改めて、私がやってもらった醒脳開竅法のイメージを乗せると(目を閉じてたので見てなくてイメージだけです)、こんな風にやってもらいました。
写真は雑誌 Tarzan から引用させていただきました。 |
この位置に鍼を刺し込んで、神経に当たった(刺さった?)所でぐりぐりとつついたりします。
そうすると、ちょうど神経の結合と分岐が無数に起きている腕神経叢(わんしんけいそう)に当たります。
写真は 古東整形外科 から引用させていただきました。 |
これによって、(たぶん固まっていた神経に亀裂ができて)、滞っていた神経の流れが少し通るようになったみたいなのです。
施術した翌日の火曜日はずっと背中が発熱してました。そして水曜と木曜はずっとこの肩の中の引っかかった部分を流れる感触がずっと続いていて(背中で発熱したものが浮き出て、肩の中の管を流れて腕に向かう感じがしてました)、今日はそれはおさまったのですが、雨が降って低気圧もあったからでしょうか、、代わりにだるさと寒気がひどく出てきて、最終的には痛み止めのロキソニンを飲みました。
この赤字の文章が代償性発汗の解消と引き換えに起こっているものです。
つまり、代償性発汗は肩や腕や頭に流れるべき神経を止めてしまったことの反作用であり、ETS手術後においては至る所が無数に枯れてしまうということです。
ETS手術の後、活発な夏と鎮静した冬を繰り返し経過したりするにつれて、弱くなった神経経路はどんどん流れを途絶えさせてしまい、枯れた個所をどんどんと増やしていきます。(神経が折れ曲がったりするのか?それとも固く絞った雑巾みたいになってしまって断線するのか、よくは分からないけどそんな感じのことになると考えてます)
これが、ETS手術直後には代償性発汗が起きなくても、何年か経ってから代償性発汗が発症し、そして年々悪化していくことの理由だと私は考えています。
リバーサル手術後の回復は、移植したバイパスによって作られる流れの勢いだけで解消できる箇所もたくさんあったとは思うのですが、それだけでは全部は解消しきれなくて、激しい運動をしてみたり、サウナに行ってみたり、ストレッチをして普段は使わない伸ばしの刺激を加えてみたり、各自独自のリハビリを取り込んだりして解消することを目指しているということです。
私もいろんなリハビリを行ってきて随分と解消するのを感じてきましたが、最後の脇の下のこの部分だけは運動などの自然の刺激ではつながりを戻すことができず、鍼をぷすぷすと刺すことで穴を作り、今漏れるように神経が流れている感じがしているということです。
ここは正中神経に向かっていて、手のひらの、特に親指、人差し指、中指、薬指に流れます。ここが腕の中で一番太い神経なので、ここが解消できると、背中の代償性発汗を引き起こす神経は全部腕に流れて完全になくなってくれるんじゃないかって言う期待を少し(いや、かなり)しています。(まだ頭部とかに残された部分がある可能性はあるけどね)リバーサル手術は早ければ早いほど言いというのは、時間が経てば経つほどこの枯れた個所が増えて行くからです。ハネムーン期間中は代償性発汗が感じられないか少なくとも、それが終わると代償性発汗が増えていくというのはこの枯れた個所が年々増えていくからだと考えています。
まだもうしばらくこの施術を行ってもらって、今気にしている所が完全に開通してくれることを願っています。
では。
まるとん
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