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2012年6月23日土曜日

リバーサル手術を受けてどこまで回復するのか?

まるとんです。

今まで私は自身が感じてきた感触を掲示板に書いてきたのですが、私の交感神経は今こうなっているんじゃないか、代償性発汗はこういった理由で出ているんじゃないか、そして私がリバーサル手術を受けたことでどこまで回復することができるのだろうか、ということについて私が思っていることをまとめてみようと思います。

【注意】
ここに記載の文章はあくまで「リバーサル手術を受けてから私が感じてきた感触」そしてちょっとの「調べたこと」をベースにそしていくつかは私の想定でまとめたものです。したがってすべてが正しいかどうかは確認が取れているわけでもないし、考慮不足の所も多いと思います。あらかじめ分かっておいて欲しいのは
私は医者ではなくて単なる一患者にすぎないということ、そして医学的に解説したものではないということです。。
なので私がリバーサル手術を受けたことで自分自身がどこまで回復することができるのだろうかという疑問とその期待のためのものと思って読んでいただけたらと思います。
そして私の知らない事実や条件によって今後考えは変わることもあり得ます。あくまで現時点での私の考えです。

交感神経の構造について


こちらが Wikipedia の自律神経系 のページに記載されている交感神経、副交感神経の図です。
※出典を記載すれば転載できるようでしたのでWikipediaのこの図を利用しました。



背骨にあたる部分が左なのは分かるのですが、それ以外がちょっと分かりにくいので補足してみます。


・元の図に描かれている赤い色の線が交感神経です。(青は副交感神経)

・脊髄から十数本の交感神経が右横の交感神経幹に向かってつながっていて、交感神経幹の中には数珠つなぎで交感神経節があります。胸髄(T)から横に向かっている神経の交感神経節が胸部交感神経節です。そして胸部交感神経節の一番上がT1神経節で、順次下に向かってT2神経節、T3神経節・・・と呼ばれています。

あと私が調べたことの中で下記についても補足しておきます。

・交感神経は動脈と一緒に走り、エネルギーを発散する場合に働く。

・交感神経の神経伝達物質は交感神経節の前後で物質が異なる(交感神経節前の神経:アセチルコリン→交感神経節後の神経:カテコールアミン)。ただし汗腺を支配する交感神経の伝達物質のみ例外で交感神経節の前も後もアセチルコリンが作用する。


私の切除部位、そしてリバーサルした所について

私のETSで切除した部位はETSをした時には知らなかったのですが、リバーサル手術をしたドクターより右がT3、T4、左がT2とT3ということを聞いて知りました。※【金魚板#14】 参照

上の図から考えるとこの位置になります。

ここで問題なのは、交感神経幹が上下で分断され、上方へ向かう神経が少なくなってしまったということだと思うのです。


従って、ETSで切除した部分が上下の流れを遮っているせいで神経を伝達する物質(多分アセチルコリンなんじゃないかな?)が上へほとんど流れなくなってしまった。その結果お腹・背中・ももなどに溜まってしまって、汗を促す物質が出れば出るほどそれらの物質は下半身にみんな向かってしまって汗をかくんじゃないかと思うのです。あの大量の代償性発汗から考えると、上半身へ向かって汗腺に直接作用する伝達物質の量だけじゃなくて本来上半身へ向かって体の隅々に向かう伝搬するための経路上の伝達物質さえも、全部下半身の汗腺に届き、直接作用して代償性発汗を出しているんじゃないかとさえ、思います。

なぜこのように交感神経幹の上部への流れが滞ってしまったことが原因なのではないか」ということを言えるのかというと、私の術式について、リバーサル手術をしていただいたフィンランドのドクターから「右はT2とT5をつなげてバイパスし、左はT1とT4をつなげてバイパスをした」ということを聞いたからです。【金魚板#14】 参照

多分こういうことだと思います。
そしてこのリバーサル手術で胸部の神経をつなげても、胸部上側の交感神経は一度あまりに細い小川のような流れになってしまったため、沢山に枝分かれした先では一旦枯れてしまった箇所も節々にあるのではと思っています。そのために元となる箇所をつなげても元通りの流れを取り戻すのに時間がかかっているのだと感じています。

そして左側は既につながりきったと感じているのですが、左上部に向かう神経はT1の1本だけになってしまっていたからリバーサル手術でバイパスを作った後で上方向に向かって押し出す力がかなり強い力で流れたんじゃないかと思っているのです。そのために最初につながったのではないかなぁと考えています。(大体1年半ぐらいでつながりきった感触がありました。※【金魚板#1】参照)

右側が10年経ってもつながりきらずゆっくりと移動しているのは下部だけじゃなく左側上部も移動が終わって平衡状態になったことから押し出す力が弱くなったためだと思うのです。でも動脈と一緒に走るという交感神経の移動している流れを今も感じているので私はまだまだ回復すると信じています。


私はどこまで回復することができるのか?

すべての移動が終わったとして、それでもちょっとの汗は残るのではないかと考えています。
一つ目は作ったバイパスが元通りの流れを十分に取り戻せる太さをもっているかということ、そしてもう一つが切除した交感神経節から体全体に向かう神経はリバーサル手術でつなげることはしておらずロストしているのではないかと思っていること、です。

ただしこれらのつながらなかった部分の神経は胸より上部への神経に比べればはるかに少ないんじゃないかと思っています。

フィンランドのドクターはリバーサル手術をする際には胸部のETS後の神経の状況を見た上で、ケースバイケースで処置可能な最善の処置をする」ということでしたから、T2とT5をつなげたりするこのバイパス箇所が私の状況の中で一番の回復を見込める術式だったのだということを信じています。
それに私は既に十分な代償性発汗の回復を感じているので私はリバーサル手術を受けたことに満足しています。
まだ回復途中の残りの神経がつながりきるためにまだどれだけかかるのかは分からないけど、つながりきれば移動に伴って出る汗や手のしびれ、頭痛やめまい等も治まるはずと思っています。

ということで今回は私が思っていることについてをまとめてみました。

では。

まるとん

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3 件のコメント:

  1. 昨年、主人がETSを受けて、ひどい代償性発汗に悩んでいて、
    リバーサル手術を考えています。日本では、Yクリニックだけみたいですが、初診でリバーサル手術はして頂けないみたいで、海外でと、考えていますが英会話も出来ず、費用や日数、方法など詳しく教えて頂けないでしょうか?宜しくお願い致します。

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    返信
    1. まゆさん

      こんにちは、まるとんです。

      リバーサルですが、私が受けたフィンランドでのリバーサルでいうと去年友人が受けられた時12650ユーロだったと聞いています。

      【リバーサル手術費用について】
      http://marumarutonton.blogspot.jp/2012/09/blog-post.html

      スケジュールについては去年友人が受けられた旅行時の日記が参考になります。
      手術前日にフィンランドに行き、手術後3泊して帰国という標準のスケジュールですので参考になるかと思います。

      【友人のリバーサル手術記】
      http://marumarutonton.blogspot.jp/2012/12/blog-post.html

      英語が不得意な方は何人も行ってます。私もそうですが海外初めてでパスポートを取ってから行った人もいます。

      あと、これはちょっと私には分からないことなのですが、今フィンランドでリバーサルをしているドクターもいつまでリバーサルを行うかとか今後どうなるかは分かっていないです。
      どうしてそう思っているかは下記にちょっと書いていますので参考にしてみてくださいね。

      【オフ会をしました】
      http://marumarutonton.blogspot.jp/2012/11/blog-post.html

      【リバーサル手術を先日受けた友人とこれから受けるつもりの友人達】
      http://marumarutonton.blogspot.jp/2013/05/blog-post_24.html

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    2. あと申し込み方法ですが、フィンランドのドクターにメールして相談することになります。ここ数年リバーサル手術を受ける日本人はみな同じ通訳さんに対応していただいていて、何でも問い合わせっていう感じだと断られちゃうのですが、申し込む前提でのやりとりであればメールの翻訳もお願いできると思います。何人もの友人もそうやって手続きしています。
      もし具体的に手術を受けられる際にはメールでご連絡を頂けたらと思います。
      このページの欄外左側に私の自己紹介というのがあり、そこで「詳細プロフィールを表示」とたどると私のメールアドレスが記載されています。

      では。

      まるとん

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