Wikipedia の Sympathetic nervous system (交感神経系)というページをページを訳しました。(訳した文章はこちらにあります。)
日本語版 Wikipedia にも 交感神経系 の項目はあるのですが、一部重複する部分を除けば英語の方がたくさんのことが書いてありました。でもそのいくつか、特に交感神経幹の節前節後のニューロンの機能について、神経伝達物質についてといったことは 自律神経系 のページに書かれていました。
※なお、2013.11.27 時点の記事をもとにしています。
この Wikipedia で説明されていた神経の機能については過去に何度も調べたことなので大体理解しています。交感神経幹と脊髄の間の節前ニューロンや交感神経幹より身体全体に渡る節後ニューロンのこと。神経伝達はニューロン間をシナプスしながら伝わるということ。節前ニューロンから節後ニューロンの伝達物質はアセチルコリンが作用し、節後ニューロンから末端へはノルアドレナリンが担うこと。ただし汗に対する伝達物質のみ例外でアセチルコリンが作用すること。などなどです。
私の神経の流れる感覚とここで書かれているような神経伝達の機能とが同一のものなのかということについてですが、それは私にもよく分かっていないことだったりします。
ただ、機能(Function)の項目に下記の記載がありました。
交感神経系が体が活動するための初回刺激(プライミング)をになっていて、交感神経系は生存を維持するために最初に働きかける有機体なのだということを提案する革新的な理論家もいます。このプライミングの一つの例としては目覚めの直前の瞬間にあって、交感神経の流出が行動の準備のために自発的に増加します。
実はここの訳は自信のない所です。でも「目覚めの直前に交感神経が流れるのを感じる」というという点については私は分かります。それだけでなく、今の私は電車に乗った時に乗った瞬間から肩・腕が神経の流れる感触がして、スピードを出すにつれてその流れが早くなるのを感じます。もちろん運動した後、雨が降った時、そんな時も同様に神経が活発になるのを感じます。こういうことを何百回、何千回と繰り返して徐々に回復をしています。
この感触が神経伝達であるとすれば、その神経伝達を受けることによって、受けた先の神経が再生しているのかと、つまりちょうど筋肉を使うことによってその筋肉が強くなっていくのと同じようなものなのかもしれないなと、思いました。
ただ、この考えについては、リバーサルを受けた後で同じ感触をしている人が私以外に今のところいない、ということも考慮しないといけないと思っています。
項目は変わりますが、以前 Wikipedia の Dysautonomia(自律神経失調症)も訳しました。(訳した文章はこちらにあります。)
ここを訳した時、私の神経の流れる感触というのは実は自律神経失調症の症状なのかもと思いました。
頭痛、倦怠感、吐き気、視覚障害、呼吸困難、胸の痛み、時に意識の喪失 といったあたりはいわゆる発作として何度も何度も起きました。手の しびれ は慢性的です。
自律神経失調症はよくあるのはストレスを原因とするものですが、神経損傷による純粋自律神経障害というのも書かれてました。私はストレス的な要素は全くないですが、ここに書かれた自律神経失調症の多数の症状を持っていました。だからリバーサルを受けたことによってそのつなげた部位が回復する影響でこのタイプの自律神経失調症の症状が出ているのかもしれないと思ったりもしています。
今の神経の流れる感触というのは神経伝達によるものなのか、それとも別の何かが流れているのか、実は私だけこの自律神経失調症の症状が現れたのか、ということについてはまだちょっとはっきりと自信が持てないことだったりします。ただ、いずれにせよ、今はまだ回復途中だからであって、回復が終わればこの類の感触は無くなるはず、というのは変わっていない考えです。
では。
まるとん
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私がフィンランドでリバーサル手術を受けてからの状況をまとめたものです。
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This blog is a summary of the situation since I took ETS reversal surgery in Finland.
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2013年11月27日水曜日
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