2022年8月9日火曜日

醒脳開竅法7回目&リバーサル手術後に鍼治療をすることについて


今日も鍼治療に行ってきました。
この醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)という術式になってもう7回目となりましたが、これだけやっても慣れることはなく、毎度毎度激痛と戦っています。

今日はこの位置に4発か5発か、それぐらい撃ちました。
手当たり次第に打つのではなくて、まず触診で手でゴリゴリとし、固い所を目がけて刺してくれています。おかげで百発百中で神経に刺さり、電気の伝染する痛みが来ます。それをふかーい呼吸で耐えてます。

今日も後ろ側へ向かって何度か伝染しました。
前々回(5回目のところ)では、前側に向かうラインで神経が開通した感じまで得られたのですが、この後ろ側に向かうラインでそこまでに至ったかどうかはよく分からないでいます。ただ、今日はそのあと、鈍器で殴られたような鈍痛が、脈動に連動してしばらく出てましたね。ごわんごわんとした感じで、しばらく落ち着くまで力を入れづらく休憩が必要でした。

今日の治療はさらに容赦なく、腕に刺しました。
刺してひと声、ぼそっと「固っ」と言ってました。
脇の方は何度もやってだいぶ柔らかくなってきてはいるけれども、まだまだ相当固い所があるみたいです。刺すこと自体の痛みは大したことなかったのですが、中指と薬指にビリビリと伝染して、これまた激痛でした・・・×2回。
ちなみに終わったあとで鍼を刺した周辺を触ってみたりしましたが、普通にぷにぷにとしてるんですよね。。やっぱり筋肉じゃなくて神経が固いんじゃないかなぁ・・・とね。


そして、改めて思うのは、ETS手術によって断線した先の神経はガチガチに固まってしまっており、リバーサル手術で根元の神経を繋げ直しても、運動したり暑さに適応したりでの自然回復だけでは(できるところももちろんあるにせよ)完全に不十分だということです。ただし、神経が死んでしまったわけではなく、20年経った後でさえも刺激を与えることで回復の可能性は十分に残っているようです。また、左腕は既につながりきって回復プロセスはもう終わったと思っていましたが、ひょっとしたらまだ左腕にも枯れた個所は残っているんじゃないかともいまはちょっとばかり疑っていて、いずれは左腕に対しても鍼の刺激を入れてもらおうと考えています。もちろん、まずは右腕の固い部分の分かっている所から、ですけどね。

あと、リバーサルを受けたあと、どこに対して鍼を入れるのが最も効果的なのかは人それぞれあるように思います。私は今までに首の裏の辺りとか、肩のところとか、いろんな所で神経のつながる感触を感じてきて、残ったのが脇の下となっています。ですから、リバーサル手術を受けたあとの場合だと、ひょっとしたらすぐに脇の下への鍼治療をするのではなく、最初は首の裏の辺りとか肩の方とか、そういったところに対する治療が良いのかもしれないなってちょっと思っています。あと、ETS手術後に時間が経つにつれ、おそらくこの固くなる部分は増えていくのだと思います。それでも神経が完全に死んでしまった(つまりは回復不可能になってしまう)わけではないようにも思えるので、こういった刺激を入れることによって、回復の可能性はあるように思います。

私もまだまだこの治療を続け、状況は随時書いていきます。しかしほんとに痛い・・・

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