2012年11月10日土曜日

リバーサルを受けて11回目の夏

11月も中旬にさしかかり、最近はもう随分と寒くなってきました。
私が最後にこのブログで汗を書いたことのコメントをしたのが10月半ばの事でしたが、今年汗をかいたのはそれが最後でした。

今年は細かな変化についても全部ブログに書いていたのでそのまとめになっちゃいますが、今年リバーサル手術を受けて11回目の夏の状況を少し整理してみたいと思います。

まず代償性発汗ですが、ほんのちょっとです。
真夏の朝、家から10分程駅に歩いてホームでじっと電車を待っている時に背中をダラーッ、ダラーッと流れる汗を、毎日ではなくまれに何度かかきました。ダラダラではなく、ダラーッ、ダラーッです。空調の効いた電車に乗ると即座に汗は引きましたし、私は通勤で4~50分程電車に乗るのですが仮に背中が汗で湿ったとしても降りる時には完璧に乾いていました。

真夏にお出かけをして歩きまわれば汗をびっしょりかきました。汗が流れるまでにはならないですがTシャツが変色するまでにはもちろんなります。濃い色であれば汗が乾くと白い塩の模様が付くまでにもなります。でもいつも半そでのシャツを上に羽織って外出していたので全く心配することはなくお出かけすることができました。それこそ人ごみのすごい隅田川の花火大会にも行って熱気の中もみくちゃに背中を押されたりもしましたが、それも全然大丈夫でした。

以前は梅雨時の方が汗を気にするということを書いたことがあるのですが、今年は夏場の方が汗をかいたと思います。それでもなおかいた汗というのは上記のレベルでした。

神経の移動に伴う汗は以前よりも頻度が多かったです。
リバーサル手術でつなげた神経の回復がすすんだこともあり、またクールビスでフロアの温度も高くてオフィスの室温が27~8度で日中過ごしていたということもあったかもしれないですが、週に2~3度は息ぐるしくなって一瞬だけ一気にわっと出る汗をかきました。そんな症状になるのもミーティングの最中といった平常時よりかは緊張している時に起きることの方が確率が高かったです。

今年一番汗をかいたのは韓国の旅行に行った時でした。どうしても食べたかった大好きなサンギョプサルという豚の三枚肉の焼肉を食べたのですが、韓国式では最低注文は2人前からなんですね。そんな満腹のお肉を食べた翌日に、ひどい汗をかきました。ちょっと動いたら座って休んでても汗が止まらなくて、座りこんだらしばらくは動く気力がなくなって、と代償性発汗といっていい状況になりました。

寝汗はたまにほんのちょっとはありましたけどほとんど大丈夫でした。夜クーラーを使ったのはほんの数日だけで、窓を開けて熟睡できました。

辛い物を食べて汗をかくこともほとんどなくなっています。
1度だけ韓国製の辛いラーメン(辛ラーメンじゃなく別のです)を作っているときに、辛い粉末スープを空けた瞬間に目がしみて、ラーメン作ってる間もそして食べてる間もずっと片目がしみて痛くてぼろぼろと涙を流したということがありました。この時だけは味覚性発汗と言っていいほど顔からの汗も止まらずに出ていました。でもこのような汗をかいたのは今年はこの時だけでしたし、同じ様に辛いラーメンを食べても同じ様な汗は出なかったです。

運動したときには頭からも汗をかきます。
2,3年前は運動中頭がびっしょりにまでなっていたのですが、そこまでにはならず少し落ち着いた気がします。でも今の方が普通の汗のかき方ではないかと思います。
顔の汗の左右差はあって、顔の右半分の方が左側よりも汗は若干多いです。ちなみに腕は左腕の方が多く汗が出ます。

神経の流れる感触ですが、夏前と今を比べるとみちがえる程に流れの速さの差を感じます。
ひょっとすると血液の流れってことはないですか?と聞かれたこともあるのですが、私はあくまで神経の流れる感触だと思っています。
まず第一に年々流れが速くなっています。回復初期の頃は胸の奥でちょろちょろと流れる感触を感じれることがうれしかったりしました。それがドクドクドクといった流れ方をしてだんだん速くなり、今では肩でぽきぽきということもあるわけだけど全体的にはザーッといった感じの流れになっています。いきなりすごく激しい流れを感じることもあったりもするのですが、これらは心拍の鼓動とは全然別の次元で感じています。またお腹側から上半身へ向かって流れを感じる時も全部リバーサルでつなげたであろう胸の1箇所を通じて流れているのを感じています。
ちなみにこの神経が移動する感触というはあくまで私個人のものであって、リバーサルを受ければ必ず感じるというものではないです。

もう何年もの間ずっと、あとちょっとでつながりそう、と思いながらつながりきるのを待ち続けています。金魚板の掲示板の頃からもずっとそう思っていました。もちろん日々の変化は数日単位の短期的にも月単位の長期的にも変化しているのを感じているので、今の状態でもう回復が終わっているということはまずないです。もうちょっとの辛抱で手の痺れやパニックも治まってわっと出る汗も出なくなるはずと信じていて、その時が最終的にどこまでの汗が残ってどう回復できるのかが正しく分かるはずと思っています。

先日東京でオフ会をしましたが、今月末にも広島で友人達と内輪のオフ会をする予定だったりします。
とっても楽しみです。

では。

まるとん


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