2017年1月7日土曜日

私のリバーサル手術後15年間の状況

ETS 手術: 2000.10
ETS 切除箇所: 右T3/T4、左T2/T3
リバーサル手術: 2002.1.9
移植元: 右ふくらはぎの神経
医師: テラランタ(フィンランド)
現在: まだ回復途中

■1年後
背中が異常に熱くなる現象がなくなった。
代償性発汗は変化はなかった。
暑いところに行って汗が出そうだと感じてから出だすまでの時間がちょっと長くなったり、涼しいところに行ってから汗が引くまでの時間がちょっと短くなったりしたが、流れ出したときの汗の量は変わらなかった。
以降たびたびパニックに襲われるようになった。

■1年半後
頭、指先のすみずみにまで神経がつながりきったと感じた。
しかしその後しばらく経ってから再度右側の肩を中心とした神経の移動が始まった。今まででつながりきったのが左側でこれから右側だということがそのとき分かりました。

■3年後
掲示板(金魚板)へ初めてコメントをした。
流れる時の汗の量が減ったことを実感した。
手は老人のようなしわがなくなるぐらいに回復した。
夏の日中の外出は辛いレベルであり、通勤だけがせいぜいだった。
回復に左右差があり、右手だけが冷たい(以来ずっと手の左右差あり)。

■4年後
体感温度が下がったことを実感した。
頭部に汗をかくことでこもった熱が良くなることが分かった。
ほとんど通勤が無理なくできるようになった。通勤時の着替えがほとんど不要になった。
手の痺れは慢性的にあり、時に息苦しかったりまためまいを起こすこともあった。

■5年後
手の汗はさらさらで全く普通といって差し支えないレベルだった。 
手のしわもまったくなく、生活で不便に感じることもなかった。
ただもう少し湿り気があってもいいかなと言うくらい。 

■7年後
夏の通勤電車も苦にならないで乗れるようになった。通勤時の着替えは持たなくてもよくなった。
以前はこの時期電車に乗っているだけでどんなに空調が利いていても体中に熱がこもりダラダラと汗が出ていたが、空調が利いていると外で汗をかいていても昔のように涼しいときちんと感じ、汗が引くようになった。 

■8年後
夏の昼間の外出ということだと汗の減り方もまだ少し物足りないかなということを感じた。
真夏よりも梅雨時の方が汗が多く出た。
寝汗が一回り減った。
ジョギングで頭から汗が流れ落ちるまでになった。

■9年後
リバーサル手術後起きるようになったパニックが激しくなった。
夏は週に1度のペースで起きた。
真夏の日中の外出も積極的に行えるようになった。

■10年後
まるとんのブログ開設。
代償性発汗が、ずいぶんと減ったと言えるようになった。
神経の移動に伴う汗は以前よりも頻度が多くなった。
味覚性発汗がかなり減った。
運動中の頭の汗が通常レベルになった。

■11年後
夏祭りを楽しめるようになった。
パニックはたびたび起きていたがこれ以降は減っていった。

■13年後
激しい寝汗がごくまれにおきるが通常は寝汗はなくなった。
神経の激しい移動を感じている。
30分程度の卓球の軽い運動でも代償性発汗で汗びっしょりになった。
今までで一番激しいパニックを経験し、以降パニックはなくなった。

■14年後
異常な寝汗は完全になくなった。
脇の下周辺の太い神経がつながる激しい感触があった。このときは息苦しくてうごけなかった。

■15年後
神経の流れる感触はずいぶんとおとなしくなった。
寝汗が出ることもあったが通常の寝汗と全く変わらない。
冬の朝に強くなった。
味覚性発汗が完全になくなった。
手の汗はいまだ物足りないレベル。
代償性発汗は十分に減っているがまだまだ残っている。

■旅行
2002年にリバーサルを受けて以降、海外旅行にも沢山行くようになった。
暑い国にも行っているが、旅行をエンジョイできている。

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