2013年1月30日水曜日

頭を流れる神経や毛細部の神経のこと


昨日の夜なのですが、布団に入っている時に首のうらあたり一帯で熱をもって、頭の中でちょっとだけパリパリパリっていう音がしました。
場所はその時によって違うのですが昨日は頭のてっぺんから後頭部にかけてで、そして頭の骨と皮膚の間の部分なのはいつものことです。
痛みやしびれはまったくないです。でもここ最近は小刻みに何度となく起きています。

昔は肩でも同じことがありました。ぬれてしぼんだ風船をいきおいよく膨らませたときのような、ビニール袋の音にも近いのですがそんな音が右肩でも左肩でも何回かずつ起きました。

今は右胸の神経がつながる過程で起きているものだということが分かっていて、左胸がつながる過程でも昔全く同じことがありました。
左はリバーサルを受けて2年ぐらいで既につながりきったと思っているのですが、その時の方が短い期間だった分一回一回の勢いも強かったです。頭の中でもバリバリバリ・・・・という激しい音がした時もありました。はじめて起きたのは運転中で、びっくりして車を止めたのを今でも覚えています。

肩や手は相変わらず激しい流れを感じていて痺れや軽いですがぷるぷとした手の震えもいつものようにしています。そして頭の方は左右両方のこめかみあたりへ流れている感じがしていて、特に左側の方が流れを強く感じます。それと目がすごく腫れぼったい感じで重いです。

今はこの位ですが、ひどい時はいきなり目がしみて(大抵片目)涙がぼろぼろと5~10分ぐらい止めどなく出たり、歯の神経がピキピキピキって感じがしたこともあります。
あと、ボーっとしていると、昔の記憶が白昼夢のようにふっとよみがえるということも何度となく起きました。時系列を追っていて最初はうんと小さいころの近所の裏の畑で遊んでいたころのこととか、そして小学校の時のことだったり中学校のことだったり。。。ETSを受けてからは精神的に追い込まれて余裕がなかったからリバーサルを受けてそんな余裕が出ただけでは?っていうこともひょっとしたらあるのかもしれないですが、でもETSを受ける前にもとうに忘れていた思い出がふっとよぎることも間違いなくリバーサル手術を受けてから起きるようになったことです。
ほかにもいきなり息苦しくなることとか、視界が真っ白になって立っていられなくなったりとか。。。人目を避けて症状が過ぎ去って落ち着くのを待たないといけないことも多かったですし(いろんなところで起きましたが電車で起きたことが一番多い)、眠れない日が数日続いたり昼間眠くて仕方がない日があったりといったことも何度も何度も繰り返しあったことです。

今は日に日に神経の流れが強くなってきているので、ひょっとしたらもうちょっと症状が激しくなるのかもという不安はあるのですが、右側の回復が進んでつながりきるのも時間の問題なんだろうなぁということも合わせて考えています。

下の図はWikipediaの腕神経叢(わんしんけいそう)のページの頭部へ向かう神経の図です。
赤いのは動脈で黄色いのが神経ということです。
腕神経叢については、前回の投稿(リバーサル手術の後で私が感じている「神経が流れる感触」について③)でも書いた通りETSで切除しリバーサル手術でつなげ直した神経の延長にあたる部分だと思っています。


あと私の感触で付け加えると、前回の投稿で使った腕の神経もこの投稿の頭部の神経も、図には管にあたる部分しか描かれていないですが、実際はきっと上腕も下腕も綿でくるまれたように毛細部の神経がはりめぐらされていて、肩や頭、手のひらもそうなっていると思います。
そして肩や頭でパリパリパリという音がしたのはそういった綿状の部分の(つまり毛細部の)神経がつながったために起きていることじゃないかと思うのです。もちろんそういったときはいつも神経が流れる感触も同時にしています。
ちなみに私の移植元となった神経はふくらはぎから採取した神経なのですが、それもこの種の神経だと思います。再生する神経を使うという説明だったのですが、再度つながるときに音はしなかったのですが同じような神経の流れる感触がしました。
ETSの後で日に当たった時に腕が真っ赤になることや手のひらががさがさになることとか顔のうるおいや唾液等の分泌物が減ったこととかも、この神経が乾いたために起きたんじゃないかと私は考えています。ETSで止めてしまった神経というのは手の汗のための神経だけではなくて、手や腕、肩や頭などを綿状にくるんで防御するための神経全部に影響するところだったんじゃないかと私は考えています。

では。

まるとん

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