私がフィンランドでリバーサル手術を受けたのは 2002.1.9 のことでしたので、今日でリバーサルを受けてちょうど11年になりました。
これは私がフィンランドでリバーサル手術を受けた時のスケジュールです。
1/7 にヘルシンキの空港に到着し、Lord ホテルで宿泊。
1/8 12:30 に Lord ホテルで アシスタントとミーティング。
1/9 9:00 に Mehiläinen 病院に到着、ドクターとミーティング、10:00に手術。
1/11 にホテルに戻る。(実際には肺に水が残っていたために入院が2日延びたので1/13に延期)
1/15 のフライトで日本へ帰る。
手術の日の事は覚えていて、朝タクシーで病院に行ったこと、通訳さんやドクターとお会いしたこと、手術のために麻酔を打った時のこと、動いてるベッドの上で目が覚めて Success? Fail? と聞いたこと、そして Success! と言われて安心してまた寝ちゃったことも覚えてます。
今日は特別何かをしたということはないのですが、一昨年の2011年の4月にフィンランドに行った時におみやげで買ってきたククサというカップでお酒を飲みました。
ククサはフィンランドの原住民の伝統工芸品で、オーロラを浴びた白樺の、こぶのところをくりぬいて作ったカップです。
そして私のククサの正面には Lappi ravintola という焼印があります。ヘルシンキのレストランで買ったのですがそのレストランの名前です。(ravintola = restaurant)
この Lappi というレストランは思い出のレストランで、11年前にリバーサル手術を受けて退院した日(つまり 2002/1/13 ですね)に食べに行ったレストランでもあるんです。そこでトナカイの肉のステーキとサーモンスープを食べました。
一昨年ヘルシンキに行った時にも Lappi でトナカイのステーキとサーモンスープを食べたのですが、その時の写真は「まるとんのアルバム」という別のブログに載せていますので良かったらみてくださいね。→ http://maruton-album.blogspot.jp/2012/08/2011432011410_614.html
ちなみに去年の 1/9 にはサーモンスープが食べたくて東京ドームシティのラクーアにあるムーミンカフェでサーモンスープを食べました。そのときの写真も「まるとんの日記」というまた別のブログにありますからこれも良かったら見てくださいね。リンク先は前編ですが、読んでいくと下の方に後編へのリンクがあってそっちにあります。→ http://marutondiary.blogspot.jp/2012/01/10.html
上の写真のうしろの青いバックはもうぼろいんですが、11年前の退院時にドクターからもらったもので中に薬が入っていたものです。プリントされている Privatix というのはリバーサル手術をやっているドクターの当時の病院の名前です。(ちなみに marimekko というフィンランドのブランドのものです)
今日はいろんなことを思い出しながら一日を過ごしました。
では。
まるとん
私がフィンランドでリバーサル手術を受けてからの状況をまとめたものです。
リバーサルを受けた皆さまへ
もし良かったら最近の調子などをコメント広場に書いていただけたらうれしいです。
This blog is a summary of the situation since I took ETS reversal surgery in Finland.
Almost written in Japanese but several articles written in English.
you can read from English articles tab.
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11年経過ってどんな感じでしょうか。
返信削除私はETSうけて12年経過したときにリバーサルを受けましたけどその12年って短かったように感じています。
辛い夏は長く、汗をあまり意識しない冬はとっても短く感じ、毎日必死だったから。
私のこの一年はどんな感じになるのかなぁ。
オスカー
オスカーさん
削除まるとんです。
私のリバーサル手術を受けてからの11年というのは一言でいうとすごく長い11年でした。ETSを受けた後の、代償性発汗があまりに酷くてみじめになったことや、リバーサル手術というものの存在を見つけて迷わず受けに行ったことは、もう遠い昔の出来事として整理できています。
もちろんリバーサルを受けてからも数年は辛くて、初めて金魚板にコメントしたのはリバーサルを受けて3年経ったときですがまだ不十分とコメントしています。そもそもそれまでは効果はあるにはあったけど不十分と考えていたからネットで発言することができなくて悩んだり孤独を感じたりもしていました。今ではもう十分な回復を実感できているとはいえどまだ回復途中であり、そして夏を過ぎるたびに毎年少しずつ少しずつ回復や変化を実感し続けていること、それを金魚板にまとめて書き続けてきたことも長い年月を感じている理由なんじゃないかと思います。自分の記事はどの記事も何十回も読み返しました。
そして金魚板の掲示板に書き込みをしてからは沢山の人から連絡をいただくようになって、何人もの方とお会いしたりもしました。リバーサルを受けに行く人も何人も現れ、そのたびに自分の受けたリバーサルの事を思い出してました。
11年を長く感じていることにリバーサル以外のことも忙しかったってのもあると思います。
2度転職しました。業種はITで変わってないのですが、そのたびに必要な技術は違ったので追加で勉強したり経験を積んで身につけたりしないといけないことが多かったです。仕事では英語と韓国語も必要になっちゃって、時間をできるだけ割いて一生懸命勉強しています。
その他にもここ数年はひとり旅で旅行に行くようにもなりました。何カ月も前から計画を立てて準備して行くんです。去年はエジプト、一昨年はインドに行きました。今年のGWはマチュピチュに行くことを決めていてもう飛行機のチケットを買って準備を始めています。代償性発汗の後遺症に悩まされていた時はこういった旅行など考えることも出来なったことですから、回復を実感するとともにもう11年経ったんだなぁっていう長い年月を感じるんです。
オスカーさんが今度の夏、外出時の苦痛が少しでも減っていることを望んでいます。
では。
まるとん