました

7月も半ばにさしかかり、やはり汗をかくようになってきました。
わっと出た後はさっと引く汗は神経の移動に伴って出る汗だと思うのですが、暑いなぁと感じながらじとっと出る汗は代償性発汗と同一のものだと思います。
もちろん昔に比べれば量も格段に減っているし、それに対処する方法や気の持ちようも身についていますから嫌だなぁとは思いますが深刻ではなく過ごせています。

7月12日(木)
この日も夕方なんでもないときに汗が出ました。この日も一瞬だけ出たら止まる汗でした。
グレーのTシャツに半そでシャツを羽織ってといった服装でしたが、グレーのTシャツは一部ですが汗で変色するまでになりました。もちろんシャツを羽織ってましたから心配はいらないですがグレーのTシャツ一枚はまだ難しい気がします。

7月13日(金)
この日は朝電事故に巻き込まれました。
そのためホームでいつもより余計に待たされしてしまい、そして車内もぎゅうぎゅうではないもののそこそこ混んでました。空調もイマイチだったことも重なって、背中からじとーっと汗が出続けるまでになりました。ドア横で座席の壁に挟まれていた場所だったので後半10分ぐらいの間は2~3分おきぐらいに背中側に手を入れて腰のあたりをなでて汗をぬぐっていました。これでぎりぎり流れるまでには至らないといった位の汗でした。
そのまま次の電車に、そしてその電車にも30分程乗る必要があるのですが、その間は空調が効いていたために汗も止まり、降りる頃には汗をかいていたことも分からなくなりました。
この汗は現在もまだ残っている代償性発汗だと思います。
帰りの電車は金曜の夜だったのですごく混んでいましたが、このときはまったく汗を気にすることなく帰りました。

7月14日(土)
平日会社にいるとそれ程分からなかったのですが、今週末になって昼間の気温がすごく暑くなっていました。部屋にいるとじとーっと汗をかきます。流れるまでではなかったのですが、椅子に座ると背もたれとの間の汗が気持ち悪くなります。今までは窓全開にしていれば大丈夫でしたが、この日は自宅で今年初めて冷房を使って昼間過ごしました。私が住んでいるのは2階で、夜は窓を開けて空調なしでまだ過ごしています。
そして夜ジョギングをしたのですが、先週よりも多くの汗をかきました(※先週のコメントはこちら”ジョギングをしました”を参照)。背中、お腹が一番たくさんの汗をかきましたが、顔からも(特に右側のこめかみのあたりから)だらだらとかきました。顔の汗も随分とたくさんだらだらと汗をかきます。そして手も(こちらは左手が特にですがじとっとなるまでに)汗をかきました。このように左右差がまだまだあります。あと、ジョギングで私はだいたい1時間半近く走っているのですが、走り始めの最初20分ぐらいが一番汗をかいていました。その後の汗は出てはいましたが最初の出方に比べると落ち着いていました。あまり運動中の汗について細かく気にしたことがなかったのですが、運動時の汗というのは元々そんな感じの出方をするものだったのかなぁと、考えました。代償性発汗がひどかったときにはずっと汗が出っぱなしで体中が発熱してどうしようもなくなっていたので、このような汗の出方を感じたのは今年になって感じた変化の一つかもしれないと思っています。
そのように今年感じた変化は他にもあって、ジョギングしてる間、体がずっと楽になって、そしてジョギングをしている間体が ”楽しい” と感じるようになりました。ジョギングは数年間ずっとやって来たことなので純粋に体が慣れたということもあると思いますが、それだけであれば何年もやってきたことなので遅すぎだと思うのです。ETSを受けたことで体は重くなり、そして体力は確実に落ちていましたから、このように体を動かすのが楽になってきたこともリバーサル手術を受けて運動してきたことによる回復の一つだと私は思っています。

7月15日(日) / 16日(月)
昨日の15日と今日の16日、昼間はプールで過ごしました。私は夏の間は近所のプールによく行っています。一つは暑い昼間の時間汗を感じなくて済むこと、そして運動もできるのでリハビリとしても効果的なため都合がいいため、リバーサル手術を受けた年の夏からずっと行っています。
実際プールに浸かり、泳ぐのとウォーキングするのを繰り返し3~4往復ぐらいすると、いつも感じている神経の移動を何倍も激しく感じます。その後もプールに浸かっている間ずっと激しく感じているので水圧が影響しているのだと思います。浸かっているだけでもかなり辛くなるので、泳いだりウォーキングをするのは休み休みでそこそこにやっています。
このプールに浸かっている間の激しい神経の流れを感じると、今まで随分と神経の移動する感触も感じて来たのですが、まだまだもう少しかかりそうだというのが分かります。つながりきるためにはこの移動が終わる必要があり、激しい流れを感じるということはまだまだ移動しなければならない量がたくさんあるということだと思うのです。でも回復には着実に進んでいるので、それまでの辛抱だと思っています。

また新しい変化を感じたりした時には書こうと思います。

では。

まるとん

2012年7月11日水曜日

昨日、今日とまた神経の移動に伴う汗をかきました

昨日は夕方にちょっとだけ職場で汗が出ました。またいつもの通りに汗染みがでるまでの汗が出てすぐ止まりました。暑いと感じるほどの暑さだったわけでもなかったのですが、この汗が出た時は暑さを余計に感じました。
そして今日は午後の間ずっとにじむ程度の汗をかいていました。最近は弁当を作っていることもあって平日の昼間は外出をする必要がなかったのですが今日は久しぶりに昼食を食べに外に出歩きました。晴れていて外は暑く、そして香辛料も少しとはいえ食べたりしたのも影響していたと思います。

一瞬だけわっと出てその後はさっと引く汗なら背中に汗が付かないように姿勢を変えてみたりすることでなんとかやりきることができるのですが、今日のように長時間ずっとにじむ程度に背中に汗が出続けるのには対処に困っています。それにこのずっと出続ける汗には独特の臭いがあります。
とはいえ、神経の移動する感触はこれらの汗の量に比例していて、汗の量が多ければ多いほどその後の神経の移動する流れの速さも速く、そして量も多く感じています。
先日リバーサル手術を受けてどこまで回復するのか?でも述べたのですが、交感神経は動脈の流れに乗って走っています。胸部から上の神経が移動するのを感じているのはそのせいでリバーサル手術でつなげた箇所を通じて動脈の流れに乗って神経が流れているのだと思います。ですが、お腹側の神経は動脈の流れからすると逆流して移動しなければ移動することができないと思うのです。とはいえ常に逆流して流れるということはしておらず、逆流できる瞬間に一気に洪水が起きるような流れで逆流している感じなのです。恐らく上記の「リバーサル手術を受けてどこまで回復するのか?」のリンク先にある図からすると例えば交感神経幹とかであればお腹側からの神経が逆流してきても一時的に集めて保管しておくことができると思うのです(実際には足へ流れるのを感じる時もあったりします)その後徐々にリバーサル手術で作ったバイパスを抜けて胸部より上側に流れているのではないか、そして交感神経の本来の流れとは逆に神経が流れるといったことがある影響でこのようにお腹が熱くなったり、またお腹や背中にわっと出る汗を感じたり、長時間にじむような汗を背中にかいたりしているのではないかと私は考えています。


このブログを書き出してから汗が出た日に大体コメントを書いていましたが、この時期だと3~4日ぐらいのサイクルで「汗が出る」~「神経の移動を感じる」のを繰り返しています。これは今年だけではなくて今までもずっと似た様な間隔でした。そして夏になってもっと暑くなってくると、神経の移動する感触も激しくなり、この汗の出る間隔ももっと短くなってくると思います。

このように数日のサイクルがあるということも、このように考えると説明がつきます。
お腹・背中側の動脈の流れに乗った交感神経が常に逆流して移動しつづけるということはできないため、逆流できるときに一気に逆流して交感神経幹等の一時的に蓄えておくことのできる所へ神経を集める。そして蓄えた分の神経を3~4日かけて腕、頭に向かって移動して、それが空になったらまた逆流してお腹に集める。これを繰り返していると考えています。この逆流するタイミングについては運動をしたりするなどで汗をかくことも重要だと考えていて、それにより回復はきっと進むと私は考えています。

では。

まるとん


2012年7月9日月曜日

ジョギングをしました

昨日、夜にジョギングをしました。

運動することはリバーサル手術の後のリハビリに効果的だと思っていて、私は週末調子の良い時にだいたい1時間半ぐらいかけて近所のジョギングコースを走っています。


先月までは運動中に汗をかいていても絞って汗がたれるというほどまでにはならなかったのですが、やはり7月になっての運動中の汗は大量になってきました。シャツは絞れば汗が流れ落ちるほどになり、そしてハーフパンツのジャージだったのですが右足は走りながら足を伝って汗が流れていました。左足はそこまでの汗はかかなくなっていて、それは回復が進んだおかげです。
ジョギング中の頭の汗、顔の汗は去年は後頭部がびっしょりになっていたしこめかみあたりから流れる汗もかいていた記憶があるのですが、昨日は全然汗をかきませんでした。ただ昼間曇っていたからというのもあると思います。夜ジョギングしたときの汗は昼間過ごした気温にも左右されるので、これから夏本番になって昼間も汗をかくようになるとジョギング中の汗もまた一段とびっしょりになるまで汗が出るのかもしれないと考えています。

今朝通勤電車に乗った時から午前中ずっとみぞおちのあたりが発熱していて熱くなっていました
一昔前であれば代償性発汗として汗がとめどなくだらだらと出ていた状況です。今は汗が出るまでには至らなくとも汗の出る前段階として発熱する所までは残っているのだと思います。


これから夏になるとやはりまたお腹が熱くなるのを超えて汗が流れるまでになる日があるのかもしれないです。


では。

まるとん

2012年7月5日木曜日

リバーサル手術の後で手が痺れるようになったことについて

今日も日中汗が出ました。
このようなことを随時書いていたらきりがないのも分かっているのですが、それでもちょっとだけ書いておきたいと思います。

今朝は久々に寝汗が出ていました。寝汗が出たといっても昔のようにシャツがびっしょりになって布団まで汗じみができてしまうというほどではなく、寝汗かいたなぁということが分かる程度に、シャツの脇がしめってしまうぐらいにかきました。7月に入ったので季節がら少々の寝汗は普通の人でもこのくらいはかくであろうといった程度です。

そして日中のこと。
汗がだらだら流れるということにはならなかったのですが、今日は席に座っていたのですが一日のほとんどの時間、ずっと背中がじわっと汗ばむ程度に汗がでていました。ここ最近はわっと汗が出たらさっと止まるという出方をしていたので、長い時間ずっとにじむ程度に汗が出続けているのはいつもとは全然違う出方でした。
でも今私の職場の席のすぐ近くに大きな扇風機があって、背中の後ろを通るように風を送れるので、それほど気にせず過ごせました。

帰りの電車では汗をかくことはなかったのですが、神経の流れる感触が異常に速く、そして両手が今までにない位に激しく痺れていました。正座した後で立っていられない足の痺れと同じ感じにまでなってしまい、電車では片手は吊革につかまりもう片手はだらーんとぶらぶらさせているのが精いっぱいで帰りました。
正座の足の痺れは血行が悪くなること、そしてそれによって神経の活動が正しくできないことが原因とよく言われていますが、正座の後血流が増えることで付近を流れる神経の流れが一瞬増えるため、その神経が流れる感触が痛みを感じる別の神経を刺激して痺れは引き起こされるんじゃないかなぁと私は(勝手にではありますが)考えています。リバーサル手術を受けてどこまで回復するのか?で述べた様に交感神経は動脈と一緒に体の末端に送られるということ、そして上半身ではリバーサル手術でつなげた箇所からの神経の流れを感じていてほとんど同じような痺れを手がしているということ、そして頭にも神経の流れを感じているのですが頭は痛みを全然感じていないこと、リバーサル手術で同様につなげた左側も回復の過程で同じように激しい痺れを感じたこともあったが回復してつながりきったと感じてからはそのような痺れはなくなったこと、といったさまざまなことがあってそう考えています。

ちゃんと調べず勝手な推測をいろいろとまぜてしまっていることについてはごめんなさい。
でもこういった推測を入れてしまうことについて、それが合っているかどうかということよりも、私自身が回復をしたいと思っていてそうなれると信じれる理由となっているかどうかの方が、私にとってはより重要なことなのです。

では。

まるとん


2012年7月1日日曜日

フィンランドの写真

2011年4月に友人2人がリバーサル手術を受けにフィンランドに行ったのですが、スケジュールが空いていたので私も一緒に行きました。そこで撮った写真です。


Tilkka Hospital

ヘルシンキ、ヴァンター空港の到着時間をドクターに伝えていたのですが、その時間に合わせてタクシーをチャーターしてくれていました。
空港の到着ゲート出口で私たちの名前の書いた紙を持っているタクシードライバーがいて、そのタクシーでこの病院に連れてきてもらいました。


病院に着いたら1階で通訳さんが待っていてくれました。
そしてドクターとも会い、手術を受ける人達はそれぞれ個別に面談しました。
細かくは聞いていないですが、スケジュールや食事に関する注意事項の説明、切除部位などの確認とかしたのではないかと思います。
私の時は手術の2日前にフィンランドに着き、前日に病院で血液検査をしたりレントゲンを撮ったりで1日過ごしたのですが、このとき受けた人達は手術前日のこの日にフィンランドにやってきて、そして検査はせずに面談だけしました。


HealthCare Hotel

ホテルはこのHealthCare Hotelをドクターが予約をしてくれていました。ヘルシンキ市街にあって写真中央の建物の5Fにありました。左側の3階建ての建物はEIRA Hospitalという病院になっていて、ホテル内のいたるところにあるナースコールボタンを押せば24時間この病院の医者がかけつけてくれるサービスの付いたホテルです。

空港からTilkka Hospitalへのタクシーやこのホテルの宿泊費、ドクターと面談する際の通訳さんといった費用はすべてリバーサル手術費用に含まれています。
今回ドクターの提示されたスケジュールは4泊5日だったのですが、観光のため1日余計に滞在することにしたのです。その1泊分の追加費用は別料金で清算していました。

ただ、私はドクターの招待ということでドクターにホテル代を全額出していただきました。




リバーサル手術

ヘルシンキ到着の翌日がもう手術日です。
2人の友人達は午前と午後に一人ずつ、同じ日に手術を受けました。

ただ、私はナース達に通訳さんと勘違いされてしまったのです。
なので私はリバーサル手術を受ける友人と一緒に手術室にも入りました。
そこで撮った手術直前の手術室の写真がこちらです。


麻酔は全身麻酔で、注射をしている最中に本人はもう気を失っていました。
そのまま、ぐっすりです。



2人の手術の合間に私はドクターに呼び出されて私の10年前のリバーサル手術のカルテからETSの切除部位やリバーサルでどこをつなげたのかといった状況を教えてもらいました。


Telaranta先生に病院内を案内してもらっている所。


手術を受けた2人は病院で一泊入院してから退院、退院後もホテルで3泊(提示される標準のスケジュールでは2泊)して日本へ帰ってきました。


まるとん


サウナに行ってきました

今日私はサウナに行ってきました。サウナに行ってきた理由は、今の汗の状況をチェックしたいと思ったからというのが大きいです。

というのも昨日のことなのですが、通勤電車で全く汗をかかないで電車に乗ることができました。その電車にはぎゅうぎゅうではないものの、30分近く乗っています。しかも昨日は電事故があったために10分ぐらい停車して空調が止まったりもしたのですが、それにも関わらず汗が出る前の予兆の不安さえも一切なく普通に乗っていました。ひと昔であればもうとめどない汗が出ていて、次の駅で下車してシャツを着替え、しばらく休んでからでないと再度電車には乗れなかった状況です。
そんなこともあってその後のお風呂では顔からだらだらと汗をかきましたし、風呂上がりの汗もいつも以上に沢山でました。電車で汗が出なかった分、お風呂で汗が出たんじゃないかと思います。

そんなこともあったので、最近の汗の出方の変化が分かればと、サウナ行ってみようと思ったのです。


サウナに入っている間のお腹・背中の汗も多かったのですが、以前に比べてまたずいぶんと減りました。だらだらと流れる時のつぶつぶの量が格段に減っていました。
両腕の汗、未だにサウナに入ってお腹や背中がだらだら汗が流れ始めるようになったころにやっとにじむ程度です。でも以前ほどの左右差がなくなりました。昔は左腕はしめるぐらいでも右腕はほとんど全く出ないといったこともあったのですが、今は両腕とも少ししめる程度に汗が出るようになっています。今日感じたことの中で、右腕からの汗がほとんど出ないという状況から少ししめるようになったといえるまでになったことはうれしかったの一つでした。
久しぶりにサウナに行ってはっきりと感じた事は他にもいくつかあって、一つは顔からの汗がすごくかくようになりました。出る量はお腹・背中の次で、だらだらといえるまでに顔から汗が出ました。汗をかいたのは顔の中でも目の下からほおのあたり一帯です。おでこの汗はあったにはあったのですがあまり感じることはありませんでした。それと耳も痛くなりました。

その間の神経が右腕内部を流れる感触が激しかったです。今まで感じてきたような手の痺れとかはほとんどなくて、それよりも肩や脇のあたりから手のひらにかけて、水道の蛇口を全開にしたかのような、そんな激しい神経の流れをずっと感じていました。

そして頭を流れる神経も今日ははっきり感じました。
頭に交感神経が流れることで感じることは汗の変化だけではなくてそれ以外にもあります。私はリバーサルを受けた後、頭の中への交感神経の流れも感じているのですが、それに伴って昔の思い出がふとよみがえることがありました。思いだそうと思うようなこともないなんでもない昔の光景とかです。リバーサルを受けて今に至るまで、きっちりではないですが時系列的には小さな頃の記憶が最初で、小学校、中学校・・・といった感じで順に進んできた気がします。

サウナを出て、そして休憩所にいるいる間もずっとお腹・背中から汗がだらだら出続けていました。ここまで汗が出るのも最近では珍しいと感じる程に汗が出たのですが、その間の右腕内部を神経が流れる感触もすごく激しかったです。今までにない速さで流れていました。
左胸がつながったときの感触から考えると、当時左腕はリバーサル手術を受けて一年半ぐらいでつながりきった感触があったのですが、、、そのときの感触から考えても右胸部を通じての神経の回復ももう終盤になってきています。


まるとん

2012年6月27日水曜日

代償性発汗以外に出るようになった汗


今日も職場でまた一瞬だけだけど背中、お腹から汗が出ました。

ミーティング中のことでちょっと緊張気味だったときに、いつもの予兆のような感触があって、そして汗が出ました。
これは代償性発汗とは出方が違っているもので、汗が出るのは量は多いのですがほんの一時です。お腹に溜まった汗がドバっと出たらそれで終わりといった感じで出るだけ出たら治まります。
ちなみにこの「予兆のような感触」についてなのですが、これは代償性発汗があったころからもあったものです。落ち着けなくなりその場から逃げだしたくなる気分になったりすることもあります。今日はそのようなこともあったため、その後のミーティングはもう心ここにあらずな感じになってしまいました。

このブログを作ってからこのような汗が出たのは6月17日と6月23日にコメントを書いた日だったので、数日おきにやってきています。そしてこの汗は普通に汗をかくこととも連動していて、夏昼間の外出をしたり、運動をした時にも出たりします。そのようなときは代償性発汗が残っている汗なのか、それとも回復の過程で出るこの汗なのかが区別できなくなります。私が神経の移動する感触があることについて、「このような神経の移動が終われば最終的な汗の出方も分かると思うのですがつながりきるまではどの位汗が減るのかがはっきり分からない」とコメントしているのは、現時点ではこの神経の移動のために出る汗がプラスされているため、代償性発汗それ自体で出ている汗の量が正しくは把握できていないということが含まれています。代償性発汗はこのわっと出る汗が出続けている状態なのかと思ったりもしたこともありますが、感じ方からすれば別ものと思っています。
ちなみに冬にもこのようなことが起きていましたが頻度は今の時期ほどではないです。それに起きたとしても服で目立たないようにできるので今の時期とは違い滅入ることもなく過ごせています。

今日この汗が出たことで今神経の流れる感触も速いです。今は右手は親指と人差し指が、左手は左手全体がとても激しく痺れています。腕は両腕とも、頭部は左半分、そして右肩で神経の流れている感じの違和感を感じています。首元も引っ張られる感触が、それとお腹も不快な感触があります。先ほど流れる感触を感じるだけじゃなくて胸のあたりでポコポコというかぴくぴくといった感じでけいれんみたいにプルプルと動きました。
もうリバーサル手術を受けて10年もの間、このような不快な状態が毎日続いているわけですが、左胸がつながったと感じたときには左胸を中心とした同じような感触はなくなったので、右側もつながりきれば今のこの不快な感触も治まるはずと考えています。

また状況については随時書こうと思っています。

では。

まるとん


2012年6月23日土曜日

リバーサル手術を受けてどこまで回復するのか?

まるとんです。

今まで私は自身が感じてきた感触を掲示板に書いてきたのですが、私の交感神経は今こうなっているんじゃないか、代償性発汗はこういった理由で出ているんじゃないか、そして私がリバーサル手術を受けたことでどこまで回復することができるのだろうか、ということについて私が思っていることをまとめてみようと思います。

【注意】
ここに記載の文章はあくまで「リバーサル手術を受けてから私が感じてきた感触」そしてちょっとの「調べたこと」をベースにそしていくつかは私の想定でまとめたものです。したがってすべてが正しいかどうかは確認が取れているわけでもないし、考慮不足の所も多いと思います。あらかじめ分かっておいて欲しいのは
私は医者ではなくて単なる一患者にすぎないということ、そして医学的に解説したものではないということです。。
なので私がリバーサル手術を受けたことで自分自身がどこまで回復することができるのだろうかという疑問とその期待のためのものと思って読んでいただけたらと思います。
そして私の知らない事実や条件によって今後考えは変わることもあり得ます。あくまで現時点での私の考えです。

交感神経の構造について


こちらが Wikipedia の自律神経系 のページに記載されている交感神経、副交感神経の図です。
※出典を記載すれば転載できるようでしたのでWikipediaのこの図を利用しました。


背骨にあたる部分が左なのは分かるのですが、それ以外がちょっと分かりにくいので補足してみます。


・元の図に描かれている赤い色の線が交感神経です。(青は副交感神経)

・脊髄から十数本の交感神経が右横の交感神経幹に向かってつながっていて、交感神経幹の中には数珠つなぎで交感神経節があります。胸髄(T)から横に向かっている神経の交感神経節が胸部交感神経節です。そして胸部交感神経節の一番上がT1神経節で、順次下に向かってT2神経節、T3神経節・・・と呼ばれています。

あと私が調べたことの中で下記についても補足しておきます。

・交感神経は動脈と一緒に走り、エネルギーを発散する場合に働く。

・交感神経の神経伝達物質は交感神経節の前後で物質が異なる(交感神経節前の神経:アセチルコリン→交感神経節後の神経:カテコールアミン)。ただし汗腺を支配する交感神経の伝達物質のみ例外で交感神経節の前も後もアセチルコリンが作用する。


私の切除部位、そしてリバーサルした所について

私のETSで切除した部位はETSをした時には知らなかったのですが、リバーサル手術をしたドクターより右がT3、T4、左がT2とT3ということを聞いて知りました。※【金魚板#14】 参照

上の図から考えるとこの位置になります。

ここで問題なのは、交感神経幹が上下で分断され、上方へ向かう神経が少なくなってしまったということだと思うのです。


従って、ETSで切除した部分が上下の流れを遮っているせいで神経を伝達する物質(多分アセチルコリンなんじゃないかな?)が上へほとんど流れなくなってしまった。その結果お腹・背中・ももなどに溜まってしまって、汗を促す物質が出れば出るほどそれらの物質は下半身にみんな向かってしまって汗をかくんじゃないかと思うのです。あの大量の代償性発汗から考えると、上半身へ向かって汗腺に直接作用する伝達物質の量だけじゃなくて本来上半身へ向かって体の隅々に向かう伝搬するための経路上の伝達物質さえも、全部下半身の汗腺に届き、直接作用して代償性発汗を出しているんじゃないかとさえ、思います。

なぜこのように交感神経幹の上部への流れが滞ってしまったことが原因なのではないか」ということを言えるのかというと、私の術式について、リバーサル手術をしていただいたフィンランドのドクターから「右はT2とT5をつなげてバイパスし、左はT1とT4をつなげてバイパスをした」ということを聞いたからです。【金魚板#14】 参照

多分こういうことだと思います。
そしてこのリバーサル手術で胸部の神経をつなげても、胸部上側の交感神経は一度あまりに細い小川のような流れになってしまったため、沢山に枝分かれした先では一旦枯れてしまった箇所も節々にあるのではと思っています。そのために元となる箇所をつなげても元通りの流れを取り戻すのに時間がかかっているのだと感じています。

そして左側は既につながりきったと感じているのですが、左上部に向かう神経はT1の1本だけになってしまっていたからリバーサル手術でバイパスを作った後で上方向に向かって押し出す力がかなり強い力で流れたんじゃないかと思っているのです。そのために最初につながったのではないかなぁと考えています。(大体1年半ぐらいでつながりきった感触がありました。※【金魚板#1】参照)

右側が10年経ってもつながりきらずゆっくりと移動しているのは下部だけじゃなく左側上部も移動が終わって平衡状態になったことから押し出す力が弱くなったためだと思うのです。でも動脈と一緒に走るという交感神経の移動している流れを今も感じているので私はまだまだ回復すると信じています。


私はどこまで回復することができるのか?

すべての移動が終わったとして、それでもちょっとの汗は残るのではないかと考えています。
一つ目は作ったバイパスが元通りの流れを十分に取り戻せる太さをもっているかということ、そしてもう一つが切除した交感神経節から体全体に向かう神経はリバーサル手術でつなげることはしておらずロストしているのではないかと思っていること、です。

ただしこれらのつながらなかった部分の神経は胸より上部への神経に比べればはるかに少ないんじゃないかと思っています。

フィンランドのドクターはリバーサル手術をする際には胸部のETS後の神経の状況を見た上で、ケースバイケースで処置可能な最善の処置をする」ということでしたから、T2とT5をつなげたりするこのバイパス箇所が私の状況の中で一番の回復を見込める術式だったのだということを信じています。
それに私は既に十分な代償性発汗の回復を感じているので私はリバーサル手術を受けたことに満足しています。
まだ回復途中の残りの神経がつながりきるためにまだどれだけかかるのかは分からないけど、つながりきれば移動に伴って出る汗や手のしびれ、頭痛やめまい等も治まるはずと思っています。

ということで今回は私が思っていることについてをまとめてみました。

では。

まるとん

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2012年6月21日木曜日

リバーサル手術の後で私が感じている「神経が流れる感触」について②

今日、仕事中のことなのですが、午後に一瞬の間だけ背中からじわっとしみだすように汗が出ました。
暑かったわけでも運動していたわけでもなく、デスクで座っているときにいきなりお腹が発熱してそして汗が出ました。今日のこの ”ワッ” と出た汗は流れ落ちる程までではなく、少し背中がしめるまで汗が出たらまたおさまりました。前回のコメント(リバーサル手術の後で私が感じている「神経が流れる感触」について① 参照)に書いたように汗がだらだらと流れるときのこともあります。

上半身の神経の流れは起きている間じゅうずっと感じていて、今も右肩を通じて両手の平にまで流れ込んでいるのを感じています。しびれているとまではひょっとしたら言い過ぎなのかもしれないですが両手とも ”じーん” となっている感じです。右手はもうここ数年もの間起きているとき無意識でいると(手を意識しないでいるとという意味)ずっとぷるぷると震えています。


※図はお腹ですが、感じているのは背中側です。
反対に胸より下の神経なのですが、こちらでも同様に神経が移動する感触があります。
上半身と異なるのはお腹・背中のどこか一部から、背骨の内側に向かって ”ざざざー” っと切り崩して流れ込むような感触があることです。今日つい先ほどもありました。これは今日の昼間に汗が出たこととも連動しているんじゃないかと思います。

この切り崩すような感触がある時にそのまま背筋を伝って昇っていくような感触があるときもありますし、一旦ももから下、足に向かって流れる感じがするときもあります。
一度その感触があると向こう数日は移動が激しくなって肩の中の流れも強く感じたりします。

このように下部の神経はお風呂の栓を抜いたり風船がしぼむような全体的になめらかな減り方をしてくれるのではなく、神経のどこか一か所がダムが決壊したかのようにまず一気に崩れ、その後数日かけたりして胸より上に流れるといった感じがしています。その移動が落ち着くと、また別の所で同じように切り崩す感触があって、というのを繰り返している感じです。


過去に胸以下の神経がパンパンに張ったホースのようになってしまっていて、それが部分部分で切り崩しながらリバーサル手術でつなげたところを通じて流れていると書いたことがあるのですが、それはこのような感触があることから来ています。【金魚板#8参照)

このようなことは1回や2回ではなく何十回と起きていて、何度も何度も繰り返し繰り返し起きて、やっとちょっとずつちょっとずつ、お腹・背中の汗が減ってきています。


この感触はあくまで 『私個人の感触』 を書いたものであって、リバーサル後の回復のしかたとしてまとめたものでもこういった回復をしますということを説明したものでもないです。そこはご理解くださいね。


ちなみに私は6月末のこの時期になってもまだ通勤中に代償性発汗を全く感じることのない、シャツも背中もさらさらのままで電車に乗って通勤することができています。まだ夏を過ごしきるまで今年の状態としてまとめるには早いですが、去年よりも回復が進んでいると感じています。

では。

まるとん

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2012年6月17日日曜日

リバーサル手術の後で私が感じている「神経が流れる感触」について①

梅雨になって一週間経ちましたね。

今日昼間私は家にいたのですが、室温は29度を超えていて、背中からだらだらと流れる汗をかきました。
もう何年も感じている感触として、今日のように汗をかくと向こう数日は神経の流れを強く感じる日が続きます。
なので自分では汗をかくことが神経の流れが強くなる予兆にも近いものと思っています。


ブログにしたので、折角なので私が感じている「神経の流れる感触」についてちょっと書いてみようかと思いました。

写真の喉元から左右に広がっている黒い線が鎖骨として、そのすぐ真下の肋骨、1番上の肋骨と2番目の肋骨の隙間の部分を指で押すと神経が流れている感触があります。(赤色の所)

過去に何度か肩の内側でよくぽきぽきというのを感じるということを書いたことがあるのですが、その場所が図の緑と黄色の部分。
特に緑色の部分ですが、体が辛い時は左手の人差し指でここを力いっぱい押すと楽になる時があります。

ここ3~4年ずっとつながったり途切れたりを強く感じている部分が青い所。一旦枯れちゃったせいで神経の管が折れ曲がってしまい流れをさえぎってしまっている部分があるんじゃないかと思っています。青い所よりも外側の脇の下側から左手の人差し指、中指で体の内側に向けて押さえると赤から緑、そして青に向かって神経が流れているのを感じたりします。(赤→黄色→緑なのかもしれないです。感触って強く感じる箇所とまったく感じない所といろいろあるのではっきり言えないのです。。。)

ということで赤い部分あたりから黄色い部分へ流れている感触もあります。この黄色い部分での流れを激しく感じるときに右手のひら、首の後ろ、そして首の後ろを伝って左腕へ、それ以外にもこれは左右ともなんだけど首筋を伝ってこめかみへといった流れを感じることもあります。。

そして緑の部分あたりから背中側に向けて後ろにも向かっていたり、青の部分から背中の方に向かって左肩へ、などと、自分でも良く分からない程いろんな場所からの神経の流れを感じています。緑色の部分の流れを強く感じた時に右手の親指と人差し指のあたりがしびれてみたり、青色の部分のときに右手の中指から小指あたりがしびれてみたりなどと本当にたくさんありました。実際にどういった構造・流れになっているかはあまりにいろんな感触があったためにはっきりと正しく説明することができないです。

ただ、私が10年半前にリバーサル手術ををして神経をつなげた部分というのは赤色の辺りなんじゃないかと思っています。(正しくはよく分かっていませんが。。。)
そしてその遮断した神経は体中に張り巡らされている神経ネットワークからすれば(どのくらいあるのかは分からないけど)根元にあたる根幹の神経の一つなんじゃないかと、私は思っています。

つまりつなげた箇所自体はもうつながりきっていてもその先の体の節々へ向かう神経の流れが未だ取り戻せていないというのはこんな感触からだったりします。

では。

まるとん

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※このページの補足説明を 今日の神経の移動する感触(1/16) や 今日の神経の移動する感触(1/22) に書いています。参考にしてみてください。