2019年10月12日土曜日

バッキーさんのリバーサル手術記を読んで気になったこと

先週フィンランドにリバーサル手術を受けて来たバッキーさんが 自身のブログ に渡航記を載せています。

今は まで公開されていて手術が無事終わったところとなっているんですが、手術の所見には次のように書かれています。
T4は神経節が残っていて生きていたのでT3の肋間神経を使用し、T2とT4をロボット縫合してから、医療用接着剤で接着をし、両端に幹細胞を処置をした。

この記事のコメントに私は次のように書きました。
T4の神経節が残っていたらT4の肋間神経を使えば接続個所を1箇所だけにすることができる気がするのですが、そうではなくてT3の肋間神経を採取したということで損失箇所を極小にしたのかもしれないですね。ひょっとしたら幹細胞を使うようにしたことで「接続箇所を減らす」ことよりも「損失箇所を最小」にするアプローチになったのかもしれないですね。。。

何で私がこう思ったのかが分かりにくくて突拍子もない感じなので、ちょっと補足をここに書いておきたいと思います。

まず、T4神経節が残っていたという状況ですが、このような感じになっていたんだと思います。

私が「T4の神経節が残っていたらT4の肋間神経を使えば接続個所を1箇所だけにすることができる気がする」と書いたのはこういうことです。
下端はそのまま、上端のみ切り取って移動して接続してます。

だけど、今回の所見は「T3の肋間神経を使用し、T2とT4をロボット縫合」ということなので、次のようにしたのかなと思いました。
上端も下端も切り取って移動して接続しています。

接着面が1か所と2か所の違いがあって、一見すると1か所の上のやり方が接続箇所が少ないため良いようにも見えます。
だけど、移植元として使う神経がT4肋間神経かT3肋間神経の違いがあり、T4肋間神経は「活きている神経」ですが、T3肋間神経はT3神経節が無いため既に「死に体」の神経なんじゃないかと思うのです。そのため、T3肋間神経を使うことで損失箇所を極小にすることができるのかなと思ったということです。

今までのリバーサルを受けた人達から聞いてた話だと、こういった場合には(必ずしもでないですが)T4肋間神経を使っていた方が多かった気がします。
だけど、今回バッキーさんに対してT3肋間神経を使ったというのは、ひょっとして幹細胞を使うことによる神経再生の効果を期待できるためなのかな?(そのため接着面が2か所となったとしても神経の損失を抑えたかったのかな?)とも思いました。

実際のところはドクターに聞かないと分からないことなのですが、あくまでも私がこう思ったということで、そして図を使いたかったのでこのページに、書きました。

2 件のコメント:

  1. まるとんさん
    しのぶです。バッキーさんのブログみてコメントしてます!
    まずはお久しぶりです!ブログは拝見させてもらってましたが、しばらくぶりのご連絡になってしまいました。
    LINE会ということですが、参加してみたいです。
    皆さんのご都合もあると思いますが何時ごろからはじめますか?それとLINE会っていうのはグループLINEで話するイメージですか?無知ですみません^_^;

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  2. LINE会はボイスチャット(通話ですね)のことをそう呼んでます。
    まなかさんが来週リバーサルを受けに行くのでその前に、来週月曜の13時からを予定してます。
    平日日中なのでスケジュールが合えばいいのですが、もし合わなかったとてしてもLINEトーク(メッセージ)もそこそこやってるので良かったら是非来てくださいね。ここ最近リバーサル受けた人と、受けることをほぼほぼ決めた人のみで集まってます。
    メールくれたらLINE IDをお伝えします。

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