2023年5月16日火曜日

鍼治療日記(醒脳開竅法67回目)

今日は鍼治療に行ってきました。

最近はいろんな変化を感じていて、左右差がだんだんなくなってきているから、右腕よりも首、肩、後頭部をやって欲しいと伝え、久しぶりにうつ伏せで行いました。

特に首は頸動脈とかもあるところなんだけどできるでしょうか?って聞いたら、鍼は血管を避けてくれるので大丈夫ですよ。それこそ8番鍼で勢いよく刺し込んだら分からないですけど。とのことでした。(いつも私は8番鍼で勢いよく刺し込まれててそれが普通になっちゃってますけど・・・)

ということで、今日は頭部頸部を中心に4組の電気鍼を行い、追加で打ち込みますねと言われて肩を後ろ側から刺してぐりぐりとしてもらいました。
肩の高い所に刺した時に指先まで伝線したのだけど、それ以外は大したこと無かったです。
だけど肩甲骨のあたりがジャリジャリしたと言うことでした。最近頭でジャリジャリした感触をたくさん経験したばかりですから、その感触分かりますと答えました。

鍼治療が終わってたい焼きを食べてたらお腹から汗が出てきて、治療直後に予兆の汗が出たのははじめてかもなんて思いながら帰りました。その時肩はどくんどくん言ってましたね、頭も弱いけど同じように感じてました。。


家に帰ってからすぐ横になってて、まず首の後ろが気になってたので首を傾けてぐぐっと力を入れてたら、頭部がぼきぼき言いました。

何度も何度も繰り返し動かしてたら、縦のラインもぼきぼき言ってつながりました。
首の裏はかなりしつこくて、横に流れるところも一緒にはじけていたと思います。
縦のラインは2本あって、左側の方が激しかったです。左側の交感神経幹は奥深くまで枯れていたみたいです。

奥深くまでつながったとき、交感神経幹の頭への流れと左肩から右肩への激しい流れが起きました。
今日の頭の鍼、背中の鍼が早速功を奏しました。


そこからまた汗が出て、、


お腹側からと背中側から、両方同時に激しく引っ張り合いながら左肩→右肩→右腕へ流れました。

さらに脇の下も激しく流れたり、

交感神経幹の延長の頭部への2サイクル目もあったり、

胸の前側でこのような流れがあって、

頭の方から右脇の下に向かう流れが4つぐらい?順に流れました(根元に向かってつながっていくからこの向きだったと思います。交感神経幹も潜るように下に向かっていきましたから)。
顏の左側から右側へ向かって首横に流れて首に下りて行ったり、面白いのは首の左側から胸を横断して右脇の下に伝わっているラインもあったことです。


その後、胸の前側で下から順につながって流れていったり(左右対称で同時に)、

首の左側から頭に流れたり、もうすっちゃかめっちゃかにとめどなくあちこち流れました。


さらに、、、、

脇の下を起点とする細かな流れがあったあと、背中側の肩甲骨を通る割合太めの神経が新しく開通したみたいです。
鍼灸師さんがジャリジャリ感じたのはおそらくここを刺したんだと思います。まだ眠ってるのがあったんですね。。

経験上細くてつながり易い所から1つづつつながっていきますから、取り巻きの神経がみんなつながって、やっとこの太い神経の流れる準備ができたんだと思います。

早くここもつながりきって欲しいです。

8 件のコメント:

  1. 貴重な体験を公開してくださってありがとうございます。毎回は見ていないのですが、ちょっと気になっていることを質問です。
    腰や、足には鍼をしないのですか?
    頭と足はつながりが深く、また、足の少陰腎経は神経や脳の働き、骨や耳に関係があります。足の厥陰肝経は筋肉や、血、目に関係しています。また、腰は、首や頭の不調に欠かせません。そういう観点では治療していないのでしょうか。もしよろしければお聞かせください。

    返信削除
    返信
    1. 興味を持っていただいて、読んでくださってありがとうございます。
      私は過去に胸の交感神経をETS手術によって損傷し、その再建をする神経移植手術を受けました。神経移植をしても肩、腕、頭部の交感神経活動が途絶えたままだったので、そのリハビリとして鍼を取り入れています。交感神経の働いていない所に直接鍼を刺して激しく刺激を与えることによって回復を目指しているので、今行っているのは肩、腕、頭部だけになります。

      東洋医学の考え方には非常に興味があるので、リハビリが一通り終わったら勉強してみたいなと思ってます。

      削除
    2. お返事ありがとうございます。
      今の治療の効果をみるためには、それだけの方がわかりやすくはありますが、もし、興味がありましたら、足の脛の内側を、下から上に毎日、思いついた時に撫でたり、腰の仙骨あたりを自分で気持ちの良い程度かるく揉んだり、足の踝の周囲を軽く揉んでみたりも、治療の効果を高めるかもしれません。(私は鍼灸師です)

      削除
    3. ありがとうございます。
      揉んだり撫でたりですね、少し取り入れてやってみたいと思います。
      神経の回復はお腹や足からの神経の流れも感じるんですね、だからきっと良さそうに思います。

      鍼灸師さんだったんですね。
      20年かかっても十分には回復できなかったのが、鍼治療のおかげで今こうやって回復を進めることができ、鍼は本当ににすばらしい技術と痛感しています。
      もう少し良くなることが必要ですが、来年専門学校に通って本格的に勉強したり技術を学んだりしたいなと考えています。

      削除
  2. ありがとうございます。書き忘れました。もし冷えていたら温めると良いです。また、撫でてみて、ぼこっと凹んでいるところがあればお灸をしてみてもよいと思います。手足の肘・膝から先には、五行穴や郄穴、絡穴があり、全身に効果を及ぼします。ただ、そういう古典的な考えで治療をしているところは割合少なく、学校でも、教えているところは少なそうです。私の出た学校は古典派の牙城のように言われていましたが、だいぶ変わったと聞いています。治療後、患者さんと、なんで!!不思議!!と効果に驚くことも多いのですが。

    返信削除
    返信
    1. いろいろとありがとうございます。
      お灸はやったことないですが、機会があったらやってみたいと思います。
      古典派の牙城ってお聞きすると、目新しいものを取り入れたりしないけどしっかりした土台が元になっているっていうそんな言葉のイメージがあります。
      東京と神奈川で全部チェックを付けて専門学校の資料請求をしたのですが、17校もあってなかなかに悩ましいです。

      削除
  3. 古典派の学校は東洋鍼灸専門学校です。現代の知識も必要ですが、古典は必須だと思います。考え方を学ぶ必要があります。
    国試の合格率がよそより低いかも知れませんが、足きりを全然しないからと聞いています。もうだいぶ前ですけど。私の頃は一番入りにくい学校でしたが、今は学校が増えたのでそうでもなさそうです。昔は実際に治療が上手な先生が多く、国試対策は勝手にやれという感じでした。在学中から、家族の病気を治療していましたが、あの学校だったからできたと思います。

    返信削除
    返信
    1. 新宿にある学校ですね。学校案内の資料は取り寄せていて見ており、ここも実技を重視しているようだったので興味があり体験入学を予定しています。

      そうなんです、首都圏の学校が非常に多いんです。スポーツ、美容、健康管理、リハビリなど鍼灸の適用ケースはいくつかあって、こういうことをしたい人はこの学校が強いっていう住み分けがはっきりしてればもうちょっと選択もしやすいのですが、業界的にも知識的にも白紙に近い状態で選択するのはほんとに悩ましいです。

      実技を特に重視しているとアピールしている気になる学校はまだ他にもいくつかあるので、それらにも行く予定でスケジュールを組んでいます(もう来年入学希望者のオープンキャンパスはどこも始まってるんですよね)。

      削除