皮膚炎に対する漢方薬。
桂枝湯に黄耆を加えたもので、体の熱や腫れ、痛みを発散して治す。また、汗を調節し、皮膚の状態をよくする作用もあるといわれる。
効能
製薬会社によっても若干異なるが、概ねこのような感じとなっている。
- あせも / 湿疹
- 寝汗 / 多汗症
成分(配合生薬)
- 桂皮(けいひ)4.0
- 黄耆(おうぎ)3.0
- 芍薬(しゃくやく)4.0
- 生姜(しょうが)1.0
- 大棗(たいそう)4.0
- 甘草(かんぞう)2.0
副作用
重大な副作用としては偽アルドステロン症※、低カリウム血症、ミオパシー※など、その他の副作用としては胃の不快感/食欲不振/軽い吐き気、発疹/発赤/かゆみなど。
※偽アルドステロン症:血圧を上昇させるホルモン(アルドステロン)が増加していないにも. 関わらず、高血圧、むくみ、カリウム喪失などの症状があらわれる。
※ミオパシー:低カリウム血症の結果として現れ、脱力感、四肢痙攣・麻痺などが起きる。
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