今日は今朝目が覚めた時から、砂時計を落ちる砂のように、肩の神経が流れていました。
肩、腕、首とたくさんの場所に向かう管があって、液体にあたるものが流れ、機能を取り戻そうとしている動きを感じています。
両腕とも流れている感じがしているのですが、今日は神経の流れる感じがするのと連動して左腕全体でひんやりした感じもしていました。鳥肌とまではなっていないですが、これも交感神経の作用と思っています。
リバーサル手術を受けた私の体で感じる限り、交感神経は液体で満たされているもので、背骨から生成され身体の隅々に送られるといった風に感じています。リバーサルを受けてからは下半身から上半身への移動も感じていて、下半身は液体となっている神経が減ることによって代償性発汗も減っていて、頭に流れるようになったことで頭から汗もかくようになってきてます。
親指のぷるぷるとした小刻みな震えも神経の流れているために起きているものと感じています。
神経の構造はどうなっているんだろうっていうことはいつも思っていて、今日もネットで少し探してみたりしました。けれど私が感じた通りのことを書いてある記述はやはりどこにも見つからなくて、神経の伝達はシナプスによって神経伝達物質が送られるということについてしか記述を見つけることができなかったです。
でも私は 交感神経の細胞は液体で満たされていること、そしてその液体は背骨で生成されて神経を通じて体のすみずみに届けられているということ も大事なことなんじゃないかと思ってます。それが神経伝達物質とイコールなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれないです。
でも、神経がお腹側から逆流することもありますから、なんとなく別のものなんじゃないかって思っています。
私はこの部分の神経の機能を理解すれば、ETS後に起きる後遺症の症状をほとんどを説明できるんじゃないかと思っています。
ETSによって交感神経は上下で分断されてバランスを崩しちゃうから、頭・腕側はETS以前よりもずっと少ない状態になり、お腹側はETS以前よりもはるかに過剰な状態になると思うのです。
だから、視床下部の機能自体は正しく行われていても、汗を出せと働きかける交感神経の先がお腹側に集中してしまうという風に考えています。もちろん頭に汗をかかずに冷やすことができないから、視床下部はさらに汗を出せと指令を出し続けるといった感じで汗を冗長しているとも思ってます。
もう一点書きたいことがあるのでちょっと話を変えます。
ネットではETS手術についてロボトミーという手術のことが引きあいに出されて意見されるのを見かけることがあります。
ロボトミーという手術は今では行われていない手術ですが、脳の前頭葉(lobe)という部分につながる神経を切除するそうです。ローブを切除するのでロボトミー(lobotomy)です。それにより性格が穏やかになるというメリットがあるということです。ただし、副作用があり、てんかん発作、人格変化、無気力、抑制の欠如、衝動性といったことが起きるとのことです。
この手術のために殺人事件なども起きたりして、今では禁忌の手術となっているそうです。
さらに大事な注意点があって、(最後の手段という注意書きがあるけれども)現在でもこの手術は保険適用となっているということです。
ETS 手術に話を戻します。
ETS もメリットのある手術だと思います。だけど副作用も必ずあり、それは致命的なものにもなりえます。メスを入れるのは交感神経のうちでも背骨にある根元の大事な部分、低位だからといって切って副作用が無いなんてことはありえない所です。
そして「ETS は保険適用なので安心です」といううたい文句を聞くことがあります。
でも、私はこのうたい文句も正しくない論理だと思います。
安心だから保険適用ではなくて、医療行為として認めるという意味で保険適用になっているにすぎないということ、もうどうしてもやむを得ない状況になったときに、国が費用を一部負担してでも受けることができるようになっているという程度に考えた方がいいんじゃないかって思っています。
ロボトミー手術をあえて書いたのはどうしてかということもちょっと考えてみてくださいね。
このように書くことで気分を悪くした人がいたらごめんなさい。
この部分はあくまでこれからETSを受ける人が気軽に受けて欲しくないと言う意味を強く込めて書いたものです。
でもネットを見ている人(つまりこのブログにたどり着いた人)は既にいろいろと調べてるだろうし、これ以上書かなくても分かっているのかもしれないですけどね。。。
では。
まるとん
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私がフィンランドでリバーサル手術を受けてからの状況をまとめたものです。
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This blog is a summary of the situation since I took ETS reversal surgery in Finland.
Almost written in Japanese but several articles written in English.
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