コメント広場利用の注意

コメント広場利用の際にはアンケートの記載を必須にします。その後そのハンドル名を利用してください。

2013年7月31日水曜日

ETSリバーサル手術で行われている肋間神経移植の術式について

今日は現在フィンランドで行われているリバーサル手術の「肋間神経移植の術式」について、私の考えをまとめてみようと思います。

【注意】
ここに記載の文章はあくまで「リバーサル手術を受けてから私が感じてきた感触」そしてちょっとの「調べたこと」をベースにそしていくつかは私の想定でまとめたものです。したがってすべてが正しいかどうかは確認が取れているわけでもないし、考慮不足の所も多いと思います。あらかじめ分かっておいて欲しいのは私は医者ではなくて単なる一患者にすぎないということ、そして医学的に解説したものではないということです。なので私の知らない事実や条件によって今後考えは変わることもあり得ます。あくまで現時点での私の考えです。
もうひとつ付け加えると、これは私が受けたフィンランドでのリバーサル手術の術式について調べて書いたものになります。

おさらい

まず、ETSではどこを切除しているのか、そしてリバーサル手術ではどこをつなげているのか、については以前私の考えをまとめたことがあるので、再度このページを読んでいただけたらと思います。

【リバーサル手術を受けてどこまで回復するのか?】
http://marumarutonton.blogspot.jp/2012/06/blog-post_23.html

私はこの図の青い神経経路(バイパス)をふくらはぎから採取した神経を使って作ったと考えています。
そして今の移植元はふくらはぎの神経ではなく肋間神経を使って神経移植を行っていると聞いています。


肋間神経とは

日本語で「肋間神経」を検索しても肋間神経痛は良く出るのですが肋間神経の説明については記載が少ないので英語で確認します。

Wikipedia に Intercostal nerve についての説明があります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Intercostal_nerves

「The Upper Thoracic Nerves: 2nd-6th (上位の胸部の神経: T2~T6)」の所なのですが下記の記載があります。

The anterior divisions of the second, third, fourth, fifth, and sixth thoracic nerves, and the small branch from the first thoracic, are confined to the parietes of the thorax, and are named thoracic intercostal nerves. 
(第2、第3、第4、第5、第6の胸部交感神経 -つまりT2~T6- が体の前方へ向かって延びている所、第1胸部交感神経 -これはT1- から小さく枝状に延びている所、は胸部の壁(the parietes)に閉じ込められている。そしてその部分を胸部肋間神経と名付けている。訳:まるとん・・・なので間違ってたらごめんなさい)

合わせてこの図が掲載されています。

そしてこれを上の図に当てはめるとこの部分の神経のことだと思っています。

肋間神経は肋骨に沿って流れているということですから、背骨から出て肋骨を通じて胸部を囲うように流れているのだと思います。そう考えれば先ほど出てきた「胸部の壁(the parietes)」というのも肋骨に囲まれた空間ということであれば意味が分かる気がします。


肋間神経移植の術式について

これまた英語なのですが、この資料に解説されています。

Sympathetic Nerve Reconstruction for Compensatory Hyperhidrosis after Sympathetic Surgery for Primary Hyperhidrosis
(手掌多汗症の交感神経手術の後に起きた代償性発汗のための交感神経再生術)
http://synapse.koreamed.org/Synapse/Data/PDFData/0063JKMS/jkms-25-597.pdf

そして実際に図で説明しているのが資料中のこの図になります。

本来なら肋骨に沿って右に延びている神経を切って引っ張ってきて上につなげています。
つまり私の時は神経のチューブを使って上端、下端の2か所を接着しているのですが、このやり方であれば下端の1箇所は既に使われているそのままの状態で上端のみを接着するというやり方ができるんじゃないかと思ってます。(※ただしこの図ではETSで切除した箇所が1か所で、その上下端もまとめて肋間神経を使ってつなげているように見えました。そういった細かいやり方が実際に手術中にケースバイケースで術式を変えるとドクターが言っていたことなのかなと思いました。)

いずれにせよこのようなバイパスの作り方だとすれば私の時の手法よりも胸部の中だけで神経移植ができるので体の負担も軽く済むかもしれないし、移植に必要な長さを採取できることでうまく行く可能性も良いのかもしれないし、接着箇所が少なく済み使われている神経をそのまま転用して使うので回復も早いのかもしれないと思っています。
そうは言っても、私は手術を受けたあと運動をしたりとどれだけリハビリに頑張るかの方が回復にはより大事なことなんじゃないかと思っています。

では。

まるとん

リバーサル手術について書いた記事の一覧 に戻る

0 件のコメント:

コメントを投稿