2014年1月1日水曜日

リバーサル手術後の経過報告用コメント広場 Page.3


リバーサル手術を受けた人が自身の状況について書くためのページです。3ページ目を作りました。
リバーサルを受けても回復にはすごく時間がかかります。私の場合、体の変化はたくさん感じていたものの、実際の代償性発汗で言えば3年ぐらい経ってやっとちょっと減ってきたという程度でした。だからひょっとしたら否定的なコメントも出てくるかもしれないですが、そういったことでも書いていただけたらと思っています。
ここは自身の経過報告を書いてもいいよという人が書くのに用意したものになります。もしリバーサルを受けた人へ質問をしたいと言う場合には【リバーサル手術を受けた人への質問コーナー】を使ってみてください。

35 件のコメント:

  1. あけましておめでとうございます。
    オスカーです。
    僕も寝起き時は両手にジュワっとした発汗は感じます。
    ただリバーサル手術前は左手に少し発汗が戻っていたせいか、左側の発汗部位が増えたような感じがします。
    (良い意味で)
    ランニングすると手袋をした手は握った状態なので手袋の手のひら部分は湿っています。
    やはり左手のほうが発汗量が多いようです。

    今年は顔や頭部からの発汗を目指して運動を頑張ります。
    本年もよろしくお願いします。

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    1. オスカーさん
      あけましておめでとうございます。
      こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
      私はジュワっていう発汗とはちょっと違うのですが、朝目が覚めると手がほんのちょっと汗で湿っているっていうのはあります。
      夏は普通に暑いせいで、冬は布団の中にもぐってあったまっているせいで、な感じで、起きるとすぐに乾いちゃうような、そんな程度です。
      また変わったことがあったり、また変化が無いことだったとしても、書けるときには是非状況を書いてくださいね。
      もし今年東北で集まりがあるときには私も参加したいです。
      そんなときは、是非私も呼んでくださいね。
      では。
      まるとん

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  2. こんにちは。黄苺です。
    息子のリバーサル手術は成功し、身体は順調に回復しています。
    もうすぐ4週間になるのでご報告したいと思います。

    手術日9時45分に病院へ、看護師の方から簡単な問診がありました。内容は日本の病院で聞かれるのと同じような事でした。少し遅れて執刀医のランタネン先生がいらっしゃいました。テラランタ先生はまだ休暇中だったようです。
    ETSの手術を受けた病院でT4を遮断していると伝えると、T4なら肋間神経を長くとる必要があると説明を受けました。ETSの手術を受けてから5ヶ月しか経ってないので早い回復の可能性が高いと言ってくださいました。
    手術は11時から始まりました。日本の病院のような待合室がないので、通訳の方から外に出て観光してもOKですよと勧めていただいたのですが、順調にいけば1時間半から3時間で済むということと、やはり心配だったこともあり廊下で待っていました。
    手術が終わったのが2時間後、部屋に戻ったのはそれから30分以上経ってからだったと思います。
    息子が目を覚ましたのはそれから1時間後で、痛みがあったので痛み止めの注射をしてもらいました。
    麻酔のせいか寒くないのに体が震えたり、喉の違和感もひどかったようです。それから夕方までうとうとしていました。
    4時から術後の説明を受けました。遮断場所はT4ではなく、右T2左T3だったこと、右は癒着していたがキレイにしてくれたこと、湯船に浸かるのは1週間後、運動は3週間後から等でした。
    通訳さんとメールでやり取りした時には病院には付添い出来る施設がないので私は夜はホテルに帰ることになるということだったのですが、二人部屋が空いてるのでそこに泊まってもいいと先生がおっしゃって下さって一晩お世話になりました。息子は何回か起きていましたが、寝返りも出来、痛みも我慢出来る程度のものでした。

    翌日ホテルに戻ってからはほとんど眠って過ごしました。体温計がなかったのではっきりは分からないのですが常に微熱と痛みがあり体がだるかったみたいです。又、下半身の汗が増えて汗で目が覚めることもありました。

    帰国後10日間くらいは寒気がひどくて、寒いから暖房器具で体を温める、すると体の内側はまだ寒いのに汗が大量に出てまた冷えるという感じでずっと寒いと言ってました。又、頭痛があったり、代謝性発汗は減らないのに今まで出なかった背中の上の部分に出るようになったりで身体も精神的にもきつかったみたいです。
    味覚性発汗は減りました。帰国すぐにカレーを食べたのですが以前はダラダラと流れていた汗が浮き上がるくらいになりました。
    ETS手術をうけてから頻尿になっていて、リバーサル手術を受ければましになるんじゃないかと期待していたのですが、それは今のところ変化なしです。もしかしたら下半身の汗と一緒で酷くなっているかもしれません。
    けれど、お風呂に浸かっている時や暑い時は今までほとんど汗をかかなかった頭や顔から汗が出るようになり、良い兆候もあるので今は今後の回復に期待しています。

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    1. 黄苺さん
      手術の成功おめでとうございます。
      メールでもお伝えしていますが、こちらでも再度お伝えしてみます。
      リバーサル手術では切除箇所を事前にお伝えしていてもあくまで参考程度であり、実際に手術中に胸の様子を見て確認するということを聞いてはいたのですが、ETSをした医師から切除箇所を正しく伝えられなかったというのは私は初めてのことでしたので、お聞きした時はびっくりしました。

      下半身の汗が増えたというのは、リバーサル手術を受けた人への質問コーナー Page.4 で私が書いた質問項目にもある通り何人かからお聞きしたことがあります。移植元の肋間神経を切除したことで起きているんじゃないかと考えてはいるのですが、詳しくは分からないです。回復することでより良い状態になれると思うので、長い目で考えるのが良いんじゃないかと私も思っています。

      味覚性発汗が減ったこと、お風呂に入って頭から汗が出るようになったと感じることができたのはよかったですね。
      ひょっとしたら今の時期の細かな変化よりも夏のピーク時の汗のことが心配なんじゃないかなぁと思うのですが、良くなったことを見つけて回復していることを実感しつつ、がんばって乗り切れたらなと思います。

      みなさんで一緒に回復できるようがんばりましょうね。
      では。
      まるとん

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  3. ご無沙汰してます、りえです。

    リバーサル手術を1月中旬に受けて1ヶ月と少し経ちました。無事に神経を繋げることができ、手術は成功しました。
    私はT4の切除だったのですが癒着もなかったとのことです。

    術後は下半身がぞわぞわーっとしたの胸と背中の痛みが酷かったです。期待していたすっきり感はなかったことがとてもショックでした。

    術後、3日目くらいから痛み止めが効いていたので、軽く散歩に行ったり買い物したりしました。

    1点、ホテルでトラブルがありました。関空への帰りのフライトは土曜日がなく、ホテル3泊であることを通訳さんからテラランタ先生へ伝えてもらったのですが取れていませんでした。そして、なにもわからないままフロントの人にカードを渡してしまい最終日に3泊分全て請求されるということがありました。

    後ほど、カードの請求を止めてもらえたのですが、今後通常の泊数と違う方はしっかり確認したほうがいいと思います。

    帰りの飛行機は、痛みと神経が立っていたのか一睡もできませんでした。

    日本に帰ってからは、痛みがひどく3.4日まともに寝れない日が続きました。

    そして、術後一週間後ホルモンバランスが崩れたのか生理が早く来たりしました。2日間まともの寝れなかったのですが、3日目眠れた翌朝、頭に血流が流れる感じがしてモヤモヤ感から解放された感じがあり、少しだけ気力が出ました。

    現在の変化は、朝起きると両手が湿っていることがあります。私は左利きなので左の神経のつながりが強いのか左の方が多いです。でも日中は前に増して両手が乾燥しているのと、力が入りにくいのか少し震えます。

    あと、全体的に体が冷えやすくなっています。

    背中と下半身の汗は、掻くタイミングが早くなった気がします。私はETS後、無汗気味だったのでよくわかります。

    痛みは日によっても違いますが、まだ胸にきりきりしたものがあったり脇の辺も痛いときがありますが、日常は普通に過ごせます。

    睡眠については、まだぐっすり寝れない日が続いてます。肩こりもひどく、すっきりしない日が続いてますが、気力は戻りつつあるので少しずつでも回復の為に努力したいなと思います。

    私の場合、ETS後、自律神経失調症の症状が強く出ました。今もそれは変わらないですし、リバーサル前よりもひどくなってる感じはあります。

    でもEST後、なにをしてもすっきりすることはなくエネルギーが出なかったのですが神経がつながったことで前向きに考えられるようになりました。

    まだまだ時間はかかると思いますが、これからもみなさんと一緒にがんばります!
    また変化があれば報告します!

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    1. りえさん
      手術の成功おめでとうございます。そしてたくさんのコメントありがとうございます。
      リバーサル手術直後に頭がすっきりしたという人がいる反面、それが実感できない人もいるんですね。手術直後にどう感じるかはひとそれぞれなんでしょうね。
      私がどうだったか、あんまり覚えてないです。これで治るんだって期待が高かったので、ただただうれしかったのを覚えてます。

      ホテルのことについては既にお聞きしていましたから今後のためにも フィンランドへリバーサル手術を受けに行くための行動手順や注意点③ホテル・手術関連 のところへ注意点として書いておきました。

      細かな変化をたくさん感じていらっしゃるのが神経をつなげたことによる影響だということを励みに一緒にがんばりましょうね。

      また何かあったときにはこちらに書いてくれたらうれしいです。
      では。
      まるとん

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  4. まさむねです。

    日付が変わってしまいましたが、昨日(22日)の昼頃に無事帰国することができました。
    術後の縫合箇所には内出血もあって、肋骨に沿った内側あたりを含めもちろん痛みは全然残っていますが、皆さんがコメントされていた回復症状に照らし合わせて概ね想像していたとおりの状態になっていると思います。

    香辛料系の食事をしても味覚性発汗で髪がビチャビチャにまで濡れることはまだ起きてないですし、鳥肌が立って毛穴の一つひとつから汗を吹きだしているような、右側の腕が肌寒くなる感覚も今のところありません。左右差のある右手の掌はというと乾燥状態にほとんど変わりないものの(ツッパリ感が酷くなってるような気も?)、フィンランドくらい外気が冷たくても常にポカポカしていて、左手より体温が低くなることはまだありません。寒くなると冷たくてシワシワのミイラのようになっていた術前から比べると一歩改善したと言えます。(そういえばETSの直後もそうでした・・・汗)

    それと、実はフィンランドへ出発するまでの約2ヶ月の間に、こめかみから締め付けるような神経痛が耐え切れないほどひどくなってきていて、ついさっきまで覚えていたことが飛んでしまって思い出せなくなったり、急に立ちくらみして眼が重くなったりと、おかしな状態が毎日のように起き始めていました。そんな中だったので、内心では万が一このタイミングでリバーサルの予定を組んでいなかったらと思うと気が気でないくらい切羽詰っていたのですが、それが手術を経た後の今はというと、とにかく頭がスッキリしています。。 これまで何だったのというくらいに、、
    汗をかいて単に熱っぽかった頭が、なぜか汗でひんやりしているとも感じられていて、これだけ目の前が爽快に澄み切って見えるのは何ヶ月ぶりか・・・というくらいです。スッキリしたぶんだけ思考のキャパシティーの幅が “グイッ” と開(ひら)けた感覚もあるので、リバーサル前にあったイライラとかも今のところ起きる気はしていません。

    術後の通訳さんを介したドクターの説明で、「概ねうまくいった。ただし、(手術は片側だけのはずなのに)結構大変だった」と伺っていて、やはりそれなりのひどい状態になっていたんだぁと思うと、あのとき手遅れになる前にこの治療を決断していて本当によかったと納得しています。

    ・・とは言ってもまだまだ治療直後なので、胸の中央に不自然な動悸があったり、手術を受ける少し前から始まった左全身大量にかく寝汗が何もかわっていないなどメリットばかりではありませんが、少なくとも今までとは明らかに違った変化を感じ取っているということ自体、新しい神経がちゃんと繋がってくれた(成功した)という証で、ここからの修復期間をどう大事に過ごすかによって先の回復過程にも大きな影響を与えるのではないかと現在感じているところです。
    そして、この新しい神経が元々あった本来の機能とほぼ同じ役目が果たせるようゆっくり丁寧に育てて行きたいと思っています。

    追伸
    今年に入ってから自宅のパソコンが突然壊れしばらく音信不通になったことがあるのですが(笑)、出国前からひどい悪天候が続いたせいで今度はパソコンがネットにつながらなくなったまま、帰国した今もまだ回線が直っていないようです。何かとアクシデント続きの最中なので、また少し色々なことが落ち着いてから改めてコメントをさせていただきます。

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    1. まるとんです。

      まさむねさんは リバーサル手術を受けた人への質問コーナー Page.4 にコメントしていただいたのですが、こちらの 経過報告用コメント広場 に引っ越しました。
      ちょうど Page.4 ではリバーサルを受けた人向けのアンケートをしていたので。。。
      なので、コメント時間がまさむねさんが記載していただいた時間ではなく私がコピーした時間になっています。
      あと、「質問コーナーはこれで卒業になりますね。」という最後の一行だけ削除しました。

      手術、おつかれさまでした。そして無事に手術がうまくいって本当に良かったです。
      まさむねさんも手術を受けて頭がすっきりとしたんですね。
      イライラした感じがおさまったというのも何人かから聞いていて、私も聞くたびに「あぁ、リバーサルを受けて、そういうこともあるんだなぁ」って思っています。
      どこをどう感じるかは個人差だと思うのですが、うまく行ったことが実感できることはとても大事なことだと思っています。それは、それだけ時間をかけるって言う意味も含まれています。
      これからの回復もみんなで一緒に頑張って乗り切りましょうね。

      痛みも疲れもあるでしょうから、まずはゆっくり休んでくださいね。
      自身の状況や心境など、またいろんなことコメントしてくださいね。

      では。
      まるとん

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  5. 再びまさむねです。

    まるとんさんご返事ありがとうございます。
    ちょっと主観的な表現が過ぎたように思うので、自身で見返したときのためにも少し訂正しておきます。
    右側の腕が肌寒くなる云々というのは、要は頭・顔だけでなくETSした側の肩から手首にかけても(もちろん毛穴が多い外側に)味覚性発汗が起きていたという意味です。ゾワゾワした感じが右腕全面に流れたかと思えば、その後ただちに霧吹きで水をかけられたみたいにヒンヤリして、最後は汗で湿っぽくなるという感覚に毎回襲われていました。

    また頭痛の感じを喩えるなら、西遊記にでてきた孫悟空が頭にはめていた輪っかそのものじゃないかなぁといつも思っていて、大事な考え事をすればするほどこめかみから輪っかが食い込んでくる感じだったので、難しいこと考えるのやめないと締め付けが全然ゆるくならない。いつまでたってもゆるまない状態を逃避するためにはアルコールに走るしかなくなったりとか・・・やっぱりこれはうまく説明できません。。

    手術が大変だったというのは、ETSで焼灼してあった箇所は結局T3~T5まで全滅で、癒着と瘢痕組織も多かったため片側リバーサルなのに手術の所要時間が3時間ほどかかったそうです。
    手術の後レントゲンを撮りに別室へ移された際、ドクターや看護師さんたちが(恐らく撮った画像を見て)「うまくいってるー!よかったー!」みたいなリアクションをやたら派手にとっていたのはこのことだったのかもしれませんね。
    いくら院内方針と事前説明どおりにT2は残してるといっても、この結果には憤りを覚えますね、、さすがに。

    それではまた改めて。
    まさむね

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  6. 追伸

    確定申告のことすっかり忘れていました。。
    毎年3月中旬が締め切りなので(17日だったか?)、今年申告する人はもう間近ですね!
    医療費控除の適用期間は1月1日から12月31日までの1年間です。この間に医療に供する支払いを済ませた代金の全部を足した合計額が、税控除(節税)の対象として計算に使える。確かそんなシステムでしたよね。
    つまり私の場合なら、実際にリバーサルを受けたのがついこの間で今年(2014年)の2月、しかし手術代の支払いそのものは2013年中に済ませ(発生し)ていたので、申告する気があるなら今年3月の締め切りまでに手続きを完了させる必要があります。

    という訳で、思い出しついでに早速税務署へ行って先ほど手続きを済ませてきました。結果、往復の飛行機に使った代金分がまるまる戻ってくるそうです。ただし給与所得の大きさ等によって課税対象額はもちろん人それぞれなので、皆がみな同じベネフィットを得られるという訳ではありませんから、そこはご注意ください。

    なお、手続きにあたり源泉徴収票はもちろんのことテラランタ先生に書いてもらった領収書・明細書は必ず必要です。加えて、私は外国送金したときに銀行でもらった外国関係計算書(円貨で振込み額がわかるもの)という控えを持参したので、かなりスムーズに進みました。もちろん無かったとしても税務署で外為レートの履歴を追って計算するらしいので手続きは完了できるとも言われていました。それにしてもハンコや通帳をわざわざ準備して行ったのに、パソコンの入力操作だけで確定申告って完了できちゃうんですね。。

    まさむね

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  7. まさむねです。
    日本での生活感も大分戻ってきたので私も渡航記に挑戦したいと思います。

    成田12:00発
    仕事が夜勤明けだったので荷物の最終確認して一風呂あびてから空港へ直行、そして11:20に空港ロビー着。旅券には「チェックインはなるべく早めに」としか書いてなかったので、余裕で両替など準備してたらあれよあれよと11:40。フィンエアー付近のチェックインカウンターにはすでに搭乗客なんて一人もいませんでした、、(汗)。受付すると「時間がないので少し急いでください!」なんてせかされながら、ドタバタで搭乗口付近まで連行してくださいました(笑)。
    そして搭乗口前でひとりになったとき気づいたんです。eチケットの旅券表は往復を表示してあったのに、さっきの窓口で手渡したあと用紙を返してもらってない! 搭乗口を過ぎたところでスーツ姿の関係者らしき男性が立っていたのでその旨伝えると、「帰りのヴァンターで発着日時をきちんと説明すれば全然大丈夫です、安心してください。」と説明されました。もちろん旅券会社からもその説明は受けていたものの、便名どころか正確な時刻もちょっと忘れちゃったし、第一そんな説明どうやって英語ですんの・・・(汗)とも思いつつ、取りあえず席についたわけです。するとさっきの男性が座席の前に現れて、「まさむね様、間に合いました。」と言って届けてくれました。
    あとで思い出したのですが、ネットの口コミを見てコピーを取っていたことすっかり忘れていました。。

    機内食
    フィンランド航空の機内食(無料サービス)は十分満足できました。
    最初20分置きくらいに2回ドリンクサービスがあり、ソフトドリンクとビール、ワインからひとつを選ぶみたいな感じです。もちろん2回ともビール!アサヒスーパードライとKOFF(フィンランドビール)ともうひとつ何だっけ?とにかく個人的にKOFFが好き。そのあと夕食、そして食後のデザート(アイス)、ラストにコーヒー。どのタイミングかは忘れましたが、お水とワインのおかわりサービスがさらに数回つきます。ドリンクサービスは3回目もあったので最後はワインでとどめをさしました(笑)。何が言いたいかといういと、有料の機内食なんかも予約で準備できるみたいですが、そんなの全然必要ないです。少なくとも私の席の近辺ではそんなひと一人も見かけませんでしたね。あ;エコノミーですよ。。
    加筆:着陸2時間前には朝食もついてま~~す(♪)

    機内での過ごし方
    飛行機の便にもよるそうですが、運行中は各座席にタッチ式のオーディオ機(映画、ラジオ、ミュージック、etc)があったので、ほとんどの人は映画を見ていましたね。日本語吹き替えが選択できる洋画もそこそこありましたし、一応邦画も3つかな、ありました。サービスで座席についてるカナルイヤホンは音質がかなりこもるので、ちゃんと聞き取りたい人は持参した方がいいかもしれません、、過去国内線でも同じことがあったので私は持って行きました。
    なお、搭乗スタッフは半分が年配ぎみのフィンランド人で、残り半分は30歳前後の紳士的な日本人でした(ともに男性が一人)。口コミだとサバサバしてるイメージもあったのですが、サービスの質は国内線と同じでちゃんとしてました。

    到着
    予定より20分早く到着したようで15:00にルシンキ着。時差が7時間あるのでここで時計の時刻を調整するアナウンスが機内に流れます。目覚ましに使う携帯電話の時刻の切り替え方も調べてたから慌てず済みました。
    おそらく学生さんだと思うのですが、私の周りの席はパリなどのパンフレットを持っている日本人客ばかりだったので、ツアー客は大半がここで乗換え。出口(EXIT)に向かう日本人は私だけだったみたいですね。途中、通路の表示を確かめながらアタフタしていると、日本人の女性搭乗員に「あのぉ 大丈夫ですか? 道は一本しかないから平気ですよね!(笑)」って声をかけられ・・・はっ、はい(汗)。隣にいたパイロットらしき金髪男性とおしゃべりしながら出口に向かうようにみえたので、後ろをついて行きました。。

    入国審査
    順番待ちで並んでいると、「ここで英語しゃべれないときついよねー」なんて声がヒソヒソと聞こえてきたり、非常に轟く声で審査員にペラペラ説明しているビジネスマンなんかも見かけます。まぁデキのいい人たちはさて置き、そして私の番が回ってきました。質問の形式がほぼ決まっていることも調査済みなので、予め準備していたカンペ(マニュアル本)を手元に出して、あとはフィーリングで回答を当てはめタイミングよく読み上げるだけです。
    質問① 「#$%&・・・ビィジネス?」と聞こえたので ⇒(いえいえ違いますよ) すぁいすぃーん!!
    質問② 「・・・ヘルスィンキー#$%※リィーヴィン・・・.」と聞こえたので ⇒(滞在するのは) ふぁいぶでぃず!
    質問③ 「・・・フロムナァリタァ↑ トゥーヘルスィンキー・・・.」 と聞こえたので ⇒(ここまでのルートは) いぇす。
    審査員が毎回回答を聞きかえすので、最後の「YES??」なんかはひょっとしたら何時間かかったか?とか質問していたのかも知れないです。ただ、おどおどしたり不自然な硬直を見せるよりはどうどうとしてた方が印象はいい、とどっかの口コミをみてたので、聞き間違えてる振りしてすかさず YES!⇒ 通してくれました。
    結局カンペといってもほとんど端折って1単語しか答えてないんですが、、後ろにもたくさん人が並んでるので審査員もある程度割り切ってるんじゃないかなぁと思います。そもそも入国審査って英語が流暢かどうかを確かめているわけではないと思いますし、基本は入国目的と滞在期間、そして誠実さが伝われば大丈夫なんじゃないでしょうか。
    ここを抜けると預けていたバッグを取って空港の出口へ向かいます。
    このあたりでいったん財布とかパスポート、旅券、クレジット・カードなどの貴重品が全部揃ってるか確かめておいた方がいいかもしれません(一応スリには注意を)。普段持ち歩かないものをたくさん身につけていると、どのポケットに何を入れたか混乱したときが何度かありました。審査でパスポート見せたあと、無意識にしまった場所忘れたりとか・・。
    ※マニュアル本⇒「旅の英会話 伝わるフレーズ集」ニック・ウィリアムソン著 ¥950- 指さし会話ページ付きです。
                英語でのコミュニケーションの準備が間に合わないというか、英語力なんてすぐ何とかなるもの
                じゃないので、これは活用力抜群で是非おすすめ。電子辞書が一緒にあると尚いいかもです。

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  8. 続き~

    エアポートバス(フィンエアーシティーバス)
    Baggageを過ぎると空港(到着したターミナル2)の出口までは乗客のお出迎えだらけで、そりゃそうなんですが事前にフロアーマップだけを見ていたイメージとは大分印象が違いました。
    空港から外に出ると、目の前の横断歩道を1本(5mくらい)越えたあたりでしょうか、左手に10番乗り場の表示が大きく出ています。バスはすでに止まっていたので運転席側の乗車口から入って運転手さんに直接6.3ユーロを支払いました。どこかの口コミでヨーロッパではクレジット・カードの読み取りができない場合があり2枚あったほうが無難なんていうコメントも見ていたので、ここで試しに使ってみました ⇒ 問題なし。
    ※ここではサインの記入も求められましたよ。求められるといってもレシートとペンを無言で差し出されるだけでなので英会話力云々は全然関係ありません。

    そして運転手さんに、
    私:「スカンディ コンチネンタァ ホテオ OK?」
    運転手:「YES。」
    この後どうなったかというと、終点まで着いちゃいました。。 正面の電光掲示板に“Scandic Continental/&%#&$亜?~” と流れたのもわかったのですが、最初に口頭で確認してたからてっきりドライバーさんが止めてくれるような気もしていて、、うかつでした。というかボタンが見当たらない。そんな訳で乗客が全員降りて、ドライバーさん(中年のでかいおっちゃん)が積んでいた乗客の荷物を全部降ろし終わったあと車内にのりこんで聞いてみたんです。
    私:「ホェアイズダ スカンディ コンチネンタァ ホテオ↑?」 そしたら何て答えたと思いますか?
    運転手:「I don’t know !」 ですって。まだリバーサル受けてない私もついイラッてしちゃったんですけど。
    私:「スカンディ! コンチネンタァ ホテオ! ホェアイズ(怒)」と、準備してた地図とまるとんさんの「フィンランドへリバーサル手術を受けに行くための行動手順や注意点③(コピーして冊子にしたもの)」にあるアドレスの文字を見せて指さしたわけです。この部分↓↓

    【Scandic Continental Helsinki】
    http://scandic-continental.helsinki-hotels-finland.com/ja/
    なお、今では Scandic Continental は名前が変わって Scandic Park hotel となっているみたいです。
    http://www.scandichotels.com/Hotels/Finland/Helsinki/Scandic-Park-Helsinki/
    → Scandic Park (former Scandic Continental) hotel と書かれています。

    たぶん最後の行で理解したと思うのですが、そしたら、、
    運転手:「(黙)・・・Go back! 10 minite!!」
    そして運転席のほうに歩いていったあともう一度振り返って「10 minite!!」ですって。そのあと運転手さんから一番近い席に座らされて10分後にはエアーポート行き(反対方向)に換わっていました。もちろん直ぐに着き、運転手さんが指さして「スカンディ。」と建物も教えてくれました。
    あとで通訳さんに教えてもらったことなのですが、やはりボタンを押さないとバスは止まらないそうです。帰りのバスで確認したら赤色のSTOPボタンが頭上にありました。外国人仕様なのか相当高い位置にありますが、恐らくこれを押すのだと思います・・(汗)

    準備した資料を見ているとホテルはなんとなく東(の湖)側に建ってるイメージをもっていたのですが、路面の西側なんですね。天気が悪かったせいもあるのか概観はサイトの写真で見るのとだいぶん違って、1Fロビーの入り口を除けばかなり薄暗い建物でした。そして無事到着。ちなみに向かいの湖は完全に凍って一面真っ白でした。ひょっとしたらホテルの最上階辺りに行くと見渡せたりできたのかもしれないです。路面電車(トラム)が目の前スレスレを普通に横切るので十分気をつけましょう。
    ※フィンランドへリバーサル手術を受けに行くための行動手順や注意点②~④もそうだし、病院、ホテル、空港、そして薬屋が指さしてわかる地図(通訳さんからメールで送られてくるアドレスを検索すれば全部集められます)なんかを
    一切がっさい紙に印刷して、バインドして持って行きました。Wordで編集しても5㍉以上の厚さにはなりましたね。

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    1. 訂正;

      分はminiteではなくminuteですね。。

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  9. 続き~

    ホテルにチェックイン
    中に入れば北欧家具のショールームみたいなロビーです。サイトに載ってる写真のまんま。。
    まだ口の動きが固かったので、フロントにて「チキンプリーズ。」
    フロント:「・・チキン?」 お決まりですね。
    カンペのセリフを指差して見せたら高らかに「OK!」ですと。。
     (初対面の客人で一言目にチキンくださいっていう人もなかなかおらんでしょ、、わざとかな?⇒心の叫び)
    そして宿泊日数とチェックアウト日を英語で尋ねられます。発音や単語の意味どころか、途中で1回病院泊するなんてどうやって説明すりゃいいんだ?とか、出鼻からいきなりコミュニケーションがちぐはぐして大変でした。結局メモ用紙とペンで指させばわかるようにお互い書きたくって何とかクリア。過去に宿泊数とか支払いのことでトラブルがあったとも聞いているので、ここは自身が納得できるまで徹底的に確認しておいたほうが無難だと思います。相手だって所詮「しつこい外国人ねぇ今日はハズレかぁ」くらいにしか思わないでしょうし。尚、フロントは若い女性が常に2人います。

    個室の方もホテルのサイトに載ってる写真そのまんまでしたね。北欧風でグレー調のシックというかポップなデザインの方。とにかく使うものすべてが新品同様で、反対に塗料の匂いはちょっと気になるかもです(これはロビーが顕著でした)。こんなことも、実際には通訳さんからホテルはどうでしたか?なんて聞かれて始めて気にかけたことで、到着してすぐはそんな気持ちの余裕もありませんでした。

    個室の機能について触れておくと、ドリンク・サービス(有料)の冷蔵庫が一つ。電子レンジはありません。お湯を使いたいときは洗面台でなんとかしました。ただし気をつけておかないとかなり熱いお湯も出ます。液晶テレビが普通にあり、なぜかNHKも映りました(タイムリーな放送かどうかはハテナ?)。ベッドは2つ。全部の照明をつけるとかなり明るい。とまあ日本だとちょいきれい目のビジネスホテルくらいに思っておけばいいんじゃないでしょうか。
    歯ブラシ、ヒゲソリ、あとバスローブ的な着替えも一切なく、スリッパは持参しなければ素足となります。私は靴下一足をスリッパ替わりに。部屋の主電源は日本と同じでカード・キーをソケットに装着すると入ります。あと、コンセントの電源はやはりC型というものでした。スマホとかパソコンとかバッテリーの充電をするならその数分だけC型のアダプターが必要になりますね。私は購入して持って行きましたので(ビッグカメラで150円)ホテルで貸してくれるかどうかは特に聞いてません。あとエレベーターはドアの動きに年期が感じられるくらいで、いたって普通の使い方でしたよ。
    それにしても、フィンランド目線でみるソチオリはまたちょっと違う趣きがありました。

    そして日が暮れる前に早速例の店へ。ありました!いっちーさんが説明してた階段が。本当にここ上がっていいのっていうくらい古びたしい階段を一番上まで昇ると(たぶんホテルの)駐車場があって、それを通り抜けると裏手の道路に出るわけですね。向かいの正面に K MARKETの名前がありました。(K MARKETってチェーン店らしく空港までの範囲だけでも結構店舗があるみたいです)
    入り口から店内に入るには小さな入場ゲートらしきものがあって(盗難防止で逆行ができないのか?)、カゴを持って入ったものの、ETS後遺症で頭がボーッとしててサンドイッチがなかなか見つかりませんでした。ただ、コンビニ程度のスペースの割りには通路が若干せまく、陳列の品揃えはばっちり普通のスーパー並みであることはわかりました。
    そして、右奥の隅まで行ってみると店員さんが秤売りしてくれるコーナーがあって、いい匂いがしてきたわけです。
    出来上がり商品がたしか3×3で9種類かな?あるので、物欲しげな目でじっとながめていると、
    店員:「This one?」 
    すかさず指をさして私:「What is This?」
    店員:%$%#・・&%$#・・・ 
    何言ってるかさっぱりわからないので私:「ミーツ?、フィッシュ?」
    店員:「This one Pork、This one Beef。」と、ひとつひとつ指さしてくれます。
    となりを指さして私:「ポティッ?」
    店員:Yes!
    最後にほしいものを指さして私:「This one , Please!」てなかんじで調達完了。
    容器に移してるときも店員さんがこのくらいでどう?の意味で、「Good?」「Nice?」「Many?」とか量を聞いてくれます。なので「A little」とか普通に「OK!」とか、慣れてきたら「One hundred fifty.・・イャー。OK」とか適当に答えてました。
    あと右隣の方の小さなガラス棚にパンが陳列してあるので、これは日本とほぼ同じシステム。足元付近に片側が透明フィルムになった茶紙の袋があるのでそれに入れてレジへ持って行きます。個人的にはクロワッサンがもちもちしておいしかったです。ホテルでは毎日食べてました。
    あとレタスをひとつ、パックのソフトドリンク1本(1㍑サイズしかないです)、ヨーグルト、ほかにはハムとか、手術前日はビールを控えた方がいいと注意書きにもありましたので他の日に少量だけ購入(術後にドクターから了承もらってます)。これらをホテルの冷蔵庫に無理やりつっこんでおけば普通に過ごせました。ただ悪いクセなのですが、それぞれの値段ははっきり覚えていません(笑)。もちろん海外からくる人には見返りのない税金がたくさんかかってるので安くはないですが、空港で念のため換金してた100ユーロを帰るまでの食費で全部使い切ろうくらいの感覚でいました。飛行機で配られ使わなかったフォークや箸たちもカバンに忍ばせておいたので、ここでやっと活躍です!

    ~前篇おわり まさむね

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    1. 補足:

      ホテルのチェックインのときもK MARKETの買い物のときも、私はあえて最初に「スピーク・ジャーパニーズ?」と下手な発音で問いかけました。もちろん相手は苦笑いして首を横に振るのですが、フィンランド語どころか英語も自信がないってすぐにわかってくれるので、簡単な英単語でゆっくりというか、ジェスチャー中心のコミュニケーションに皆さん切り替えてくださいましたね。

      まさむね

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    2. まるとんです。
      渡航記前篇、ばっちり読みました。

      フィンランドへリバーサル手術を受けに行くための行動手順や注意点 が役にたったようで良かったです。あれ、かなりがんばって書いたんです。

      バスでちょっとトラブルがあったぐらいで、ホテルまではなんとか順調に進んだようですね。

      1つ質問です。
      すぁいすぃーん → Sightseeing
      ふぁいぶでぃず → Five days
      ホェアイズダ スカンディ コンチネンタァ ホテオ → Where is the Scandic continental hotel?
      チキンプリーズ → Check-in please.
      ソチオリ → Sochi Olympic
      と、ここまでは分かるのですが。。。
      「ポティッ?」
      残念、これが分からなかったです。

      まだまだやっと初日、続きまってますね。
      では。
      まるとん

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    3. まさむねです。

      ポティッ = Potato. ⇒芋です。
      (”ポテイッ”と書くいた方がよかったかも…)
      正確に言うと練った(たぶんジャガ)芋でした。毎日おいてたので定番品なのだと思います。
      想像だと塩バター的な味とかしそうなものですが純粋に芋の甘味しかしません。
      真っ黒なソーセージを置いてるときもありました。店員さんに「Black?」ときくと、発音を直すかのように「Blood!」と言って笑ってましたね。そのくらい得体の知れぬドス黒さでした。これは敬遠・・・。
      最後に食したのはリーンディア、ポテイッ、オニオンのミックス。至って素朴な味付けです。
      調べるとすぐわかるのですが、フィンランドの料理は特別美味しさを感じるものはあまりないということ。ただし、素材のみを生かしたこの素朴さ加減が私には大変アジャストしました。

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    4. まるとんです。
      「ポティッ」はポテトだったんですね。
      多分なのですが、ポテイッと書いてあったとしても分からなかったかも。。。
      リーンディア(reindeer)、トナカイも食べたんですね。
      ざりがにとかサーモンとかもあったのかな。
      ちなみに私はサーモンスープが大好物です。
      では。
      まるとん

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  10. まさむねです。

    渡航記のつづきです。
    後編~

    手術当日
    この日は朝8時に病院へ来るよう事前に説明を受けていたので、注意書きどおりにシャワーも済ませ7:30にはホテルを出発。フロントにルームキーを返してチェックアウトした際には、手荷物がキャリータイプではなくショルダーバッグだったせいか、こちらから預かってください(クダイ リーヴ マイシングズ?)と言わないと気付いてもらえませんでした。ホテルには24時間1、2台のタクシーが待機しているので捉まらないということはないみたいですね。そしてドライバーさんにティルッカ病院の地図&住所のページを見せて、「クデュー テイク ミートゥ ・・ティルッカ・ハスピトゥ!プリーズ。」 発音は全然通じてないみたいでしたが(笑)、やはり絵や記号は人類共通の言語ですね。10分後くらいには病院の玄関前に到着していました。
    なかに入るとどこかで見たことのある手動扉のエレベーターがあり(ブログのどこかにあった写真ですね)、ガラス越しに書かれたフロア名の表示には2Fより上にティルッカの名前が連なって見えました。⇒とりあえず一番近い2Fへ。
    受付の女性が正面のデスクに座っていて、声をかけると名前と生年月日なんかをきかれました。なので一目でわかる
    ようにパスポートのコピーを見せるとコンピューターの画面でデータを確認していましたね。すると今度は4Fへ行くよう「フォー・フロア。」とニコやかに指示され再びエレベーターで向かいました。降りたところはドアが閉まっていて、目の前に呼び出しベルがあったので押してみると、しばらくして小柄で年配の看護師さんが迎えてくれました。

    看護師:「#$&%$&%“・・・」
    私:「スピーク・ジャーパニーズ?」 相手はもちろん首を横にふります。
    看護師:「You are able to speak English?」 (と言ったように聞こえました)
    私:「I can not speak English.」
    看護師:「Even just a little??」 (と言ったように聞こえました)
    私:「ァー A little. yea」
    看護師:「It’s OK! “$%”&%$“&・・・テラランタ・・・%##&#レイター・・・」
    けっして早口という訳ではなかったのですがテラランタとレイター意外全然聞き取れなかったです。。 せめてレイターの部分だけでもと思い、こういうときのために持ってきた電子辞書を差し出して、、
    私:「(眉をひそめながら)“レイター” ・・・インプップリーズ。・・・オンリー、イングリッシュ。」
    たぶんそうなるだろうと思ってましたが、一単語じゃなくて全文入力してました。まぁ翻訳は出ないものの、聞き取れない単語も全部わかったのでむしろよかったです。。 “レイター”⇒遅れるんですね。 「ドゥ ユ ノー ジャーパニーズインタープリター?」とも聞いたのですが、通訳さんも遅れるということでした。しょうがないのでこのあと案内してもらったベッドに寝そべって、室内に添えつけられたテレビのスイッチを入れてもらいソチオリンピックを観ていました。今日は何かの競技の最終日だとも言われたように思いましたが、肝心なところがいつも聞き取れませんでした。
    ※ホテルから病院まで3.1km、12.5ユーロ。距離もレシートに書いてありました。

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    1. まるとんです。
      後編、待ってました!

      まずは前編同様、英語の解読しますね。
      クダイ リーヴ マイシングズ? → Could I leave my things?
      クデュー テイク ミートゥ ・・ティルッカ・ハスピトゥ!プリーズ。 → Could you take me to Tilkka Hospital? Please!
      インプップリーズ → Input please.
      ドゥ ユ ノー ジャーパニーズインタープリター? → Do you know Japanese interpreter?
      今回は問題なくばっちり分かりました。

      手動扉のエレベーターですが、このブログではなくて別の私の旅行のブログの方にあります。こちらですね。
      【フィンランド旅行(2011.4.3~2011.4.10)⑥HealthCare Hotel・Tilkka Hospital】
      http://maruton-album.blogspot.jp/2012/08/2011432011410_9986.html

      12.5 ユーロだと 1800円 ぐらいかな。タクシー代もそこそこしますね。。。

      まるとん

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  11. 続き~

    ドクターとの面会
    かれこれ1時間は経ったころでしょうか。通訳さんが到着されたようでさっきの看護師さんといっしょに歩いてきました。ドクターは他の手術をしていてもうしばらく遅れるとのことでした。この待ち時間のあいだに、どこの病院でも初診でよく求められるアンケート用紙を記入したり、手術の同意書にサインしたりもしました。全部日本語表記なのですが、質問の意味がハテナ?のところは通訳さんが教えてくれます。例えば、手術した情報を公開してよいですか?それは誰に公開したいですか?(⇒いえいえ別にそんなこと考えすらもってません)てなことです。そして手術の準備ということでロッカー室へ案内され手術着に着替えました。正面の胸側から袖を通し背中の中央が縦に開いた形をしています。紐は首の後ろで結ぶようになっていました。元のベッドに戻ると次は看護師さんが私の足をメジャーで測りだしました。通訳さんの説明によると血栓防止のソックスをサイズ選定するのだそうです。突然足元側に椅子をもってこられ、通訳さんをねぎらい腰かけさせると、今度はソックスをはかせるために私の手術着と下着のパンツをふくらはぎのつけねギリギリまで引っ張り上げ始めました。この不自然なタイミングでテラランタ先生まさかの登場。

    通訳さん:「ドクターです。」
    何を話したかはっきり覚えてまいせんが、「ナイスツーミーチュー」をせっかく練習をしてたのに、なぜかドクターが差しのべられた手を握って、「ハウアーユー」って言ってました(笑)。さすがの通訳さんも「会ったことあるの?」って感じで唖然としてたような気がします。。 メールではずっと直接連絡取り合っていたのでまぁ良しということで・・・(汗)。
    同じく麻酔医のノッポのドクターが自己紹介されたので、差しのべられた手を握ってはたまた「ハウアーユー!!」。
    麻酔医:「私は日本語がわからないけど今日は宜しくお願いします。」⇒通訳さんが解説。
    私:「こちらこそ宜しくお願いします。」⇒通訳さんがフィンランド語で麻酔医へ解説。
    たぶん通訳さんが上手くやってくれたと思うのですが、冷静に聞いてたらメチャメチャな会話だったと思います(笑)。
    これがおそらく面談の始まりで、聴診器で胸の音をきいたり、息をたくさん吸うようジェスチャーで求められたり、ETSからどのくらいたっているか、そのとき医師からどこを切ったと言われたかなどいくつか質問を受けました。そして、もしT3&T4なら肋間神経を7cm採取する必要があると、そんなお話しもドクターからもらいました。
    あれよあれよと言う間に説明も終わり、
    私:「ひょっとしてこれが面談と言われていたものですか?」
    通訳さん:「そうですね。」とかいいながら、いよいよ手術室の方へ案内されました。
    病院のサイトにもたしか写っていた十字型の手術台にさっそく寝かせられ、
    麻酔医:「Slee~pi~ng.(♪)」
    なお、通訳さんはスケジュールの都合で術後に立ち会えないらしく、電話を使った応対になるとのことでした。

    目覚め
    気がついたのは14:15だったか15:15だったか、はっきり覚えていません。最初にわかったのは胸元に走る激痛でした。ETSを思い出すくらい打撲のような痛みがあります。
    さっきとは別の若い看護師さんが一人いてお水を持ってきてくださり、そのあと「ハングリ?」とか聞かれてオレンジジュースとサンドイッチを食べました。看護師さんからは何度も「ペイン?」(痛む?)と聞かれるのが印象深かったですね。そして、テラランタ先生がそばに近づいてきて片手に携帯電話をもっていました。ただ通訳さんにはつながらなかったらしく何かを口ずさみながらまた去って行きました。ここでまた眠くなってきたので。o◯Zzzz(眠)。

    そして2回目。次に目が覚めたときテラランタ先生が再びやってきて携帯電話をわたされました。
    通訳さん:「手術お疲れさまでした。ドクターから(の説明)ですが、手術は概ね上手くいきました。ただし癒着やケロイドが多くて大変だったとのことです。まさむねさんから何か質問はありますか?」
    私:「いいえ特には。」 麻酔が完全に抜けてないというか、頭がまだボーッとして何も思いつきませんでした。。
    通訳さんが「ではドクターに代わってください。」 と言われたので先生に携帯を手渡すと、そのまま気づかずポケットに仕舞いこんだのが印象的で、背を向けてその場を去って行きました。

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    1. まるとんです。
      麻酔打ってる最中に寝ちゃって、目が覚めたときにはもう手術は終わっているんですよね。
      通訳さんが術後立ち会えないのは今までにも何人かいらっしゃいましたから、特別なことではないと思います。いずれにしろ無事に終わって良かったです。
      質問などがあれば、これからでもメールでやりとりできますからね。
      最近は執刀自体は別の医師が行うこともあるようなのですが、まさむねさんの執刀は全てテラランタ先生が行ったのかなと思いました。

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    2. まさむねです。

      お察しのとおりでした。
      先日通訳さんへ質問を送ったときに、レントゲン室でテラランタ先生といっしょにいた男性がひょっとすると後継者か誰かで私の執刀医だったのでしょうか?と確認したところ、「まさむねさんの執刀医はテラランタ先生自身ですよ。」と教えてくださいました。 、、失礼いたしました。。

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  12. 続き~

    レントゲン
    17:00くらいだったでしょうか、ベッドで横になっている私に二人の看護師さんが話かけてきます。

    看護師:「X-ray!」
    私:「“エクスレイ?” ・・・インプップリーズ。・・・オンリーイングリッシュ。」と得意の電子辞書を差し出します。
    私:(日本語の説明文を見て)「Roentgen(レントゲン)?」
    看護師:「YES!」
    お二人は私をベッドに乗せたままレントゲン室に運んでくださいました。
    部屋につくとテラランタ先生が撮影の準備をしていたように見えたのと、もう一人中東っぽい30代くらいのがっちりした男性が腕を組んで座っていて、手術直後の私の変化を観察しているようでした。テラランタ先生の助手だったのか見習いなのかはよくわかりません。そして首から鉛板をかけられ、「たくさん息を吸ってー」という感じでテラランタ先生がジェスチャーしたので息をのみます。すると、おそらく撮った画像を見て、何かにぎやかになったというか先生と看護師さんのテンションが少し高くなったんです。終わるとすぐに部屋をあとにしたのですが、帰りのベッドに乗ったとき、
    私:「プロブレム? ノープロブレム?」と聞くと、
    看護師:「ノープロブレム!(笑)」なぜかニコニコしてベッドを押していました。
    ⇒きっと大変だった手術の結果がうまくいってたんだ。と思うようにしました。

    ドクターとの別れ
    このあとサンドイッチとジュースのおかわりを勧められ、やたらとお腹が空いていたのでまた食したあとに、ドクターが再びやってきました(3度目)。私に握手を求めてきたので、これが最後の面会かなという感じがしました。
    簡単な言葉で謝意を伝えたあと、(あとから考えればここで聞く必要もなかったのですが)「痛み止め(ペインキラー)は購入できますか?」と質問したんです。しかしこれがうまく伝わらなかったのか、遠くにいた看護師さんに声をかけて薬をもってくるように指示したみたいですね。そうすると一人の看護師さんが駆けつけてきて、「さっき飲んだばかりよ!」みたいな表情で何か話しかけてきたのですが、よくわからないので服用しました(笑)。ただ、あとで軽い鼻血が一度ありましたね、このせいかもしれません。

    プライベートルーム
    しばらくして看護師さんから「プライベートルームへ行きましょう。」みたいな説明があり、向かいの個室に移動しました。室内にはベッドが二つとトイレ、そしてシャワールームがあり窓から外の景色も見えます。ここでも私一人だったので気軽に過ごせました。その後食事、服薬、睡眠を数回繰り返しながらここで一泊します。翌朝にはバンドエードの交換も併せてシャワーを勧められました。このとき初めて傷痕をみましたが私は3箇所ですね。1.5~2cmくらいの縫合があります。糸は内側に埋め込まれて隠すような縫い方になっているので一本の線にしか見えませんでした。

    退院後のお薬
    再びペインキラーはどこで買えるのか当直の看護師さんに聞いてみました。⇒院内では購入できないそうです。
    最初中央駅近辺の「YLIOPISTON APTEEKKI」(・・・アプテッキ)を教えてもらいましたが、「フィンランドへリバーサル手術を受けに行くための行動手順や注意点④」に載っている地図をみせて、遠回りになるので病院とホテルの間にあるここはどうか?と尋ねたら、「そうね、そこにもあるわね。あなたの言う方が正解ね!」と言う感じでこちらを薦められました。そばにはタクシー乗り場もあって「Many taxi」だとのことです。あと、電子辞書に付属していた旅行フレーズの「Can I buy it without prescription?」(処方箋はいりませんか)を見せると、ドクターのサインが入った処方箋をすぐ持ってきてくれました。

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  13. 続き~

    退院
    午前10時頃、辺りを見渡すとフロアには誰もいないようで、私と看護師さん一人しかいないような感じで静かなものでした。ひょっとしたら次の手術で皆さん手術室へこもっていたのかもしれません。
    そして看護師さんに何時に帰るか聞かれました。
    11時でいい?⇒OK。
    じゃあ12時でもいい⇒OK!と。

    12時前になると呼びにきてくれたので、「タクシー プリーズ。」
    看護師さんにお別れを告げ、もと来たエレベーターで1Fへ降り病院の外にでました。
    タクシーを呼んでもらったときに(3ケタの)番号を教えられたので、玄関前に待機している数台のタクシーから探します。 車体の上に出ている表示とは関係ないので気をつける必要があります。
    ウロウロ目を泳がせていると、反対にドライバーさんが声をかけてくれたのでナンバーを確認しそのまま乗車。ホテルではなく向かうのは薬局です。道をはっきり知らないし、退院直後に無理な運動は避けたかったので徒歩じゃなくてよかったと思います。
    ※病院から薬局まで1.9km、14.1ユーロ。病院へ向かうときのレシートと比較すると基本手数料(Perusmaksu)は同じ5.9ユーロと書いてあるので、㌔単価が1.5倍も違うということになります。電話で予約したので予約料金分高くついているのかもしれません??

    薬局にて
    銀行や郵便局もそうですけど、番号札をとって表示とともに呼ばれるまで待ちますよね。あのシステムです。
    柱で死角になって番号が見えずらい待合席があるので気をつけた方がいいです。私がそうでした。。
    私:「メディシン プリィーズ」 ドクターのサインが入った処方箋を見せました。
    そして最初に聞かれたのは「Where do you live?」です。
    「ホテル。」と答えれば大丈夫でした。
    処方箋の「PANACOD ×××」 (薬の名前)と書かれたところを指さして、受付さん「Twenty、thirty」とか言ってるんです。少し考えたあげく、ひょっとして入り数のことかと思い「Tablets size? Twenty or Thirty.」と聞き返したら「Yes」とのことでした。数量を伝えると引換券みたいなのをもらって、レジへ向かうようジェスチャーされことなきをえました。なお、代金を支払ったあとにお薬を置き忘れて帰ろうとしたところを、「Mr―!」と次に並んでいたお婆さんが教えてくたこともまだ記憶に残っています・・・(汗)。
    ※PANACOD(鎮痛剤)は20粒入りで8.53ユーロ。帰国してから薬が切れたのでペインクリニックに行って確かめたところ、日本では扱いがないお薬で、成分的には風邪薬の咳止めなんかとほぼ同じものが含まれているそうです。ただし、この分量だと日本では麻薬の分類に入るそうで、なるほど強いわけですね。

    ホテルへ再チェックイン
    ここからホテルまでまたタクシーを使いました。たぶん距離にして1kmくらいで、料金は9.5ユーロだったかな?
    最初にホテルから病院へ行くときの片道料金に比べて2倍はかかってるんですが、ほかにすべがないのでよしとします。ホテルのチェックインは13:30なので、しばらくロビーで待ちました。初日はなかったのですが今回はクレジットカードの提示を求められましたね。
    この日は術後の回復のことばかり考えていたのでK MARKETで大量に食事を買いあさりました。
    ちょっと料金が高い気がしたので、後日レシートを調べてみたら知る由もない商品名が3つかな?載ってました…(驚)
    ということも中にはあるので、簡単に計算できそうな量を購入したほうが安全かもしれません。
    あと、この日のお惣菜は確かスペアリブと、ビーフの何だっけな…はっきり覚えていませんが、いつも頭から滝汗をかいてた肉系の料理なのに、だいぶん威力が弱くなっていることを早速確認できました。

    朝食
    明くる日は6:30からモーニング(無料)なので、またアラームをかけて外が薄暗いうちに目覚めました。フィンランドへ出発する少し前から変化が起きていた左半身(頭のてっぺんから太腿まで)にかく大量の寝汗は相変わらずでしたが、術後の大きな痛みなどは感じなかったので予定どおりレストランへ向かいます。
    フロントでレストランは3Fときいており、エレベーターでフロアについてからもしばらく長い距離を歩きました。突き当りでスパイラルになった階段を降りて少し進むと到着です。おそらく工事の都合で遠回りするようになっているのだと思います。朝食に向かう人たちは次々と見かけるのであとをついて行けば迷うことはありません。
    事前にきいていたとおり食事はおなじみのバイキング形式で、料理のメニューまでいわゆるファミレスでよく出されるモーニングと同じでした。わたしの知る範囲だと、、COCO’Sとかですかね。

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    1. まるとんです。
      PANACOD は私がリバーサルを受けた時にももらいました。
      私が12年前にもらった PANACOD は、コップに水を入れて、その中に錠剤を入れて溶かして飲むタイプでした。水に入れると泡が出てきて、溶けると白く濁るんです。入れ歯洗浄剤みたいに。
      薬が強いことは私も聞いていました。なので、どうしても調子が悪い時に数回しか使わなかったです。

      リバーサル手術直後に味覚性発汗(Gustatory Sweating、たまに GS と略されることがあります。ちなみに代償性発汗は Compensatory Sweating で CS です。)に顕著に効果が表れた人がいるということはドクターからも以前聞いたことがあります。

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    2. まさむねです。

      一応補足しておきます。
      PANACOD というお薬が強いというのはあくまでも市販のバファリンやイブのような鎮痛薬に対してのことであって、国内の医療機関で処方される代用薬はもちろんあるそうです。私も今回もらいましがトラムセットという名前のお薬です。
      副作用が「ムカつき」なのだそうで、吐き気を抑えるお薬とセットで処方されるのが一般的のようです。だんだん慣れてくるそうなのですが、たしかに数時間経つとちょっと気分が悪くなるときがあります。
      なぜ「トラム」というのかはアンビリーバブルですね。

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  14. 続き~

    手術の翌日は丸1日空き
    12時過ぎになるとクリーニングスタッフが清掃にきたので、扉をあける音で目が覚めました。客室に無理に入ってくることはありませんが、あわてて着替えて外出。食事の買い物へ行くには早かったので何となく近辺を歩いてみることにしました。K MARKETで購入しといたFazerの「ミルクチョコ」と「ゲイシャ」をモグモグしながらオリンピックスタジアムを抜けて、オペラ劇場を回って帰ってきただけですけど、街行く人たちの目鼻立ちを改めてみていると、あー確かにフィンランドにいるんだなぁとようやく実感が湧いてきました。そして、何気に手術した方の脇をさわってみると、肌の感覚がほとんどなかったので、これは痛みが少ないというより麻酔と痛み止め薬で散らしているだけだとすぐわかりました。あとから疼痛がひどくなるのは嫌だったので、やはり遠出は控えてこの日はとにかく部屋でのんびり過ごしました。それにしてもこの近辺だけなのか、地面の高低差がやたらと激しい立地でしたね。

    フィンランド最終日
    チェックアウトは12時です。昨日学習していたのでクリーニングスタッフが呼びにくる前に身支度を済まして部屋を出ました。フロントにカードキーと部屋番号の書いたカードを渡すと、少し間をおいて「OK!」。
    一度部屋から通訳さんに電話をかけているのですが、留守で出なかったあとに「いま連絡しましたか?」と、こちらにかけ直してくれたので外線通話料は請求なし。
    帰りのフィンエアーシティバス(空港行き側)は泊まっていた4Fの部屋の窓から発着が見えるほど近くにあります。
    この停留所にはエアポートバス以外にも複数バスが止まって行くので目的のバスがきたら手を上げた方がいいです。とにかく路面電車といい大型バスの交通量も多くて静まることがない路でした。さすが首都ということですね。
    30分ほどバスに乗るとターミナル1(電光掲示板には「1」とだけ表示)で一旦止まりますが、やり過ごして終点のターミナル2で降ります(1か2かは旅券でご確認を)。

    空港にて
    チェックインは自動の機械を使います。
    画面のアニメーションどおりにパスポートを読み取り口にセットしてもなかなか反応しませんでしたが、適当に向きをひっくり返したらいつの間にか読み込んでいました。。 そして空港へは4時間前に到着してるのですが、座席の選択画面をみるとさすがにオーロラが見える方の席はすべて「×」がついてましたね。Continueのコマンドをタッチしてどんどん画面を進んでゆくとBaggegeに関する選択がでてくるのですが、手荷物は機内持ち込みだけなのか、それ以外にも預ける荷物があるのか、そんなような質問だと思いますがどっちの文章がどっちの意味を指してるのか正確にわからなくて困りました。ふと、いつもコートのポケットに入れてたカンペを取り出して入・出国審査のところを見てみると、のってましたねー。また助けられました。

    手荷物検査とボディーチェックは乗客の慎重さが漂ってましたね。とにかく検査員がデカくて厳(いか)つくて…。
    ポケットに入れてた小銭もそうだろうし、金属性のバックルがついてるベルトもはずすように指示を受けました。ここを過ぎると搭乗ゲートまでは免税店とラウンジ続きで賑わっています。
    アジア方面なためか韓国と日本行きの搭乗口が隣どうしで、近くにいた韓国の人たちがよくしゃべることしゃべること。もちろん全員ではありませんが、前者の人たちはちょっとした文化の違いってところでしょう。。

    帰りの飛行機は窓際から2番目の席で、隣がたまたま空席だったため広々使うことができました。
    お夜食はチゲorパスタ。パスタを選ぶと強烈なバジル風味と大当たりしたものの何とかクリアー。リバーサルの恩恵をまた再確認したわけです。それと、ETS後遺症で起きていた頭痛のようなモヤモヤが晴れてきたのは、ちょうど成田に着いたあたりからでしょうか。手術の後ホテルにいたときも麻酔の余韻なのかボーッとした感じが続いていて、飛行機のなかでも機体の振動でまだあまり違いがよくわからなかったのが正直のところです。

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    1. まるとんです。
      行きは忙しそうでしたが帰りは余裕のスケジュールだったんですね。
      ちなみに私はいつも2時間から3時間前に空港に行くことを目安にしています。
      オーロラの見える左側窓席はやっぱりみんなが狙うんですね。
      いずれにしろ、調子もあまり悪くはならずにフライトできたみたいで良かったです。

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  15. 続き~

    こうして振り返ってみると、実際にはドクターや通訳さんとはほとんど会話をしてないんですね(汗)。レントゲン写真というのも頂いて確かに手元にありますが、当直の看護師さんから退院する直前に受け取っただけで、実はまだ説明をもらっていなかったりもします。というわけで通訳さんにお願いして、ドクターからの返事をまだ待っているところです。

    そして術後2週間を過ぎた現在の状態はというと、肋間神経を切り取っているのでいわゆる術後疼痛というのが顕著にあり、ようやくピークを過ぎ今に至っています。肌着が触れるだけで感じていたスリ傷のような痛さは少し落ち着いてきていて、低周波で軽くしびれた程度に治まってきました。あと胸の内側の打撲のような痛みはまだ残っていますね。たまに肋骨の内側を刺すような感覚もありますが、これが切り取った神経の部分なのかはちょっとわかりません。
    発汗については、手術した右側の手や頭からはまだ一度も温熱発汗がありません。むしろ左側の威力は少し増してるような気もします。右側の掌はというと、皆さんのコメントにもあるように乾燥は少しひどくなっていますね。ただし、冷たくなり過ぎることはなくなっているみたいです。左手の方もそうですね、少し乾燥しやすくなっています。

    この状態さえもいつまで続くのかは未知数ですが、少なくとも今ある疼痛が治まるまでは治療したところも安定しないはずなので、温熱発汗の改善は感じられない気はしています。しかし、私もようやく回復の道に立てた喜びを噛みしめることができています。時間はまだまだかかると思いますが、つないでもらった神経をゆっくり丁寧に育てて、これからの変化に期待したいと思います。 ご協力くださった皆さん本当にありがとうござます。

    ~後編 おわり

    まさむね

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    1. まるとんです。

      今回のリバーサルの渡航記は、書くの大変だったでしょう。。。
      でもその分細かい所まで書いてあって、どんな状況なのかもイメージしやすくとても分かりやすかったです。ありがとうございました。

      リバーサル手術後の痛み、みんなあってもじきにおちついているので、無理なさらないようまずは傷の回復に励んでくださいね。
      長期的な面については私にとっても未知数ですから、どんな状況だとかたまにでも書いて教えていただけるとうれしいです。

      では。
      まるとん

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  16. こんにちは。
    るいです。
    3月19日にリバーサル手術を受け、25日に日本に帰ってきました。
    初めての海外でしたが、英語が全く分からない私にもフィンランドの皆さんとても親切にしてくださり感動しました。
    やはり喋りがとても早く、英語を聞き取ることも困難で、質問しても答えが聞き取れないという感じで苦戦しました(笑)
    フィンランドで最後に観光でき、トナカイ肉も食べることができククサも買えました。
    私は両側T2~T4を切断しているのですが、手術前の面談では全てを繋げるのは難しいかもしれないと言われました。
    全てを繋げても意味がないと判断すれば繋げない、その場合例えばT2だけとか、1箇所だけ繋げる可能性があると言われました。
    1箇所だけでも、繋げないよりは効果があるみたいです。
    私の手術は難しくなるだろうと言われ、テラランタ先生の助手として、優秀な先生を連れてきたと言われました。
    繋げられなかったらとすごく不安なまま手術に望みました。
    朝10時半頃から面談をし、手術室に入ったのは11時半位だったと思います。
    目が覚めたのは14時半頃、手術は成功した全てを繋げることができたと通訳さんから言われ、嬉しさのあまり涙が止まりませんでした。
    ETS手術を受けてから15年、少しでも汗を少なくするために色々と治療してきましたが、なかなか効果が実感できずにいて、やはり神経を繋げるしかないと最終手段だと思いこの手術を受けることを決断しました。
    リバーサル手術前には味覚性発汗、鼻の頭と鼻の下、右手に普通以上の汗をかいていました。右手の汗は、5年ほど前から年々増えてきていました。手のひらの汗は増えているのに代償性発汗は相変わらずひどいものでした。
    リバーサル手術後は、味覚性発汗も今のところなく、鼻の頭と鼻の下の汗、手のひらの汗もかかなくなりました。
    代償性発汗は手術直後は減ったかな?と思ったのですが、約2週間たった今は減ったか分からないくらいの汗はかきます。元々代償性発汗はひどかったのでなんとも言えませんが増えてはいないような気はします。
    リバーサル手術を受けるかたは大体、代償性発汗と手のひらや顔の無汗で悩んでいる方が多いという印象ですが、私の場合は代償性発汗がひどいのに加え、手や顔などの汗が年々増え、全身に汗をかくというのが悩みでした。
    面談で、手のひらの汗が戻る考えられる理由として、切断していないT5より下の部分も少しは手のひらの汗と関係しているのでそこが反応しているのではないかと先生に言われました。
    手術当日は病院に泊まり、次の日退院しましたが2日間は寝ても座っても痛く、寝れない日が続きました。
    今は、胸がキリキリしたり、背中が痛くなったりとまだ普通の生活はできませんが、あと少しと思えるほど回復してきているので動けるようになったらできるだけ運動して少しでも早く神経を回復させたいです。
    リバーサル手術を受けてもし何年も代償性発汗が改善しなくても、神経を繋げたことで10年後、20年後は少しでも改善するかもしれないと希望を持って頑張りたいと思います。
    リバーサル手術を受けることができて、情報提供してくださったまるとんさんにお礼を言っても言い足りないほど本当に感謝の気持ちでいっぱいです!!
    ありがとうございました。
    また変化がありましたら報告させていただきます。

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    1. まるとんです。

      手術お疲れ様でした。
      海外大変だったでしょうけど何とかなったみたいですね。
      そして手術がうまくいったこともお聞きできて本当に良かったです。

      るいさんも手術直後で汗は増えている気がするのですね。
      何人もの方から聞いていることですから、それ自体は心配いらないことなんじゃないかと思います。
      そういった方でも、一年目の夏を過ごしてみたとき、まだまだ汗は減りも増えもせずあまり変化は感じなかったという人が(割合)多い気がします。

      手術前の面談でT2~T4の全てを繋げるのは難しいかもしれないとしれないと言われたんですね。
      今までリバーサルを受けた友人の中にもT2~T4切除の方はいて、その方も全てつなげていたからそれ自体は不可能じゃないとは思っていたのですが。。。状況次第なのかもしれないですね。
      でもるいさんも全部つなげられたということで良かったです。

      まだまだ痛みが残っていらっしゃると思いますからまずはゆっくりなさってくださいね。
      そしてその後は運動したりして、回復できるようにがんばりましょうね。

      では。
      まるとん

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