2013年1月26日土曜日

リバーサル手術の後で私が感じている「神経が流れる感触」について③

今日は仕事で外出しました。地下鉄を乗り継ぎ、そして歩いて行きました。厚着をしていたから見て分からないので気にならないですが、上半身でほんのりじとっと、といった具合には汗をかきました。

今回の投稿のタイトルは③となっているのですが、2012 6月のところにはあります。その続きの意味を込めて③のタイトルにしました。
そして前回の1/22の投稿とその一つ前の1/16の投稿で肩の図を使いながら自身の感触を説明しているのですが、それらも踏まえて書いています。


【注意】
ここに記載の文章はあくまで「リバーサル手術を受けてから私が感じてきた感触」そしてちょっとの「調べたこと」をベースにそしていくつかは私の想定でまとめたものです。したがってすべてが正しいかどうかは確認が取れているわけでもないし、考慮不足の所も多いと思います。あらかじめ分かっておいて欲しいのは私は医者ではなくて単なる一患者にすぎないということ、そして医学的に解説したものではないということです。なので私の知らない事実や条件によって今後考えは変わることもあり得ます。あくまで現時点での私の考えです。
そしてこの「神経が流れる感触」なのですが、あくまで私がフィンランドのドクター(Timo Telaranta)のリバーサル手術を受けたことで感じている自身の感触を説明したものになります。
しかしリバーサルを受ければこのような感触で回復するということを説明したものではないです。私の友人でフィンランドのドクターのリバーサル手術を受けた人は何人もいますが、同じような感触があるという人は実はいなかったりします。これはふくらはぎの神経を移植したのは友人の中では私一人なのでその術式の違いによるものなのか、それとも単なる個人差によるものなのか、といったこととかはよく分かっていないです。


腕の神経の構造について

Wikipedia の神経のページには腕の部分の神経の図があります。
※出典を記載すれば転載できるようでしたのでWikipediaのこの図を利用しました。


赤い部分は動脈で、黄色の部分が神経だそうです。
ちなみにWikipediaの尺骨神経のページや正中神経のページ、内側胸筋神経外側胸筋神経でも同じこの腕の図が使われています。橈骨神経のページはちょっと違う図ですが、同じ様に腕の神経を解説しています。
何故難しい神経の名前をあえて出したかというと、これらのページを見るとみな腕神経叢(わんしんけいそう)に由来すると書かれています。その腕神経叢のページを見ると「腕神経叢は第5頚神経~第1胸神経の前枝から構成されており」と書かれています。第5頚神経から第1胸神経というとC5、C6、C7、C8、T1の交感神経ですが、リバーサルを受けてどこまで回復するのか?でも述べたように交感神経幹というのがあってT1とT2、T2とT3・・・とすべての交感神経は交通枝という神経で本来縦につながっているようです。

つまり上の腕の図の黄色い神経は一つ一つは良く分からなくても全てリバーサル手術でつなげなおした神経の先にあたる部分だと思っています。別のいい方をすればETSにより遮断した神経の延長は手のひらだけではなく腕の全てに影響する所だと思っているということです。また、腕神経叢(わんしんけいそう)の神経は腕だけではなくて顔や頭へもつながっているのですが、顔や頭へ流れる神経の感触についてはまた別の機会に書こうと思います。

ETSでどのように神経を切除するのかは、想像でしかないのですが多分こういうことではないかというのが下の図です。そして部分遮断というのは図でいう所の4箇所全部を切るのではなくて一部を切除するということではないかと考えています。(4箇所というのはたまたまこのイメージ図がそうなっているだけで、実際には医者が手術中に見つけたものを判断して切っていると思ってます。そもそも切除しているのがこの部分であっているのかどうかも含めてちゃんと確認を取ったことはないことなので、もしご存知の方いたら指摘や補足などいただけたらうれしいです。)
この図はWikipediaの交感神経幹に載っているもので、上の図の赤い丸印の拡大図の前提で書いています。

神経の流れを感じている所について

今日の神経の移動する感触(1/16)今日の神経の移動する感触(1/22)で述べたのですが、図の緑の部分が今一番流れている感触の激しい箇所になります。

この緑の部分は鎖骨より下で、肋骨の隙間から出てくる感じです。位置的には下の3つの吹き出しのうちの左側にある吹き出しの先になります。
私の感触ではひどく激しい流れを感じる所だからはっきり記載されているかと思っていたのですが、、、あまりこの図では分からない感じでした。

そして黄色い丸印の近くを通って右肩に向かっている神経は、この図でいうところの神経が密集している辺りで右上の吹き出しの示すあたりを流れている神経だと思います。

今回は私が感じている神経の流れる感触を神経の図に当てはめて見比べてみました。

では。

まるとん

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