2014年1月7日火曜日

今日の神経の流れる感触(1/6)、ETS And Reversals Discussion Forum で見かけた記事について②

今日は年末年始の休暇が明け、ひさびさに通勤電車に乗りました。

それ程の混雑では無かったし、もう満員電車の中でも汗が出ることはないのですが、電車に乗ることで腕や手の神経の流れる速さが早くなるのを感じます。
特に去年の9月に旅行した後から、肩の部分では徐々に徐々にと流れが太さを増して強くなっていて、肩、上腕、そして手のひらと流れ込み、今ではどちらかというと下腕あたりを中心に流れ込んでいる感じがしています。
どこに激しく流れ込むかというのは日によって状況によってもさまざまです。さっきまでは手の平だったけど今は肩へ流れているといった感じで次々にスイッチが変わって入るので、今どこまでつながったのかというのも分かりにくくなっています。なのであくまで全体的にみて今は下腕あたりに流れ込む感じがするといった程度になります。

私はこの神経の流れる感触というのをリバーサルを受けて3~4カ月経ったぐらいの時には既に感じていました。最初は左側、だいたい1年半ぐらいでつながりきったのがはっきりと分かりました。
左が激しかったのでそのときには右側のことについては分からなかったのですが、それから徐々に右側も感じるようになり、リバーサルを受けて12年にもなる間ずっとその神経の流れを感じ続けています。

リバーサルを受けた人のその後の感じ方は人それぞれですが、この神経の流れる感じについては今のところ私以外だと下記のコメントで見たことがあるぐらいだったりします。

したらば掲示板のETS被害者の会2256番
回復経過ですが、真夏は全く変わってない感じです。ただ、これから治っていくであろうという神経の流れのようなものを感じますし、夏の前後の季節はぼちぼち汗が減って過ごしやすくなった気がします。
リバーサル手術を2012年の冬に受けたということだったので、(確認は取っていないですが)恐らく私の友人かもしれないなぁと思ってます。ちなみに引き続き書かれた 257番 のコメントを見ても私のケースとずいぶんと似ている気もしています。

私の友人の範囲でいうと私だけがふくらはぎの神経の移植で、他の人は全員肋間神経の移植なんですね。私の神経の流れる感触も他にいなかったのは私だけふくらはぎの神経移植をしているせいかもしれないとも思っていたこともあったのですが、そうではないのかもしれないと思いました。


さて、ちょっと ETS And Reversals Discussion Forum という海外のサイトも見てみようと思います。
ここの Treatments for Side Effects の項目の中には Nerve graft surgery というのがあって、リバーサルを受けた人のコメントがいくつもあります。肯定的な意見も中にはあるものの、どちらかというと批判的な人の方が多い気がします。

今日はあえて批判的なものを紹介しようと思いました。
(みなさんもいろんなサイトで既に調べているはずですからそういったコメントもあるはずということろまでは知っているはずと思ってます。もちろん英語で調べていらっしゃれば既にここにもたどり着いていて読んでいることと思います。この私のブログでそういった批判的なコメントが無いのも私は正しくないと思っています。)

"Reversal" has made my side effects worse(リバーサルは私の副作用を悪化させた)

2004年の記載(リバーサルを受けて3年)
Introduction
I was told that it would take a full three years before I experienced the full benefits of my "ETS Reversal" by sural nerve graft.
私はふくらはぎの神経移植によるETSリバーサルの十分な効果を得られるには3年かかるかもしれないと言われました。

I have waited patiently and experienced much change in the last three years.
私は辛抱強く待った、そしてここ3年間の間にたくさんの変化を経験した。

Unfortunately, I must report that the procedure has made my situation worse.
残念ながら、私は状況が悪化したということを報告しなければならなくなりました。

Conclusion
For those of you who were considering "reversal" surgery, all I can say is I had really hoped to report something positive as to give others hope. Obviously, I can't do that.
リバーサル手術を考えている人達に、私が言える全てのことは、私は本当にみんなに希望を与えることを報告したかったということなのです。でも、明らかに、私はそう言うことはできません。

2006年の記載(リバーサルを受けて5年)
I'm sorry to report the reversal was a complete failure.
残念ながらリバーサルは完全な失敗だと報告します。

I just went out and stood in the shade and my torso began dripping in less than three minutes.
外へ出て日陰に立つと、3分もしないうちに胴体から汗が出ます。

Ten minutes later my entire undershirt was drenched・・・
10分後には下着はびっしょりになり・・・

My GS, which disappeared for 1.5 years after the surgery, is back as bad as ever.
私の味覚性発汗(gustatory sweating)は手術後1.5年で無くなったのだが、以前同様悪い状態に戻ってしまいました。

以降のコメントで下記も書かれています。
It was Timo Telaranta.
リバーサルは Telaranta 先生にしてもらいました。

Don't go to an ETS surgeon for the nerve graft surgery.
神経移植のためにETSの外科医にいっちゃだめだよ。

My original surgery was a T2 ganglionectomy by resection.
私のETSはT2の切除です。

訳:まるとん

あくまで引用のため全訳というわけにはいかないのですが、本文中では状況についてもっと細かくレポートしています。※Google 翻訳を使えば最低線の意味は分かるんじゃないかと思います。


確かに私はリバーサルを受け、時間こそかかりましたがすごく良くなりました。でも、私がリバーサルを受けて5年ぐらいの頃も、体感温度が下がったとか頭の汗が増えたとか、夏を過ごして良くなった所を拾ってコメントをしていましたが、全体的には代償性発汗はまだ残っていました。

「良くなったから言えるんだよ」って声も聞こえそうですが、私も受ける時はうまくいくかどうかさえも分からないよって言われたぐらいだったし、当時は英語もまったくできなくて初めての海外一人フィンランドへ受けに行く以外どうしようもなかったということも付け加えさせてくださいね。

私もこのようなことを書くのは随分と考えたのですが、そういった否定的な意見もたくさんあるということはもう一度改めて知っておく必要もあるんじゃないかと思ってここに載せることにしました。
みなさんがリバーサルについてどう思っているのかも知りたいです。もし意見があったらしてくれたらなと思います。

あと ETS And Reversals Discussion Forum の記事について書くことについてもどうでしょうか?
もし参考になるということであればまた書くかもしれません。

では。

まるとん

※「ETS And Reversals Discussion Forum で見かけた記事について」は【リバーサル手術について】のページにまとめて置いてあります。

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