神経の流れを感じる時、左手は5本の指全部が、右手は親指と人差し指に(それと中指もほんの少し)痺れが伝わることが多いです。
右手の親指と示指のしびれがある場合、まず神経学的に関わるのはC6神経根領域および正中神経支配です。筋肉的な影響という観点では、神経を圧迫・牽引する筋がトリガーとなっているケースが多くあります。
主に関与しうる筋肉とそのメカニズム
1. 前斜角筋・中斜角筋
・**胸郭出口症候群(TOS)**で重要。・腕神経叢や鎖骨下動脈がこれらの筋の間を通過。・硬化すると神経の絞扼を起こし、親指・示指〜前腕外側にしびれを出す。
2. 小胸筋
・肩前面で腕神経叢を圧迫し、TOSの小胸筋型として知られる。・胸を丸めた姿勢で悪化しやすい。
3. 円回内筋
・前腕中央で正中神経を圧迫(円回内筋症候群)。・親指・示指・中指にしびれ、手首屈曲や手作業で悪化。
4. 回外筋・橈側手根屈筋
・正中神経または橈骨神経に近接。しびれに関与することがあるが頻度は低め。
神経根レベルでの関与
C6神経根障害(頸椎症、椎間板ヘルニアなど)でも、親指・示指にしびれが典型。
この場合、**頸椎周囲筋(斜角筋、胸鎖乳突筋、肩甲挙筋)**が二次的に過緊張し、症状を増悪させることもある。
親指・示指にしびれを出す神経走行(主に正中神経・橈骨神経の一部)
1. 正中神経経路(最も典型)
・頸椎(C6〜C7神経根)・斜角筋隙 → 鎖骨下 → 腕神経叢・上腕前内側(上腕二頭筋の内側)・前腕中央(円回内筋の間を通過)・手根管(屈筋支帯の下を通過)・親指〜示指〜中指に分布
この場合に関与する筋肉走行:
・前斜角筋・中斜角筋・小胸筋(胸郭出口部)・円回内筋・浅指屈筋(指屈曲に関わる)・長母指屈筋・長母指外転筋・短母指屈筋(母指の動きに関与)
2. 橈骨神経浅枝が関与する場合
しびれは手背〜親指・示指背側にかけて。経由する筋:腕橈骨筋、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋。
首のうらのガリガリがC6にもかかっていてそれが引き起こしているとも、あるいは斜角筋が固くなってることが引き起こしているとも、どちらも考えられるような感じでした。
お灸は神蔵のツボとその真裏の背中(膏肓のあたり)を重点的に行って、首横の塊が少し柔らかくなった感じがしました。
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この感じで言えば、今の神経の流れは筋膜的な流れで、胸の詰まりが上半身へ向かう流れを遮って筋肉の固さも引き起こしています。
いろいろと調べたりしているのだけれども、やはりよく分からないです。。
あと、午後はずっとお腹がムカムカして横になってました。
夜になって少し楽になったのだけど、晩ご飯を食べたらまたムカムカして、早々に寝ました。
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