布団で横になったまま、念入りに指の1本1本を確認しながら様子を見ていました。手のひらは「親指、人差し指、中指」が激しく感じ、「薬指」が軽く感じ、そして「小指」は全く感じない、となってました。
手首中央に太い黄色い神経があって、この延長線、つまり支配領域は「親指~人差し指~中指~薬指の半分まで」となってます。ちょうどこの神経が、いま現在の私の「神経の流れる感触」を引き起こしている神経です。この神経は正中神経(Median nerve)といって、脇の下を通っており(脇の下も同じ感触がするので合ってます)、さらに腕神経叢(わんしんけいのう:brachial plexus)というところから出ているのだそうです。
腕神経叢はここにあります。
こちらも図は Wikipedia からの引用で、中央の太い黄色い線一帯です。
ただ、この腕神経叢は、正中神経だけでなく、尺骨神経、橈骨神経、腋窩神経などなどなどなど、多数の神経に枝分かれするおおもとの神経のようです。
Wikipedia の中には分解したイメージ図もありました。
赤い四角と青い点線は私が描いたものです。こうすると正中神経は、C5~C8およびT1から来ていることが分かります。(※Cは頸椎でTは胸椎)※神経は分岐して広がっていくものって考えてたんですが、合流もするんですね。
私のETS切除部位は右T3/T4、左T2/T3で、それぞれをバイパスするようにつなげていますから、それよりさらに下位の部分になりますね。交感神経幹はT1と直接つながってるはずなのですが、ここには書かれていないようです。
図書館でも本を借りて来ていろいろと調べているのですが、今分かったのはここまでです。
あと、これらの本を見て新しく分かったことは、交感神経幹は背骨の脇にへばりついてるぐらいに思っていたのですが、どうやらそうではなく、いろいろな組織の中に絡まるように胸の中に収まっているということでした。